著者の出世作と言えるのであろう「テルマエ・ロマエ」も映画をTVで見たことがあるくらいで、さほど詳しくは知らなかったけど、メディアから洩れ聞こえる氏の人生の来し方には「何だか凄そうだ」と漠然と興味を持っていた。で、いざ読んだら思った以上に凄かった。
エジプトに留学していたという話はどこかで見たような気がするのだが、そもそもポルトガルにも住んでらした時期があったのだな。ポルトガルの住宅環境もかなりハードだが(暖房がない冬なんて、暖房・防寒大国北海道在住経験がある氏には、想像以上に辛かったことと思われる……私も想像したくない)、イタリアのファミリー事情もハード。モーレツ! ってまさにこのことだなと(笑)。多少は個人差もあるであろうが、こういうところにもお国柄があるんだなぁ、と今さら認識したものであった。お姑さんからの振り回されっぷり、吐き出さないとやってられなかったんだろうな。人さまのことだからど――しても笑っちゃうんだけど、存在自体がハリケーンのようだよ、実際。
で、それをそのまんま本にするのも凄いが(笑)それこそ氏のバイタリティの産物であろう。勘弁してくれ! と思いつつも真っ向から突進して蹴散らそうとする(が、跳ね返される)みたいな関係か? 笑いっぱなしの中で、旦那さんや息子さんとのやりとりにちょっと癒されます。自分にはとても真似はできないけど、読むだけでストレス解消を感じられるような気もする。
あと、ポルトガルという国そのものについて無知だから全くイメージできてなかったんだけど。氏が「謙虚で温かくて人情深い人々」と評する土地を少し、(行くのは相当な勇気がいるのでまずは写真とかでもいいから)感じてみたくもなった。
エジプトに留学していたという話はどこかで見たような気がするのだが、そもそもポルトガルにも住んでらした時期があったのだな。ポルトガルの住宅環境もかなりハードだが(暖房がない冬なんて、暖房・防寒大国北海道在住経験がある氏には、想像以上に辛かったことと思われる……私も想像したくない)、イタリアのファミリー事情もハード。モーレツ! ってまさにこのことだなと(笑)。多少は個人差もあるであろうが、こういうところにもお国柄があるんだなぁ、と今さら認識したものであった。お姑さんからの振り回されっぷり、吐き出さないとやってられなかったんだろうな。人さまのことだからど――しても笑っちゃうんだけど、存在自体がハリケーンのようだよ、実際。
で、それをそのまんま本にするのも凄いが(笑)それこそ氏のバイタリティの産物であろう。勘弁してくれ! と思いつつも真っ向から突進して蹴散らそうとする(が、跳ね返される)みたいな関係か? 笑いっぱなしの中で、旦那さんや息子さんとのやりとりにちょっと癒されます。自分にはとても真似はできないけど、読むだけでストレス解消を感じられるような気もする。
あと、ポルトガルという国そのものについて無知だから全くイメージできてなかったんだけど。氏が「謙虚で温かくて人情深い人々」と評する土地を少し、(行くのは相当な勇気がいるのでまずは写真とかでもいいから)感じてみたくもなった。