life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

区切り

2004-11-30 23:59:59 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
 本日をもちまして大阪近鉄バファローズは営業終了。
 「消滅」とは、まだ書けないな(笑)
 基本的にはものすごく保守的な人間なもんで、そういうのもあるんだろうけど。
 でも、自分の中にはずーっとあり続けていくはずで、それだけは間違いないから。

 3年1ヶ月細々と公開していたサイトを今日いっぱいで閉めることにしていたので、先週くらいから準備はしていたんだが、出張中の人の仕事を電話でやり取りしながら手伝っていたら日付が変わりそうになった。
 とてもじゃないけど帰れるわけがない状態だったので、記憶を辿りつつ急遽それらしいものを作成して、なんとか間に合わせ。間に合わせっていう言い方も嫌なんだが(笑)仕事はそこからさらに3時間ぐらいかかってしまい、明日は臨時会議につき8時出社を言い渡されているし、今帰ってもなあ……と半分ぐらい帰らないつもりでいた。
 が、なんとか3時過ぎにカタがついて、さて残りの仕事をどうするかな、明日でも良いんだけど、と考えながら時計を睨む。冷静に計算したら、風呂(というかシャワー)に入っても2時間なら寝られるかなと結論したので、さっぱりしない体のままも嫌だし、帰ってみた。

 そんなわけで、そういう日なのに感傷に浸る状況にもなれなかった。
 もったいない。←何が?

 でもそうやって時間はなんとなく流れて、「今」は一瞬の後に「過去」になる。

野球もそうだし、私事もそう

2004-11-29 23:59:59 | 【日常】些事雑感
 夕方、というか夜19時から全社で会議というか説明会みたいなのがあって、しかし開始予定時刻から30分ほど、会議室で待たされた。会計士さん、社長、副社長という面々からお話を賜る。
 結局正味2時間半ほどかかり、終わったら22時。少し仕事しようかと思ったけど、時間の長さに疲れてしまって無理だった。社長と副社長の態度の落差にもなんだかなあって感じだったし。
 夕方から雪が降り出していたのは知ってたけど、外に出たらすっかり雪化粧完成&まだ降ってますけど傘ないのにぃ~。という状態で、頭に雪を積もらせながら駅まで歩いてった。でも、雪はさらさらで綺麗だったけど。パウダーじゃなくて結晶の方。ってことは、結構寒かったのかなあ。いや、寒いのは寒かったんだけど。

 牛はあんななるわ、会社はゴタゴタしてるわで、なんだか今年はそういう年だったんだな、私にとって。

隈がオリのカレンダーの1月をピンで飾るんだと

2004-11-28 23:23:30 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
 「こんな状況で、なんで載せるんですかね」(隈の談らしい)

 強引にすれば強引にするだけますます隈を頑なにしてしまうだけ。
 ま、それを「うちはこんなに君を必要としているんだ」という「誠意」であると、オリックスは言いたいのかも知れんけどね。

チームうさぎさん、遂に結成

2004-11-28 23:21:38 | 【野球】オフにキャンプにOP戦
 上原氏、由伸、直行、ばっさん、稼頭央ちゃん、憲伸などなど今をときめく脂ののった面子を擁する昭和50年会がついに正式に発足するらしい。正確には50年度生まれらしいが、50年は卯年なので勝手に「チームうさぎさん」と呼ばせてもらう。もちろん、オレンジのうさぎさんとは全く別物として捉えておりますので悪しからず。で、個人的な要望としては、近いうちに40年会vs48年会に殴り込みをかけて三つ巴の収拾つかない爆笑バトルをしていただきたいと(笑)。

 アテネでその同年の直行とかな~~り意気投合したらしい上原氏、どうやらCXの珍プレー好プレーの司会まで仰せつかったらしく、オイオイ大丈夫かよ。ってーかCXの好珍プレー面白くな(略)と思いつつ、まあこうやって出続けることで「来年、下手な成績残したら何を言われるかわからん!」と常に自分を緊張させているのだな、と思うことにしようかと(笑)。まあ、遂に更改の席でMLB志望の話もはっきり出したことでもあるし、外野がそんなごちゃごちゃ言わんでもわかってる人ではあると思っているけれども。

 しかし、白のタートルに革ジャンというコーディネート自体は別に無問題だと思うが、似合う似合わないはそれとはまた別の話ですよー! 上原さん! と、昨日のすぽるとを見て思ったとか思わなかったとかいうのは内緒。
 内容的には30点だったな……ジョンの話の振り方がイマイチ。上原氏にしっかりした話をさせてくれる場がなかったし、身になる話があんまなかった。ひとつひとつのコメントはそれなりにアホで笑える部分もあったけどね(笑)



やっぱり(笑)

 ジャンクSPORTS拝見しました。案の定一久の1人舞台で(笑)相変わらずでしっかり笑わせていただきました。本当に不思議なキャラだなあ……。山本先生@アーチェリーもさすが毎日毎時間多感な3、40人の生徒を相手に教鞭とっているだけあって軽妙なトークでした。
 肝心の大塚は……うーん、予想通り(笑)。ま、でも顔見れたし、ボンズ敬遠の裏話(ってほどでもないか)も何か大塚らしくてほっとした。ちょっと髪が伸びてたなあ。

 どうでも良いけど個人的には「晶則」より「晶文」の表記の方が好きだな。思い入れはもちろんそれもあるけど(笑)微妙に当て字な「晶文」の方が、字面的にも好き。

ゴールデンジュビリー

2004-11-28 23:17:51 | 【競馬】窓越しのレース
 JRA50周年記念事業の一環として本日、JC&JCダートの2つのGIレースが同日施行されるというのだが、そもそも私などには「ゴールデンジュビリー」とは何ぞや? というのがまずわからなかったわけで(笑)ジュベナイルっていうのが確か2歳馬のことだったよなあ、ジュビリーってなんかそれと関係あるのん? とか、暇つぶしに他愛もないことを気にしたりしていた。

 そこで、JRAの出してる当日の出馬表(場内で配っているやつ)を見た。今回は京都最終レースが「ゴールデンジュビリーステークス」だったので、そこに言葉の解説があった(出馬表には大概、○○特別とか○○ステークスとか名前のついてるレースの由来などが書いてある)。
 それによると「ゴールデンジュビリー」とはまさに「50周年記念祭事」ということで(書いてあった言葉は正確には覚えてないけどそんな意味。持って帰れば良かった)、「ちなみに25周年はシルバージュビリー、60周年はダイヤモンドジュビリー」とも書かれてあった。えっ、それって金婚式とか銀婚式と一緒やん。そしたら結婚60年ってダイヤモンド婚って言うの? と、気づいたら競馬からかけ離れた話になっていた(笑)。

 そんなこんなでまずJCダートから。オッズ的にはアンカツのアドマイヤドンが単勝2倍未満の絶大な人気だった。昨日初めて出馬表見た時には「イーグルカフェまだ頑張ってるんや~」と、全然違うとこ見てたけど(笑)あとはローエングリンとか聞いたことあるなあ程度が素人の印象。
 しかし終わってみたら相変わらず1番人気じゃない時に颯爽とさらっていきますなあ豊みたいなレースで(笑)←やっぱり素人の印象。楽々な感じで勝ってたよ……。まあ結果的にはものすごーく堅いところに落ち着いたってことみたいだったけど、配当金を見ると。←JCダートはアドマイヤドンのオッズ以外あんまり見てなかったらしい

 その後のJC、何せこちらは札幌ですので(笑)ゼンノロブロイの1番人気はともかく、バルクはどうなの? て話になるわけで。
 相変わらず2番人気はキープしてるものの、五十嵐冬樹→ルメールへ乗り換わりがあって、個人的には少し残念には思っていた。だってねえ、どうせ地方馬がGI獲りにいくなら騎手も地方のままいってくれた方がやっぱり、面白いじゃないですか。まあ出走させる方にしてみたら面白い面白くないの問題じゃないのかも知れんけど。
 ただ、五十嵐はこの日も東京競馬で幾つか乗っているので、バルクのレースを五十嵐は今日は外から見るんだなあ、と思うと何かちょっとね。でも、だったら五十嵐にはルメールの手綱捌きから自分が次にバルクに乗る時に使える何かを感じてみるのも良いかもしれないな、とも思ったけど。

 バルクといえばルメール曰く「燃えやすい気性」で、GIになるとついつい先に行きすぎてしまって終盤もたなくなるパターン。でもGIIでちゃんと勝ててるんだし、皐月賞だって2着だったし、手が届かないってことはないはずだろうに、序盤をうまく抑えられないのかなあと素人も思ってはいた。そうやってレースを見てると、今回は序盤はそんなに行きすぎてはいなかったんじゃないのかなあ。つっても、ちょっとテレビが遠くてあんまりちゃんと見えなかったんだけど(笑)それにしてもペリエはよくGI獲りますねえ。
 最後の直線で一気に出てったゼンノロブロイを追い上げるまでには至らなかったが、2着を確保できるギリギリいっぱいまでは確保してた。ダービー8着、菊花賞4着、で今回JC2着。バルクもだんだん中央のGIに慣れてきてるんじゃないのかな? とこれまた素人の印象。

 さて、あとは今年最後の開催の有馬記念を残すのみ。どんな馬が選ばれて、どの馬が勝つのかな。
 って実はその前にジュベナイルフィリーズとフューチュリティSがあるんだけど、素人には2歳馬は3歳以上に輪をかけて全然わからないのでダメです(笑)。

覚悟というのは

2004-11-27 22:41:37 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
 立場が弱い者がするから「覚悟」と言えるのではないかな。

「岩隈を保留者選手名簿に記載…オリックス・小泉球団社長」(サンスポ)

 やっぱりオリの姿勢は何も変わっていないようです。仰木さんも援護射撃。ま、首尾一貫してるっちゃあ、そうだろうな。
 なっしーがどんな思いで事の推移を見守っているか……それを思うととても胸が痛む。
 でも隈は引退も覚悟しているとまで口に出しましたので、オリとは覚悟のほどが全く違うかと思われますね。

 「説得できるまで」をリミットに設定したらしい小泉社長。しかし現実的には、隈が一度公言したからにはちょっとやそっとの「説得」では何も変わらないと思われる。仰木さんが何度出てきたって一緒。とどのつまり、飼い殺しにするぞと脅すことで相手の譲歩を引き出そうという話としか思えませんね、まさに。
 そのくせ、よそ様の球団で「残留したい」と言ってる選手を「欲しい!」と公言する。しかも、まあ紆余曲折はいろいろあるもののどちらかといえば球団側の姿勢も残留に傾きかけている選手。やりたい放題だよな。そして讀賣は何故それに対して何も言わないのか? 「外野は黙ってろ」の一言ぐらいあってもいいと思うけど(笑)

 しかし、古田も話すだけ無駄だったなあ今回。つっても実際、オリがアクション起こしたこの後の行動が大事になってくると思う。隈も、選手会も。古田会長他この件に手を貸してくれるみなさん、どうかどうかよろしくお願いします。もうこれ以上、あの「妥結」の時のような虚脱感を味わうのはごめんです。

 これだけ泥沼になって、たとえ万が一オリが強硬突破して隈と契約できたとして、その時隈を応援するファンはいても、オリへの嫌悪感はさらに上がりこそすれ、「岩隈がいる」ことだけで下がるなんてことは絶対にありませんから、よーく覚えておいてくださいね。小泉さん。
 隈の口から「納得した」という言葉を聞けるまで、隈の気持ちを応援するからね。



ファイターズが大村に接触!

 もうオファーはないんかと思ってたけど、なんとここが来ましたよ! でもセンターには新庄がいてますけど……じゃ坪井の守備が心許ないからライトに回る? そのへんはファイターズというかヒルマンがどう考えてるか訊いてみたいものだ。ヒルマンから直接コンタクトがあったというし。
 もしファイターズに行くなら、大村を応援しに3塁側に座ってみるのもいいかもしれない。

 それはそうと、本日の「すぽると!」で上原氏がまたまた夜中に生テレビ(違)。そういや先日のJスポのビデオまだ見てないや。←遅い
 とりあえずこれを見てから寝よう。あ、明日はジャンクSPORTSも忘れないようにしなくちゃ。

契約更改名物

2004-11-26 23:59:59 | 【野球】オフにキャンプにOP戦
 ……と我々の内輪で呼ばれている、多村(横浜)の保留&ゴネ更改
 昨年はゴネて見事に予想通りの玉砕を果たされ、今年は3割40本100打点を武器に「大台払わないと他の球団に恥ずかしい」などと嘯いてらっしゃる多村様。
 で、今回の多村様のブチ上げに関する我々のごくごく内輪でのツッコミは以下の通り。

(1)40本は「ラビットボールのお陰」と言われたらどーすんですか多村さん。
 とりあえず来年から浜スタ、飛ぶボールやめるって言ってますけど。いかにあなたが右に大きいの打てる人であっても、今年と同じ本数を打つには相当な努力が必要かと。 
(2)来年はウッズもいないのでマークがきつくなると思うんですが多村さん。
 それでなくても特定のチームを苦手にしているらしいので、そこが克服できないと絶対厳しいっすよ。
(3)せめてもう1年働いてから言ってくれないと昨年の和巳の更改並みの話になりますよ多村さん。
 1人前と言われるには3年続けての働きが必要、とかのイチロー氏もおっしゃっておられます。そんであなたの場合しょーもない怪我が多くてフル出場ができてません。そこって結構大事だと思いますよ。

 選手としての多村は、ステキな守備を見せてくれたり、確かに右に大きいのを打てる右打者ってのは非常に魅力があると思うんで、選手としてはとても面白いんだけども、まあ我々内輪での結論は、今回は出来高込みで大台で手を打っておけ多村。て感じです。

 球団としても、がばっと上げることはできてもがばっと下げることはよほどのことがない限りできないという苦しさがある。それでなくても世論は、選手会が提案したはずの年俸削減案が一向に現実化されてこないのを不満に思ってる部分もあるんだから。もちろん多村だけの問題じゃないけど。

 内輪では今日は、引退後の保障(年金とか)を厚くするようにして年俸はサラリーキャップ導入とかで抑えていく方向にならんとやっぱりつらいんじゃないの? て話にはなった。上の選手がMLBに出ていくことに関して言えば年俸は最大要因ではないんだから、MLBとマネーゲームする必要はないしね。ってーか、できないし(笑)。だったら日本の野球は日本の経済に鑑みた、それこそ「身の丈」経営をするべきだし、選手もそれをわかるべきだと思う。それが「歩み寄り」ってもんでしょう。

 選手は稼ぎたければMLBで稼げるくらいになりなさい、と、乱暴な言い方だけどそう言っちゃってもいいんじゃないの? とも思う。MLBで活躍できるほどのレベルの選手、MLBに引けを取らない選手を育てることが日本の野球にもできるということはもはやはっきりしてるんだから、何もそれを性急に「日本球界の、MLBのマイナーリーグ化」とだけ言うことはないと思う。その日本でプロになろうと思える土壌を作っていくことの方がなんぼか建設的じゃないか。

いちファンとして思ってみた。

2004-11-25 23:59:59 | 【野球】オフにキャンプにOP戦
「楽天入り渡辺 登録名は「ナベツネ」!? 」(スポニチ)

 個人的な心情としては不可。ウグイス嬢のコールを想像してもものすごい嫌な感じ。それなら「G.G.佐藤」の方がまだいい(笑)

 それにしても、プロでプレイする前からファンを敵に回さなくてもよさそうなもんだが、というのが正直な気持ち。応援するにもしにくいんじゃないか? 「頑張れナベツネ!」とか、言いたがるファンがいるかねえ?
 特に、命名権却下のあたりから始まるバファローズ消滅(名前は残ったが、敢えてこう言おう)の裏に常に見えていた本家ナベツネの影が思い出されて、大阪近鉄バファローズファンとしては正直いい気持ちはしないというか、神経逆撫でされる。この経緯を知らないのかもしれないけど、この痛みがわかってもらえないのは、新球団であるがゆえにしがらみからは解放されるべきとは思ってはいても、非常につらい。まあ、そんなに気にしてるのは私だけかもしれないが(笑)どうも根がペシミスティック。

 でも、三木谷がこの登録名もOKしそうなんが、余計ため息。
 ご当地の野球ファンはまだまだあなたを信用しきってはいなさそうですが。



楽天への不満。

 「IT企業がついにプロ野球に参入!」と、華々しく(?)謳われたのとは裏腹に、その公式サイトはどうなん。と今ごろ突っ込んでみる。
 技術的なノウハウこそあれ、未だに活用できてないというのが第一印象。友人曰く「仮で作ったチラシみたい」(笑)。参入決定からまだ1ヶ月に満たないのは事実ではあるんだけども、それにしてもニーズが全然把握されていない。

 まず「選手一覧」。名前、年齢、前所属、出身地のみ。正式なものはユニフォームが決まらないとできないだろうけど、ただでさえマイナー選手の多い球団なんだから、顔売らなきゃ意味ねーだろ! 背番号もないんだから。どっちみち「とりあえず」のものなんだったら、練習のついでにデジカメで撮って一言コメント書かせりゃすむ話。その他の基本データなんてぶっちゃけ、各社の選手名鑑を適当に2、3冊買ってきて拾うことだってできるのに。ネタさえ上がればものの数時間で作れちゃうでしょうに、なんでその程度のことがやれないんだろう。それなりに網羅してある河北新報の方が全然しっかりしてますよ。

 ほかにも、秋季キャンプ@藤井寺のレポートが上がったと思ったら「え? これだけ?」て話で(笑)スポ紙読めばわかるようなことしか書いてない。おまけに、、同じ内容を口調を変えて書くことに、何の意味があるのやら。ファンサイトのレポートの方がよほど濃ゆいし面白いし参考になる。公式なんだから、「現場」だから出せる裏話とか、せめてそういうのがないことには……。

 他にも、ドメインだって独自で取ればいいじゃんたいした費用がかかるわけじゃなし、とかツッコミどころは山のようにある(笑)けど言ってもしゃーない。しかし、このままじゃ既存球団にナメられてもしょーがないっていうか。下手したら、ぶっちぎりで12球団ワーストの出来だった近鉄以下の公式サイトになるかもと、この状態では余計な心配をせずにはいられません(笑)。

 まあもちろん、これが全貌であるわけはない、と思う、んだけど。でも、参入決定前日に誤ってオンラインされてしまった事件といい、少々懐疑的にもさせられる付け焼刃っぷり。時間的に付け焼刃なのは仕方ないのかもしれないけど、それを悟らせてしまったら終わりだと思う。マリーンズから派遣されてくる研修員さんたちに「俺らの方が全然やってるじゃん(失笑)」とか言われないかが心配ですな。



「Beautiful YOKOHAMA」廃刊。

 2日前ぐらいのネタだけど、これは結構ショックでした。浜スタに行くのは年2、3回程度だけどもらうのを楽しみにしていたし、行った友人がもらってきてくれるのも嬉しかった。作りもしっかりしてるし、インタビュー記事も結構楽しく見ていた。タウン情報もあるので、遠征して来てついでに寄ってみようかな~なんて思うこともなきにしもあらずだし。
 なので、読んでた側からすると「ゼロ」にするのはちょっともったいない。経費が年間2,500万だそうだが、それこそどうにでもやりくりできそうな気がしますが。縮小って方向だってありだと思うし。試合も大事だけど、ああいう風に選手やスタッフの「顔」が見える媒体って大事だと思う。選手をよく知らずに球場に来ても、あれを読んで興味が湧く人っていると思うんだけどな。

 個人的には、球場でああいったフリーペーパーが配られると、また来てこれをもらおう! という気にもなれるので、そういう来場インセンティブがなくなるのは本当にもったいないと思います。ラッキーカードも嬉しいけど、抽選となるとたいして当たらないしね(笑)

今日は全休。

2004-11-24 23:59:59 | 【日常】些事雑感
 半日寝ていた。寝ても寝ても眠い感じ。
 でも、さすがに布団からまったく出ないのは考えものなので、とりあえず起きてみた。

 千葉国際駅伝が行われている。あ、この道知ってる。マリスタの近くだー。なんて思いながらぼんやりと見ていたが、ふとチャンネルを替えるとNHKでラグビー早慶戦をやっている。NHKだと副音声で素人向けルール解説やってるからと思い、そっちにしてみた。
 数年前、ラグビー特集だった「Number」を何かの拍子で買った(多分大畑の記事が目当てだったような気がする)時に、慶応の復活を追うドキュメントが載っていたのが、内容は覚えていないが印象に残っており、そういうイメージがあったのでこの大差の試合には「へえ、今はこういう力関係なんだなあ」と思った。が、リーグ勝敗表を見たら慶応は別に下位でもない。つまり早稲田が飛びぬけているってことなのか? でも、明治も強いんだよねえ? などと、素人のおぼろげな記憶とそれよりもっとおぼろげなイメージで心中に呟いてみる。
 しかし、どう見てもトップリーグより人が入ってるよなあ、大学ラグビー。それともやっぱり「早慶戦」の威力なんだろうか?
 それほどに知識も薄く、ルール理解も5分以下だが、ラグビーはちょっと興味のある競技である。

 隈のインタビューを保存しておきたくて買った「Sports Yeah!」だが、今号は「Number」同様サッカーメイン(まあ、野球メインになること自体が少ないが)。時間もあるので久しぶりに両誌とも全体を通して読んでみた。こういうものを読んで選手の言ってることを理解することはある程度可能なんだが、試合と照らし合わせて見るのは大変。ボール持ってない時の動きの意味を理解するのが、素人にはやっぱり難しい。どういう動きがセオリーなのかもわかっていない。
 野球だとたとえば、打者に応じて片方の塁間に寄るとか、走者の位置によって前進守備にするとか、ある意味打者に対してはすべてがセットプレーになるので、それが1球(カウント)ごとに変わるものであるにしろ、プレイに入る前にある程度の状況が理解できるから、野手の位置取りぐらいであればそれなりにわかるようにはなっている。ただ、配球を見て守備位置が変わるとか、スタートのタイミングが変わるとか、どこに打つかを読むとかまでくると全然わからないけど。

 野球は「間」のスポーツとも言われることがある。その「間」のおかげで、見る側もある程度バリエーションを考える時間を与えられる。テレビ(あるいはラジオ)中継を見ていれば、その「間」を利用した解説も理解しやすくなる。だから戦術にしても試合を見ながら覚えたことがほとんどだけど、サッカーあるいはラグビーに関しては、その手法がまだ自分の中で見つかっていない。両方とも、試合自体に野球とは意味合いの全く違うスピードがある。うっかり目を離している隙に、局面ががらりと変わっていることも多々あり、それを追っかけるのに必死になっていたりする。
 なので、まずルールを理解するのが先ではあるんだろうけど、サッカーは一応、基本的なルールは理解してるつもりだし……団体競技をちゃんと理解するのって難しいと改めて思う。

魂を守る者

2004-11-22 23:59:59 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
 案の定、先週の週ベは買うのを忘れてしまったので(泣)気になっている今号のNumberは今のうちにとっとと買っておこうと、思い出したので本屋に入った。
 そしたらNumberより先にSports Yeah!が目に入り、そういえば隈のインタビューが載ってるとか聞いたような、と手に取ってぱらぱらめくってみると小島克典氏の手記が目に飛び込んで来た。それこそblogを読んでいるような(笑)自然体の文章を、思わず読みふけってしまった。ああ、こういう人が今の球界にひとりでも多く関わってくれたら……と夢見てしまう。

もしかして最も強く変化を求めていたのは、誰であろう球界の現職スタッフだったのかもしれない。

 その言葉が色濃く胸に染みるのを感じながら、すぐ後ろの隈の記事を読んだ。
 わがままを言っているのは隈自身、充分承知している。自分だけが言って良いことだとも思っていない。だけど隈は、自分が築き上げた自分の野球を潰さないために、最善の道を選びたいだけなのだ。

「ファンを楽しませるのが仕事」

 そのためにはまず、何よりも自分の気持ちに整理をつけない限りは前に進めない。ただそう言っているだけだ。

……強いチームなら優勝しやすいし、勝ち星もつきやすいでしょう。でも、うらやましいとか、行きたいと思うことは決してありませんでした。僕は近鉄で勝つのが嬉しい。この仲間で力を合わせて優勝し、日本一になりたいと思っていました。

 繊細にさえ見えるその姿からはおよそ想像しがたい、頑なであるとも言えるほどの強靭な精神力と、自分が守ると決めたものへの揺るぎない思い。
 隈は、自身のサイトで自分の生い立ちについて話していたことがある。他人には窺い知ることのできない痛みを負ってきたのであろう人生。まどか夫人との出会い。家庭を、家族を持つこと。
 飾り気のない言葉で語られたそれらひとつひとつが、納得できないことには決して流されない、今まさに彼が取っている行動そのものを裏付けているように、今となっては思える。

チーム名が変わっても、中身が変わらなければいい。仲間がバラバラになってしまうのが嫌だったんです。

 少なくとも、そこには共有できる思いがある。
 それ以上に大事なものなんて、なかったのだ。
 礒部の涙と、岩隈の意思は、同じもの。

 心を伝える言葉には、受け取る側も無条件でこみ上げる思いを感じる。
 隈のおかげで、立ち読みで済ませるつもりが、どうしても隈の言葉を忘れないでおきたくて買ってしまったよ。