life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

1984年から30年経ったというので

2014-05-05 23:58:39 | 【日常】些事雑感
 久しく会えずにいた友人から、「地元に来るのでよかったら一緒にどう?」と、「TM NETWORK 30th FROM 1984」に誘われた。って、友人の地元は名古屋なのであるが(笑)。でも、なかなか会う機会も作れてなかったのでいいタイミングだと思い、誘いに乗って行ってきた。ここ2年ほどLiveやってたのは知ってたんだけど、実際は「Major Turn-Around」以来行ってない(し、それ以降のアルバムも聴いてない……)ので、なんと10数年ぶりのTMですよ。その間に行ったLiveと言えばOASISの来日公演ぐらいだ。
 まあ、オリジナルのフルアルバムが出てるわけじゃなし、正直大きな期待は持っていなかった。でも事前にちょっとチェックだけしてみたset listを見ると「終了」前の曲がほとんどだったのである意味安心して(笑)臨んだ次第。

 会場行ったら、ホールだけどそれなりに人がいっぱいいてこれまたひと安心(笑)したわけだが、一応パンフくらい買っとくか~と思って見てみたら3,000円とか言われたので腰が引けた。私の中での予算が2,000円だったから(笑)。結果、却下した。

 そんでLiveが始まってみますと、いやいや、初っ端の映像からけっこうかっこいいじゃないですか。これは期待できるかも。と思いながら2分余り(と、前日に会った別のTMおたくというかTKおたくな友人から聞いていた)の映像を眺めていたものだった。
 OP曲は先月出たばかりの新曲「LOUD」だったんだけど、知ってたのに事前に動画ちゃんと見ておかなかった(笑)。でもキャッチーな曲だったのでノリやすかった。PV映像はスター・トレックかVirtual InsanityかScream(Jackson兄妹の)か、ってとこだったけど(笑)←好きなタイプの映像だけど

 アレンジは全曲、今年仕様だったのでどれもどの曲か見当をつけるまで若干時間がかかった(笑)のだが、おなじみのフレーズがイントロに散りばめてはあるので、どっかでちゃんと気づけるようになっていた。全体として今のてっちゃんがやりたいらしいEDMというやつで、まあそもそも原点はその辺にあるよねという、音質は今風になってるけど全体の雰囲気がTMの原点っぽい感じ。アレンジに違和感もなかったし、だから安心して楽しめましたよ。
 ショーコンセプトをしっかり固めている印象ではあったので、ウツと木根さん(一応哲哉さんも)の小芝居(←おい)もそんなにわざとらしくなく、ストーリーとして見てられた。まあ、OP映像が「Starring~」から始まるように、舞台というか映画のようなつくりになっていたから、かーなーり時間きっちり! って感じだったけども、完成度は高かったと思った。TMらしいステージだなと、個人的には思った次第。観に行く前に入れ込んでなかった分(笑)満足度は高かったです。楽しかった。誘ってくれた友人に感謝です!

 なもんで、これならお布施してもいいと思い(笑)結局パンフは買って帰りました。はい。

 もはや決して細くも華奢でもない哲哉さん見てると過ぎし年月を思わずにはいられないのだが(笑)、ウツの声がとても安定していたし、何より「こんなにLiveできれいな声出てたっけ??」と思わせるくらいに歌声に透明感と若々しさがあって、驚きました。ごめんなさい。そして木根さんは、ピアノを弾くシーンなかったのは若干残念ではあったが、木根さん自身の雰囲気が全く変わってなくてそれがとても安心できました。猫背も(笑)。
 ということで、今日良かったよ~と、別席で参加していた昨日のおたく友だちにメールしてみたら、だったら「DRESS2」買ってよ! Liveのアレンジはこれが元だから! と畳みかけられ、まんまと買った。で、今聴いている。各曲のタイトルをもうちょっと考えてほしかったが(笑)。昔みたいにおもしろいMix名とかつけてほしかったのにー。(一緒につい「小室哲哉ぴあ TM編」とか買っちゃったのは内緒。)

 おたく友人の話によると、ステージに出てきてたドロイド(あれ、TAKE THATの「PROGRESS live」で出てきたあのどでかい人形思い出すんだけどね。なんだっけあの名前、忘れちゃったけど)と、映像の中にあった「1974 in LONDON」みたいなのがどうもリンクしているらしく、ドロイドは女の子で、1991年には17歳なわけで……という話なんだそうだが。んでもって、Liveの最後、予告として「2014 Winter」とか言ってたのと結びついて、「CAR●L2」とかになるって話らしいんだが(全然伏せ字になってない)。
 ただ、CAR●Lって話そのものが完結してるし、あれってあの音をわざわざこだわってロンドンで録ったんじゃん! あの音だからいいんじゃん! とか個人的には思ってるので……それをいい意味で裏切ってくれるといいなあと思うのですが。あと、リプロダクトでもリミックスでもやってくれていいねんけど、ツアー2回続けて過去曲メインっつーのも何なので(笑)、どうせやるならオリジナルフルアルバム出してくださいよという(私の)意見もある。

 まあ何はともあれ、今回のLive自体は来てよかった! というのが素直な感想。ぜひ、この質を保って還暦を迎えてほしいです(笑)。


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