life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

初勝利は5安打完封

2005-07-31 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2005
 夕飯を軽く食って帰ってきて所沢の中継を見る。
 有銘が投げている。
 走者をためても慌てず騒がず、とにかく体全部で思いっきり投げている。おかげで、カブレラに球を追っかけさせて空振り三振だったり、予想だにしてない球を渾身の力で投げ込んで見逃し三振とってみたり。

 あのノーコン有銘がねえー……へえー……。←感心しきり

 いやとにかく見直した(笑)ってーか、ここんとこの好投を小耳に挟むものの、例のハム戦見てなかったからようわからんかったのよね。前回は前回で踏ん張りきれずなところもあったし。でもその教訓が今日活きたってことなんだろうか。球数がどうかなと思ったけど、とにかく気持ちが迷ってないというか、マウンドではそんな雰囲気があった。8回9回は当然、1点取られたら御役御免の用意はされていたんだろうから、ある意味なるようになれだし。ヒーローインタビューは、やたら目線がきょろきょろしていておかしかったけど(笑)
 3度目の正直(?)だったけど、次回もこんな風に投げられたらいいね。

 あと、トレーシーが売られた喧嘩を買いに行った(=ベースを隠した細川に容赦なくぶちかました)のが面白かった。いや、面白いって言うと語弊があるけどあの体格同士、「目には目を」って感じの凄まじいプレイになりました。ホームインは許したものの、細川もよう堪えたね、しかし。頑丈だ。

第2回小ちゃん祭り。

2005-07-30 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2005
 そっか、真夏の屋外球場は週末でもナイターでやってくれるんだった!
 ……というわけで、終業後19時前に帰宅してとりあえず中継を見てみる。先制した直後に逆転されるホッジスに「またかよorz」の思いを強くするが、とりあえず中盤まではそのまま頑張っていた。

 しかしだ、鷹野が今の状態なら上々とも言えるかもしれない仕事=犠牲フライを果たしてくれて、なんとかギリギリで同点にこぎつけた8回を終えて、大写しになったスコアボードをよくよく見たら12安打で2点てその拙攻は何orz みたいな話ではあったんだけどね……昨日も打ててなかったみたいだしのう。
 まあ昨日は相手がぐっぴだったというのもあるけど、でも今日も帆足相手に5イニングで9安打しておきながら1点しか取れてないって、なんてもったいない。
 それにホッジスの問題は終盤なんだよねえ、とか思うところだったが7回11球、火がつかない安全なうちに交代。同点の8回から出せる2番手って? って福盛かよ! まだ8回だってばー!! と、やっぱり私の元々の考え方が出し惜しみ気味ではあるが、この人もオールスター明け初登板だから、この間隔の開き具合が心配で心配で(笑)
 実際、これまで数回の対戦でまだヒットを許していなかった義人に打たれたのでちょっと肝が冷えたり(笑)9回は先頭が、どーにも相性が合わないらしい赤田で、やっぱり打たれてるし(笑)でもホセにはやっぱりわりと自信があるのかな。とりあえず、後半戦最初の登板が無失点で終えられて一安心?

 で、こうなるとやっぱり、延長で1点もやれない状態で次に出せるのは豊さんしかいないわけで。期待に応えてこの土壇場、先頭出しても慌てず騒がず、耐えて11回へ。
 10回、おそらくいい加減万全の状態になって帰ってきたのであろう豊田と、赤田のファインプレイにやっぱり軽くひねられてしまったので、残りは大沼と小野寺と知ると、ぶっちゃけ代えてくれた方が望みはあると思ったのは事実。豊田を1イニングで下げてくれて、というか1イニング限定と最初から決めていたんだろうけど。
 正直、8回で山崎の代走に牧田を使った時点で、まだ早いんじゃないの? とやっぱり出し惜しんでいた私なのだが(笑)前回プロ初打席で死球をもらって初出塁を果たした牧田、今日はプロ入り初ヒット。おめでとー! 解説の斉藤明夫氏が「ボール返してやれ」と、解説じゃなくてそのへんの客のおっちゃんみたいな口調で言っていたのがおかしかった(笑)。つか明夫さん、久々に聞くとわりかし声がこもっているので最初東尾かと思った(笑)。←おいおい

 それにしても大島さんの1発は鳥肌もんだったねえ~。きれいな弾道だったなあ……。その後もさらにべっちが2点タイムリーを打ってくれたり、個人的にはこの2人がいっぺんに活躍してくれるとうはうはな気分だ。
 しかしべっち、せっかく打ったのにその裏すぐにエラーはもったいねえ。あと、佐竹がまたまた猛打賞なのが……何かとっても怖い。←何故
 いや、でも、11回をよく投手3人で回せたなあ。レオも、今日12回まで延長やってた広島と横浜も、みんな8人使ってるというのに。そう考えると確かに、守り勝ちってとこはあるのかもしれない。……ただ、拙攻は拙攻なんだけど。

 実はこれで7月の勝率がちょうど5割らしく(明夫さん力説)、泣いても笑っても明日の1戦で7月度勝ち越せるかやっぱり負け越すかが決まるらしい。予告先発は有銘と涌井。涌井も勝ちには恵まれてないけど、そういう投手を勝たせてしまうのが鷲だったりもするし、まあとりあえず、有銘が前回の登板から学習した投球をしてくれればいいなってぐらいで、勝ち負けは2の次に。(笑)←過剰な期待をしないよう、自分に言い聞かせてみている

さぼり気味

2005-07-28 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2005
 そんなことをいちいち書く必要もないが(笑)
 久々にタクシー帰宅の残業。つっても最寄り駅からだけど。バス終わるの早すぎ。

 なのであんまり経過もまともに見てないんだけど。べっちがなんか打ってくれてるなー、でも他に点が取れないなー。金村だしなー。嫌だなー。とか思っていたら、隈……orz どうしても乗り切れない今年の隈。こういう試合を踏ん張れるようになってくれたらもう一皮、っていうか去年まではそういう試合もちゃんとできていたしその頻度も多かったような気はします。んー。我慢のしどころ。

中継ぎかよ(笑)

2005-07-26 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2005
 大本営発表では今日の虎戦行って中4で竜戦も行くよー。と当然のように予告先発されており、本人は本人で「大歓迎」とか言っている。言ったからには言い訳できないんですよ中2日だろうが中3日だろうが。とか言ってるそばから今日も初回に被弾で失点してますが。上原さん……

 2点でこらえればともかくとして、でも4イニングで既に60球を超えていた。2失点でなんでこんな球数多いんだよ……とまたぞろ不安になったそばからひーやんにとどめの1発をもらって終了。気がついたら内海に代わってました。←速報しか見てなかったので
 まあとりあえず、90球→中2日→2イニング(球数は知らない)→中3日→今日という日程は、おいおい中継ぎの登板間隔かよと突っ込むのも今さらだが、こうまでしないとどーしょーもないチーム事情になっていることの方が根本的な問題ではなかろうか、とは思うのだが。ただやっぱり、繰り返しになるが、マウンドに立つからには言い訳できないからねえ……。でもそういう使い方で万が一潰れたりしたらそれこそたまったもんじゃないけど。
 でも、この調子で次、竜に勝てるかって話になるとやっぱりものすご――く不安にはなるので……
 そーなると2桁勝利どころか、10敗目ですか……。負け越しの年も初めてだな。←まだ終わってないって(笑)

 そんなことを思いつつ、帰ってきたらもう上原氏はとっくにいないので中断中の山形の試合とか見ちゃったよ。
 小池…・・・どうせならグラウンド側に叩き落してやればよかったのにー!!(笑)

 そういえば、上原氏自身も先日の神宮の代打がバントだったことには納得いってなかったらしい。ああいう降板があったわりにはその後すぐにこういう強行日程になるから、余計堀内のめちゃくちゃ感が。それがさらに私みたいなファン(not巨人ファン)の反感を呼ぶってーか(笑)。

今さらオールスターの記事を読んでみたよ

2005-07-25 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2005
 一応だけどなんとなく。だってべっちが実はスタメンライト1番で2安打だったよ! とか言うから~。
 このあたりの記事を見ると、MVP取って来いとか言われてたらしいが(笑)。的やんみたいな例もあることだし、皆無とは言い切れないが(笑)でも、活躍してくれたんなら嬉しいよ。去年は色々あったせいもあって結果は出なかったからな。

 あとやっぱり一応、上原氏の記事も見てみた。古田は「中2日のわりには……」とか言ってくれてたらしいんだけど、どうかなー。と半信半疑だったが(笑)そういえば松坂と一緒に先発したのはルーキーイヤーぶりなんだねって話だが、そういえばあの時も1発を、思い起こせばイチローにもらったんだったな……って、これでオールスターでの被弾は4本目で、歴代3位に躍り出てしまったそうな。しかも1位は6本なので、あと3年ぐらいやったら追いつきそうですね!(笑)←嬉しくない
 それでも、当初は甲子園で中継ぎ1イニングを希望したものの、じゃあ緒戦は先発工藤ねって俺流に脅された話になりかけたので、40過ぎたおっちゃんにそんな無体は……ってことで、中2日になったそうな。今回も出るのかなと思っていた選手会の総会にもやっぱり出たようで、治ってない例の打球痕はある意味自業自得な面はあるとしても(笑)そのへんの事情をみると、それなりの結果は残せたってことかなあ。せめて負けつかなくて良かった(笑)。
 てかこないだの神宮での90球降板は、オールスターを見越してだったのかなー。そう考えるとやっぱり若干、どっちつかずになった感もあるんだけど。

 つーかこの話の流れからするとやっぱり黒田の第1戦先発ってーのは、はなから選択肢になかったんだな。それもなんだかアレな話ではあるが……



柳の下に2匹目のどじょうはいないぜ

 案の定、不調のハムさんにリハビリ。
 一足先にひっそりと後半戦のスタートを切った仙台は、有銘と祐作のどっちに転ぶかわからない対決……とか思っていたら初回4失点てお前やっぱりかー!!(笑) と、一応有銘に笑かしてもらう。でも、四死球は不思議と出てなかったんだよねえ。まあストライクを取りにいって痛打されたのかもしれないのだが……
 でも初回、それでもすぐに反撃には出てたんだよね。吉岡の調子もまだ続いてそうだし、と思うには思ったが、後が続かない。初回は2点でも仕方ないにしても、その後に無死1、2塁→1死2、3塁のチャンスを1度ならず2度までも逃した時点で、これは典型的な負けパターンだなと……。それを考えると、有銘も時間がかかると思いきや意外にも2回以降すぐに立ち直って緊張を保ったまま投げていたみたいだったので、頑張ってはいたんだと思うんだけど、どうもこの初回の4点ってやつはこないだのホッジスの負け方に似ていると(笑)。

 8回に入るころにはもう100球越えてたし、もう1週間以上空いているとは言え前回いきなり140球とか投げてるし、微妙だなーという予感はあった。7回の攻撃はクリーンナップが最悪の形でチャンス潰してるし、逆に8回は向こうがクリーンナップだし。そろそろ有銘がバテてきてもおかしくない状況で、やっぱり嫌なヒットが続いて満塁になった。そしてとどめに小谷野に痛打。
 ってーか、木本を出したら(満塁になったら)代え時だよなーと思ってたんだけど、ベンチ動かず。田尾の考えていることがやっぱりわからんですよ……。無駄に「もう点はやれない!!」というリレーをする試合があるかと思えば、「こういう試合を捨てちゃうのかよ……」って続投になったり……なんだかなー。もったいない気はするんだよな、この試合……まあ取るべき時に点が取れてなかったっつーのもあるし、とりあえず一挙4失点は取られすぎってのもあるけど。

 でも久々に真弓さんの解説聞いたなー。ちょっと嬉しかった。←でも実は「そろそろ兄ぃの声が聞きたい」とか思っていた(笑)

昨日1日行かなかっただけなのに

2005-07-24 22:28:24 | 【日常】些事雑感
 なんかずいぶん長いこと仕事に行かなかった気になっていた。危うく、1時間遅出のところを通常出勤しそうになった(笑)←寝る前に気がついたんだけども

 暇だった以外は特記事項もなく、駄弁って1日が終わった気がする(笑)
 そんななんの変哲もない1日、再読中の「亡国のイージス」は半分が終わる。映画でどんな風になってるのか、興味はないわけじゃないけれども、見るならビデオでいいかなー。とかも思う(笑)原作が好きなだけにねえ。

薪能というのを観てきますた

2005-07-23 23:59:59 | 【日常】些事雑感
 家人と一緒に、札幌芸術の森で「札幌薪能」を観てきた。場所は芸術の森だけど事業主は札幌教育市文化会館なんだそうな。「札幌芸術劇場」というのを毎年やっているようです。

 勝手に椅子席だと思っていたら買ったのは芝生席らしく、座り詰めだと疲れるだろうなあと思いつつもとりあえず開場時刻に合わせて現地へ。開演は17:30だからまだ陽がある時刻だし、天気が良いのでそれなりに快適。能はまったくもって初めてだし、予備知識も全然なかったのでとりあえずパンフレットを熟読。よくわからないけど熟読。(笑)
 でも、舞台の構造とか人の位置とかに色々意味があるというのを知れたのは良かったかも。

 前半は、アマチュア?「札幌能楽会」の、いくつかの仕舞他。火入之儀というのがあって、それでやっとかがり火がともされる。舞囃子をひとつ挟んで、野村万作氏の狂言「舟渡聟」。狂言は言葉も聴き取りやすいからわかりやすい。けっこう楽しめる。
 そのあと観世喜之氏の太鼓一調、観世喜正氏の仕舞があって、いよいよメインの観世榮夫氏の「半蔀」。その前に立花之儀というのがあって、嵯峨御流・南秀月氏の立花実演。客席から見えるように、後ろから活けていくものなんだそうだ。←と、家人に教えてもらった

 「半蔀」は、ある僧侶が源氏物語の夕顔の上の幽霊に出会って、源氏に焦がれる夕顔の語りを聞く。といった話。大体30分ぐらいの演目。
 しかしだ、芝生席3時間はやっぱりきつい。その上、思っていたよりも涼しいというか寒い(笑)。けっこう限界に近くなっていたと言うのが本音で(笑)、事前に読んだパンフレットで話の筋は理解していたものの、やっぱり謡を聞き取るまでにはいかなくて、正直なところ舞台を堪能するとまではいかなかった……。能の舞台の雰囲気を掴むことぐらいならできたんだけどね。かがり火の中の舞台ってーのも(舞台はもちろん証明はついてるけど)能の舞台の雰囲気に合ってると思うし、そういう意味では「薪能」という演出方法が生まれたのもわかる気がする。
 ただまあ、いかんせん、中身を理解するまでにはいかなかったので、まず最初は普通のホールとかでもうちょっと落ち着いて観てみたいな。と思ったのも事実である。素人にはわかりづらいから余計。(笑)

 おかしかったのが、家人は、自分から行こうと言っておいて「意味がわからん」とか言っていたことだ(笑)。気持ちはわかるけど、こういうもんだってーのはわかっていたはずなのに……(笑)

 そんなわけで、今年はオールスターに全く縁がなかった。
 上原氏がガッツに打たれたのは今朝新聞見て知ったけどねorz
 古田はそこそこ褒めてくれてたらしいけど……まあ、どのみちまったく観てないんだから言ってもしょうがないな(笑)

え? オールスターって今日からなの!

2005-07-22 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2005
 実は土日だと思ってました。(笑)
 仕事中に言われて知った。
 かほどに、私の中ではどうでもよくなっていたかと思われる(笑)。いや、でも、べっちがしょぼしょぼになりませんようにー! とかいう心配はしてたけどー。

 ……というのも、今日は社長主催でビアガーデンに行くぞ! とかいう話で。いや、会社から近すぎるのも考えもんだ。すぐそういう発想になっちゃうからなー。
 で無理矢理、17:30スタートね。とか社長が勝手に決めていたのだが(笑)金曜の夕方は何かとバタバタするので社員の9割が「無理だっちゅーの!」と心に叫んでいたわけだが果たして無理で(笑)速報を見るどころでもなくわたわたと片づけ、後発隊として18:30ごろ現地に。
 とりあえずラジオの生放送ブースの音量が大きすぎてしゃべるのも大変だし、酒は嗜まないので烏龍茶に少々のつまみだけって感じで、結局20:00前には切り上げることになり、2次会は問答無用のカラオケ……(笑)総勢13名。
 結局それも3時間コースで、お前勤務中もそれぐらいやれよみたいな感じでとにかく弾けてる人はいるし。まあそれはそれで見ている分には面白くていいんだけど(笑)でも煙草の煙が目に染みる……

 そんな騒ぎでも、お金がかからなかったというのはやはりいいことで(笑)浮いた分、最寄り駅からタクシー使ってもそんなに痛くないのが非常に助かった。
 で、タクシーが家に着いて、1,500円ほどのお金を払おうと暗がりで財布を探ったら千円札1枚と万券しかないので「1万円札しかないんですけど……」と出して8,000なにがしかを千円札で受け取って降りようとしたところ、再度お金を確認した運転手さんに「これ5,000円だよー!」と呼び止められた(笑)。
 慌てて、すいませんー!(汗)と、もらったお釣りのうち千円札5枚の5,000円を出したら、私の出した5千円札を戻してくれて、やっぱり慌てている私は「すいません」と受け取り、受け取りながら「これでいいんですよね??」と確認しあい、結局そのままタクシーを降りて、タクシーも行ってしまった。

 して、玄関に入ってふと考える……
 財布には元々6,000円入ってて、1,500円を払うために5,000円出して、そーすっと財布の中には札が4,000円と小銭になるわけだ。って私はさっきお釣りのやりとりで5,000円をもらった気がするのだが……って残金増えてんじゃん。これでいいんですよねって自分で言っておきながら私は結局、5,000円渡して5,000円もらってるので両替になっちゃって(笑)料金払ってない……。←おいおいおい
 つまり運転手さん、5,000円のマイナス事故金……。

 なるほどつり銭詐欺ってこういう手法なのか!

 ……って感心してる場合じゃねえだろ自分。

 すいません運転手さん。でも正直、今月とっても苦しかったのでとっても助かってしまいました……。←おいおい!!

 や、でも、5,000円の事故金ってこういう感じで出るんだな……とか妙に納得してしまった。私自身も普段の仕事で、冷静なら間違わない自信はそれなりにあるつもりだけど、動転しちゃってたから……やっぱ落ちついてやらないといかん、お客に流されちゃいかん、自分でやらないように気をつけないと。と土日の仕事を控えて思ったりした金曜の夜。(明日は休むけど)
 つっても普段、お客に流されるようなことはもうほとんどなくなってしまいましたが……仕事も長いせいで、神経図太くなっちゃたからな(笑)。でもその油断がいかんのよね。事故金が絶対ゼロとは言い切れないしね。

バーゲンも終わりに近づいているが

2005-07-21 23:32:23 | 【日常】些事雑感
 なんとなーく、ジーンズが欲しくなって(またかよ)覗きに行った。
 で、やっぱりなんとなーく手に取ってみたSEVEN FOR ALL MANKINDのバーゲン品。こういうのをブッシュパンツ? あるいはベーカーパンツ? っていうのかなー、どっちも定義がわからないんだけど(笑)前に四角いポケットがついてるようなやつ。持ってないタイプのデザインだったので、色落ちがもうちょっとあったらいいなーと思いつつ試着してみる。悪くはない。すごくはきやすいストレッチだったし。
 が、やっぱ若干色に迷いがあって(持ってるジーンズに近かったりするし)考えているところに、SEVENといえばセンターライン(プレス)でしょ。とばかりに出ていたプロパーものが目に留まってしまい、2本ほど試着してみる。1本は定番ものだそうで、もう1本は落ち感がハードなのと抑え気味のブーツカットがシャープな印象。最初に試着したバーゲンものの元値と、最後に試着したプロパーものの値段が同じ……迷う(笑)。でもやっぱり最後のやつがいちばん、穿いた時の形が綺麗に見える……やっぱブーツカットもさりげない感じがいいよね。

 というわけで、気がついたら買ってました。←おい
 というか、こんな値段のジーンズ買ったの初めてっす……orz いつも買ってるあたりのジーンズなら2本か3本買えちゃうよう。←庶民
 魔がさすってこういうことですかね。もう今年は買っちゃダメだー。(笑)

 あれだな、やっぱ、オールスター第1戦の先発が、ホームの松坂はともかくとして今年あんな調子の上原氏に回ってきたことに「なんで黒ちゃんじゃないんだよう! ファン投票1位なのにー!」とか憤慨していたむしゃくしゃ感が、腹の底にあったのかもしれんな(笑)。で、それが衝動になった、と。←本当かよ
 しかし、俺流は以前にも黒田を甲子園でとかそんなようなことを言っていたらしいのだが……まあ甲子園の方が広島に近いし、とかいう考え方もできるっちゃあできるのかもしれないんだけども……。でもやっぱり今年の成績とか状態とかではオールスターに出るのすら考えものって気がしてならないんだよー、上原さーん(笑)

今ごろですが、桐野夏生を読みますた

2005-07-20 23:59:59 | 【書物】1点集中型
 この人も、読んでみたいなーと思いつつ買わずにきた作家さんですが(笑)。読まなかったら見ればいいのに、というところであるがドラマの「OUT」ももちろん見てはいない。それがたまたま、数ヶ月前に「亡国のイージス」を貸した会社の先輩が持っていたのでお返しに貸してくれた。

 読んだのは「OUT」と「柔らかな頬」であるが、「女性が描く女性のエグさ」というのはこういうもんなんだなー、と単純に思った。で、どっちも最終的に言いたいことというか描きたいことは一緒なのかなーと思った。形は違うけどどっちも、尋常では考えられない特殊な男女関係でクライマックスを迎えるって感じが。
 貸してくれた先輩は「救いがない話」って言っていて、それは確かにそう思うところもあるんだけれども(実際、事件が解決しないあたり、救いがないのはないんだけど)でもどちらも主人公は最終的にはある意味「解放」されてもいると私は思ったので、救いがないといえば高村薫の方が実際、なかったなーと思う。
 「リヴィエラを撃て」「マークスの山」あたりは、主人公と言っていい人が最終的には死んでしまうわけだし、その後に残された人間にはやっぱり救いがない。そういう意味ではどっちにも救いのない、高村薫作品のあのなんとも言えない虚無感(と、一言で言い表すとまたちょっと違うんだけど)に比べたら、桐野夏生はまだ主人公の前途に道があるから、「救いがない」とまでは私は思わなかった。

 でも、桐野夏生を読んでやっぱり高村薫と対比させるという発想は、私も先輩も同じだった(笑)
 基本的に高村薫は男性を描く作家であり、桐野夏生は女性を描く作家という感じなので、桐野夏生がストーリーの最後で辿り着くある意味究極というか極限状態の男女関係で描く部分を、高村薫は男同士で描くという感じ(全部がそうというわけではないけど)。そういう、逆の立場(ってのも変だけど)を書いている
2人の作家が、でも主人公の持っているどこか尋常じゃない空気感という点において共通する感じが興味深かった。

 ちなみに、個人的には「OUT」の方が面白かったです。こっちの方がすいすい読めてしまいました。

 で今は、これらを借りたと同時に返ってきた「亡国のイージス」をまたまた再読していたりする。実はまだ三国志(吉川英治版)がまだ終わってないんだけど、ちょっと、もっかい行と仙石さんに会いたくなっちゃったので(笑)。
 というか三国志の続きを買わねば。←珍しく大人買いせずに1冊2冊ずつ買っている。