life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

読みました

2005-02-28 22:59:39 | 【書物】1点集中型
 あさのあつこ「No.6」#1(講談社)

 つーか、昨日寝る前に読み終わっちゃったです。実は。
 あっさり持ち駒を使い果たしました。

 装丁はアニメっぽく、中には挿絵というほどでもないイメージカット写真がところどころに出てきたりして、遊び心はある。が、貸してくれた友人と口を揃えて「写真がビミョ~で残念」とか言っちゃってる(笑)。うまく言えないんだけど。
 仮名のふり方といい、こういう見せ方といい、ストーリーといい、古典文学を引っ張ったりといい、子どもを活字に慣れさせるための本なのかなと思われた。ある意味、まんがにはしやすいかもしれない。でも絵柄は極端な少年漫画とか少女漫画とかにならないやつで。←とっても抽象的
 ストーリー自体はまだまだ序の口って感じなので、これは#2以降を読んでみないとエンジンがかからんだろうなー。ただ、最近はこういう近未来系の物語にご無沙汰してたのでそれはそれで楽しいかも。続きを読みたいなとは思っています。

 最近ご無沙汰といえば舞台もそうで、最近ってーかもう何年か見に行ってない気がする。そんなに詳しいわけではないので、有名どころというか大きめのものしか行ったことがないし。パンフレットとかもほとんど買ってないので、何を見たのかも覚えていないし(笑)←意味ねー
 そんな状態ではあるが、なんとはなしにチケット系のサイトを見ていたら蜷川幸雄の「メディア」と美輪明宏「黒蜥蜴」が無性に見たくなってきた。←ネームバリューに弱い人。蜷川作品は「ハムレット」、美輪作品は「毛皮のマリー」、どちらもここ数年のものだけど見に行ったことだけは覚えている。

 「メディア」はまだ発売が始まっていないが、「黒蜥蜴」はとっくの昔に始まっている。どっちも東京で、「黒蜥蜴」だけ東北で3公演。でも札幌までは来てくれないらしい。
 あ、だったら行っちゃえばいいのか!(笑)
 「首都圏は舞台がいっぱいあっていいなあ」とか言いながらも今まで遠征という発想にならなかったのは多分、チケットが高いからだろうと(笑)
 なので今回は遠征を試みてみようかなと思ったりしている。まだ日程は決まってないけど。ついでに美術館とかにも行けたら良いな。

 で、ネタの尽きた読書、次は結局「新選組血風録」にしました(笑)

おやつ

2005-02-27 23:30:33 | 【日常】些事雑感
「京のお豆腐ぷりん」ゆず風味:パッケージ 仕事帰り、接続時間の穴埋めでふらふらとデパ地下に寄り、ついつい買ってしまった「豆政」の「京のお豆腐ぷりん」ゆず風味。
 そもそも私は柚子が大好きで、柚子とつくだけで何やら手を伸ばしてしまうのが、さらに豆腐のプリンなんてちょっと低カロリー風に言われちゃぐらりとくるってもんで。貧乏性から、デパ地下でおやつを購入するなどは滅多にないのに、今日は時間があったのが災いして「えーい、買ってしまえ」となってしまったのである。
 まあ、柚子に限らず柑橘系は大抵好きなんだけど。蜜柑やオレンジやグレープフルーツは言わずもがな、当然シークワサーにも目がありません(笑)。

 で、この「京のお豆腐ぷりん」を冷蔵庫でしっかり冷やして、晩飯後に食してみる。
 「ゆずシロップ」がついていたのだが、開けてみたらシロップというよりは柚子ジャム。味は好み。ただ、味は濃い目なのでこの量のプリンにはちょっと多いかもしれない。まともに全部かけて食べてたらプリンというよりこの「ゆずシロップ」の味しかしないって話も(笑)。
 なので最後にシロップなしでプリンだけを食べてみた。確かに少々、柚子風味になってるし、このままでも全然いける。食感は、プリンとか豆腐とかいう語感から想像したよりもけっこう硬い。でもこれぐらいの硬さは許容範囲というか、むしろ好きかもしれない。蒟蒻畑とか好きだし(笑)
 量はお上品な量なのだが、値段的にはこんなもんかなーという気はしないでもない。あ、でも六花亭のプリンシリーズはこの半分の値段でこれより大きいな。まあ、京都のお菓子だしね。←?

 あと、ついでに「おこめ焼(焼きおにぎり風味)」も買ってしまった。いわゆるおこげの割れ煎餅。これは時々つまもうと思って……なんか、見てたら非常に食べたくなってしまったので(笑)。多分、この時かなり腹が減ってたんだな。そうに違いない。
 とりあえず、「おこめ焼」は会社での非常食にするかどうか悩み中。←悩むほどのことじゃないと思う。

終わっちゃいました

2005-02-27 22:59:57 | 【書物】1点集中型
 昨日のエントリに予想した通り「終戦のローレライ」読了。というか、布団に入って読んでいて、あーもうここまで来ちゃったらいいやとばかりに最後まで読んでみた。解説が長かったのでそれは今のところうっちゃってしまっているが(笑)
 「伊507」の物語が終わって以降が長かったので、個人的には間延びの感もなきにしもあらず。ただ、おそらくは福井氏が掲げた主題からすると「伊507」の「任務完了」の時点、あるいは「終戦」の時点で終わることは「終戦のローレライ」という作品に限っては有り得ない。「伊507」が何と戦ったのか、何を守ろうとしたのかを描くために、あれだけ多くのことを語る必要があったというのは理解できる。
 多分、福井氏の作品は非常にストレートで、いい意味で行間を読む必要のない作品だから、余計文量が多くなるのかもしれないなあ。しかし、ぶっちゃけて言ってしまうと、個人的にはやっぱり「亡国のイージス」がいちばん衝撃的で、好きかもしれない(笑)

 そんなわけで晴れて今日から「バッテリーIII」に取りかかることができました、っていうか昨日は嘘つきました(笑)。今日の通勤+帰宅=2時間で読み終わってしまった。
 なんていうんだろう、IIIを読んで初めてIIの意味がわかった気がする。やっぱり児童書じゃねえよコレ(笑)。でも年末年始だったか、「平成教育委員会」の特番を見てたらどこぞの小学校だか中学校だかの試験問題で「バッテリー」が取り上げられてて「それでもやっぱり一般的には児童書なのかっ!」とびっくりした覚えが……って、そんな余談はともかくとして。

 実は自分では、感情移入という意味では、この作品では少年たちを取り巻く大人たちの方にしてしまっている気がしないでもない。主人公である少年たちに対しては、むしろ「憧憬」を感じているのではないかと思う。自分もこういう思い切りのいい……違うな、嘘のない子どもだったら今みたいになってなかったかもしれないのかなあ、とか。←漠然としすぎですが自分の中でいろいろ思うところあるので(笑)

 とは言えもちろん、少年たちに共感した部分がなかったわけではない。いや、「共感」という言葉だとちょっと違うのかもしれないんだけど。
 豪が、ついに巧に向かって「おまえだけには絶対負けん」と言い切ったその姿を見て(「見て」って言うのも変だけど)ああ、やっぱり、戦う男ってのはこうじゃないとな、って思った。
 結局、好きなんだよなー。戦う男と男の構図が。←でも彼らは中学生だよ(笑)

 巧は豪に対して、まず「捕手」であることを望んでいた。それは言い換えれば豪にとって、自分以上の「捕手」が巧の前に現れたら、自分はもう巧のための捕手ではありえなくなることでもある。巧という「投手」を知ってしまった今となっては、豪にはそれは耐え難い。自分以外の誰かが、巧の最高の球を感じること。それは豪にとってもはや、自我を失うほどの苦しみにすらなるのかもしれない。
 だからこそ豪は、自分以外の存在は巧にとって有り得ないということを、自分にとって最高の相方である巧という「投手」に確信させるために、その巧にこそ克たなければならないと気づいたのだろう。
 豪は巧の背中を見て歩きたいのではなく、常に肩を並べて歩きたいと願っているから、そしてどこかで彼我の素質の違いを補わなければならないと痛感しているから、巧のように自らの能力ひとつで道を切り拓く力を持ちたいと思うのだろう。

 いつも周りに気を遣うものわかりのいい大人びた少年である豪の中の熱情。巧に対する憧れも、嫉妬も、その才能への畏敬すらも超克するために、巧という投手のすべてを受け止める捕手であるために。それは独占欲と言えば言えるし、どこかで無意識に巧と自分の決定的な差を感じていることによる焦りから生まれるものかもしれない。
 巧は誰にも負けない。そう信じている豪だからこそ、その巧との差を突きつけられるのが怖い。巧を失うことが怖い。そういう豪の姿は、少年が大人になっていく過程で失ってしまうかもしれないものへの恐れや、大人になってしまった自分が見過ごしてきたものや手に入れられなかったものを、私の意識に「後悔」に近い思いで浮かび上がらせる。

 豪はどうやって克服していくのだろうか。そして巧は、自分にとっての豪の存在の意味を、どう見出していくのだろうか。

 しかし、巧を見ていたら突然「MAJOR」(満田拓也/少年サンデー)の主人公の吾郎を思い出したなー。いや、もう、何年も前に出だしを読んでただけなので今となっては全然違ってる気はする(笑)。
 でもなんか吾郎の「個」の発し方がそういやこんな感じだった気がしないでもないなあと……まあそれでも吾郎の方が巧よりはきっと、かなり柔らかいというかあっけらかんとしてたとは思うんだけど(笑)

 ……ということで、今日の夜から「NO.6」に入りました。これは仮名のふり方が確かに児童書だな(笑)。しかし、これも続きものなのか……またまた借りて読むということになるのか。←自分で買えよ

(ほぼ)トップ記事扱いですよ

2005-02-26 23:59:59 | 【スポーツ】素人感覚
 食事会(飲み会ではない)を負えて帰宅途中、ふと近くのおっさんのスポ紙の見出しが目に飛び込んで来た。

松田、右太もも裏肉離れ! イラン戦絶望(報知)

 またかよ ○| ̄|_

 3月25日のイラン戦ではDF田中誠(磐田)が累積警告で出場停止のため、レギュラー取りに燃えていた。ジーコ監督の期待も感じており、指揮官の観戦するゼロックス・スーパー杯やJリーグでアピールすることが先決だった。

 そりゃそうでしょうよ(泣)実際、北朝鮮戦の後に私も安直に期待したしな。
 しかし、常に動向を追っかけてるわけではないのでちゃんとした記憶には残ってないんだけど、マツはここ数年、大事なところでの故障が多すぎやしませんか? ……と思ったら、この報知の記事の最後に故障の履歴が出てた。脚だけじゃなくて腰痛まであったよ……
 他主要3紙も一応チェックしたが、どこもけっこう扱いが大きい。サッカーカテゴリではほとんどトップに近い扱いではなかろうか。やっぱA代表に絡むネタだからか、って故障ネタで大きく取り扱われてもなあ(泣)

 松田が太もも肉離れ、イラン戦絶望(ニッカン)

 北朝鮮戦後には「自分で言うのも何だけど、ジーコに期待されているのが分かる」と先発定着に情熱を燃やしていた。ジーコ監督の御前試合になるゼロックス杯に照準を合わせてリハビリを続けた。それだけにショックは大きく、関係者によると検査後の松田は落ち込んだ様子だったという。

 「自分で言うのも何だけど」なんて言いつつ大言壮語しちゃうあたりがマツらしい(笑)そしてオチがつくところも……orz ←やっぱりネタか?

 横浜の松田が肉離れ 全治3~4週間(スポニチ)

 「試合に懸ける意気込みは代表でケガした時から凄かったから…」とチームメートで日本代表のDF中沢は松田の気持ちを代弁する。

 確かに、入る時には気合は入る雰囲気はあるんだけど、故障履歴を見るとなんかそれが空回りしちゃってるような気がするんだよなー。この人……orz ←そんなイメージばっかり

 とりあえず佑二にマツの分まで頑張ってもらいます。リーグも代表も。って、ゼロックスSCはロスタイムに追いつかれる→PK負けとかいう、思いっ切り痛い負け方してたけど。しかも去年もPK負けだったか……。ただ、主力が抜けてる状態を考えたら悪くはないんだろうけど。
 しかし、あのワシントンも要注意であるが、若手が育ってきてるらしいヴェルディ自体が再び手強い相手になってきたのかも。

 代表の田中の代役のお鉢は坪井に回ってきそうな雰囲気。それならそれで坪井も久しく見ていないし、私はマツを見る分も坪井を見ておこうかと(笑)。

毛蟹

2005-02-26 23:59:58 | 【日常】些事雑感
 再び会社事務所移転作業があって15時に出社。1ヶ月前に一度やってるので、2時間もありゃ片がつくだろうと思っていたがそうでもなかった。いや、自分の身の回りだけは1時間と置かずに片付いたんだけど。
 配線関係はシステム担当チームが管理しているから自分ではどうにもならない部分があるので、共用の荷物整理などをある程度手伝って、まだ完全には終わらないが先に帰らせてもらった。

 というのも、今日は18時から土日の仕事仲間の快気祝(入院していたので)にかこつけて食事会だったのである。酒はなくはないが、量が多くないので敢えて「お食事会」。
 今回は、幹事役のお勧めの蟹料理のお店。よくある、スナックとかが入ってるタイプの古い雑居ビルにあり、幹事役が普段からお付き合いのあるお店だそうで、そんなに大きくもないし綺麗な感じとはちょっと違うけど、お店のおばちゃんは何くれとなく親切にしてくれた。飲み物持ち込みだったし、蟹鍋サービスしてくれたし。

 前菜の盛り合わせは繊細だったし、蟹しゅうまいも揚げたてでふっくらしていて美味。お造りも結構な量があり、ヒラメの薄造りやら雲丹やら個人的に好きなものがあって嬉しかった。貝の肝をスライスしたものなんかは、思ったよりもあっさりしてて食べやすかったし。大根のツマがない代わりに若布がたくさんあったのでみんなして根こそぎ浚うように食ったぐらいにして。
 メインの毛蟹(茹で)は5人で2杯。みんなかなりいっぱいいっぱいだった(笑)。でも私は引っ越し作業中からけっこう腹が減っていたのでこの時点では多分いちばん食っていたと思われる。殻から身をほぐすのをめんどくさがってる人はいるし(笑)。私も家で食べる時はかなりめんどくさがるが、さすがにお店だとほぐしやすいように切り込み入れておいてくれてるのでやりやすかった。おかげでかなり食った(笑)
 というか、こんなに身の詰まった毛蟹を食したのは初めてかもしれない。←貧乏たらしい感じ。でも、こないだ家で毛蟹食べた時(もらいもの)は今日のよりひと周り以上は小さかったので「身がほとんどないから出汁とりに使おう」て感じだったし……。そもそも毛蟹は、毛が気になって鋏だけじゃ扱いきれないのだ。小さいものだったらなおさら。
 ちなみに、毛蟹を食べてる途中で蟹鍋が出てきたが、こっちの蟹はたらばだった。

 蟹と格闘し、みんなの腹がきつくなってきた(私以外)ところでホッケの西京焼き。腹いっぱいだと言いつつ、みんな無理矢理食う食う。これもうまかったなー。
 おばちゃんが気を遣ってくれて、料理を出すペースに小休止を挟んで、締め前はじゃがバター。「じゃがバター」と言われていたので、よくある丸ごとふかしたじゃがいもにバターをのっけたやつを想像していたのだが、出てきたのはマッシュポテト状になったものに軽く焦げ目をつけたもの。これがまた、じゃがいもの甘さが絶妙でうまかった。腹が苦しい(やっぱり私以外)と言いつつみんなで完食。

 締めは当然のように蟹雑炊。とは言っても、出汁がメインという感じで身はそれほど多くなかったと思う。でも、先に出てきた毛蟹の身をほぐしたやつが残っていたのでそれを追加してみた。
 雑炊が意外に量が多くて、1人2杯は当たる感じだったのでこれはさすがに少々残ってしまったけど、最後のデザートに桜のアイスクリームをいただいてかなり満足して終了。なんか、ちゃんとした蟹をお店で食ったのは初めてかもしれない……。そもそも蟹が出るような店にはなかなか行かないし。牡蠣はわりとよくあるんだけど。

 明日もみんな午後から仕事なので、約3時間の宴を終えてそのまま解散。
 つーか、外は寒かった(泣)。歩道のロードヒーティングがまちまち(入ってるところと入ってないところの差が大きい)ので、けっこうすごい段差ができてるし、冷えてるからつるつるだしー。
 そんな、久々に行ったすすきのでのお食事でした。満腹。でも飲み物が持ち込みだったからか、普段がばがば呑んで絵に描いたように酔っ払うメンバーが、珍しくそこまでいかなかったのが微妙に新鮮だった(笑)

次は何を読みましょうか

2005-02-25 23:59:59 | 【書物】1点集中型
 「終戦のローレライ」最終巻も佳境に入ってまいりました。この土日には終わると思われる状態。これが終わると自分の持ち駒がなくなるので、さてどうしようといったところなのだが。

 ひとまず、友人が貸してくれている「バッテリーIII」「NO.6」(あさのあつこ)を読む予定はある。「バッテリー」シリーズの主人公(たち)はまだ中学生なのだが、あまりにも自我とか環境のしがらみとかがはっきりとしているので、高校生でも良いんじゃないのか? 思いながら読んだりしている。でも、高校生だとちょっと大人すぎるのかなあとも思うけど……でも、悪役(笑)の台詞がちょっと、いくらなんでも中学生がこんな口を利くもんかなあとも思ったりしてみる。
 単行本はVIまであるそうで、順に文庫におりてきて現在IIIが文庫最新刊だそうな。1冊ごとのボリュームはさほどないので、1日あったら読んでしまえる。通勤・帰宅だけで読むとしても3日もあれば充分かな。「NO.6」も、まだ中は開いてないけど多分似たようなもんじゃないかと。

 その2冊が終わったら、一瞬読み直しかけていた「新撰組血風録」に行くか、「終戦のローレライ」再読にさっさと突入するか。読み込みという意味では、まだ熟読の足りない「新撰組血風録」かもしれない。短編だから、何回か読まないと人が覚えられないんだよなー。でもそろそろ「白い巨塔」も読みたい……。←ズレまくってる
 そういえば、「マネーボール」も読みたいと思ってAmazonのカートに入れっぱなし(笑)。でもこの本は今読んでも何か逆に後悔しそうな気もしないでもない。「奮い立て!」とかね……ってこれはもうとっくの昔に買って読んだんだけど。再読できる時期じゃないなあ。

 こうして自分でおさらいしてみると、やっぱり新しいジャンルにはなかなか手が出てない。
 ただ、歴史小説はもっとたくさん読んでみたいと思ってはいる。日本史もそうだけど中国史も。かなり気合入れて読まないと話を追うのも大変そうだが(笑)実際、そのくらいの方が集中できるし、理解も深くなるとは思うんだけど。舞台が壮大になればなるほど、流し読みしすぎると人の名前が覚えられなくて何度も前に戻らなくちゃいけなくなってしまう(笑)

澱んでる

2005-02-24 23:06:01 | 【野球】オフにキャンプにOP戦
 帰宅の地下鉄で15分ばかり一心不乱に「終戦のローレライ」最終巻を読みふけり、さて降りるかとドアの前に立った時。
 ドア横の広告スペースに、ペナントレース春先のファイターズ主催試合の告知が貼ってあり……

 オリックス・バファローズ

 の記載(しかも2つも!)を見た瞬間、今すぐその告知を引っぺがしたい衝動に駆られました。(笑)
 ああ、ごめんよ、ガッツに新庄……君たちが悪いわけじゃないんだー!!

 とりあえず一応(一応って)、思うだけで済ませておきましたけど。
 どうも、字面を見るのも嫌みたいだよ自分。げんなり。
 っていうか、これを今年、まだあと数回見ないといけないってことか……もっとげんなり。

そろそろベテランもキャンプ打ち上げ段階ですよ

2005-02-23 23:44:59 | 【野球】オフにキャンプにOP戦
 ……と言っては言い過ぎなのかもしれないが、イーグルスの紅白戦では予定通り豊彦親分が登板していた。
 実は昼間一応ライブカメラをつけてはいたものの、誰が誰だかわからなくて(笑)時間的に最後くらいだろうという時にビジターのユニフォームで左投げの人が出てきていたので、あ、親分だ! と思いつつ……やっぱりちょこちょこしか見られない上にあの映像ではわけがわからなくて(笑)結果が全然わからんかった。
 なので、夜になってご本人公式のいつものコメントに突撃。したら案の定もうコメント上がってるよー! 仕事早いよ! ってーか2死から失点したんですか(笑)
 まあ、ご本人的にはあくまで調整の意味合いである程度の確認はできた内容だったみたいなんで、結果は云々する段階ではなさげ。当たり前か(笑)でも、親分の前に投げていた人も怪しい内容だったらしいのを見ながら友人が「をいをい」とか言っていたので、親分のコメントを見たら「そうか! そんなものか!」なんて少し安心するかもしれません。←そうかなー(笑)

 ニュースで田尾監督がマスクしてる姿が写ってたけど、豊彦親分も花粉さんにやられてるのか。
 みなさん、頑張ってください(笑)←笑い事?

 そういえば上原氏が腿の張りとかで今日の紅白戦を回避してたなぁ。なんか言うてるかなと思って数日ぶりに公式見てみたら「トークルーム」(由伸と2人で、適当に好きな時になんでもないコメントとか入れてる簡易伝言掲示板みたいなもの)に、18日にザバスの撮影したとか書いてあった。その後でこれが起きたのか(笑)

 しかし、契約当日の淡白なコメント以来見ていなかったから、翌日にさらにコメントがあったとは知らなかった。本人がどんな考え方で今回の話を球団に提案するに至ったのかが、やっと多少なりとも見えたという感じかな。「心の底から納得したわけやないけど、一応の区切りはついた」ということで、今回のこの話はひとまずここで置いておく、という状態のよう。
 でも、「張り切りすぎてケガをしないように頑張るで!」とか言うてる傍からアンタ(笑)
 まあ、早いうちに大事を取って、大勢には影響なく。という状態であると思っておこう。それくらいはやってくれると思うし。

まずは一安心。

2005-02-22 22:32:52 | 【野球】オフにキャンプにOP戦
 気持ちが社会復帰しきれていなく、何やら積み上がった仕事をちまちまとこなす傍らに、イーグルス公式で流してるライブカメラを立ち上げておいた。それはいいが、やっぱりこの手のストリーミング映像は画質が……まあ、ある程度は仕方ないんだけれども。

 そんな状態なのでカメラはうっちゃっといて、そういえばここ4日間ご無沙汰だったスポ紙などを、過去の分まで見る気力はないが今日のぐらいは浚っとくかと手の届く範囲で閲覧(仕事は?)。そしたら巡り巡って今さらながら楽天イーグルス日向支援の会のサイトを発見。
 見ると「今日の練習メニュー」というカテゴリがあって、ちゃんと内容も書いてある。紅白戦のメンバー&控え野手、登板予定投手&イニング数まで書いてある! 正直、現段階では近鉄以下の情報量の公式よりよほどしっかりしてる……。ありがたや。(あ、でも、近鉄もキャンプの時は内容自体は少々だけど毎日更新する姿勢はあったけど)
 同サイトのこちらの記事によるとどうやら本日の紅白戦で隈が登板するらしい。しかも先発。って、だったらライブカメラを最初から見ておけば顔はわからんくても間違いなく隈だったのにー! と、もう15時にもなろうかという時に妙な悔しがり方をしてみる。
 で、ほどなくしてこのような速報が。↓

岩隈3回無失点、仕上がり順調(ニッカン)

 礒部はこの際別格なので礒部のヒットはおいといて、なんにせよ隈がここまでは問題なく来ているようで何よりかと。何故かたまに見るスポーツニュースでは一場の顔を見ることが多く、どうせ話題の人を出すなら隈を出してくれよとか思っている視聴者をよそに、淡々と自分のペースを守っているのでしょう。
 べっちもこないだ一場から1発かましたとかで順調っぽいし。とりあえず、変な時期にピークを持ってくる羽目にさえならなければよいかと(笑)←信用してないのか?←そんなことないです。だって能活も怪我しちゃったし!

 今日までに小倉や金やん、谷中といったベテラン組も続々登板しているらしい。そんな中で我らが豊彦親分は「5勤はしんどい」とマイペースなお言葉(笑)。つーか6勤もあるのか! と思ったのも束の間、明日23日には紅白戦に登板なさるとかで、そろそろ確認段階のようだ。豊彦親分は心配要らないでしょう、ってーかもし親分に何か異常が起こったら計算立たんくなるし。

@宜野湾 4日目

2005-02-21 23:59:59 | 【野球】オフにキャンプにOP戦
 前3日分は、追い追い思い出しつつ書くとして。

 外は沖縄とは思えないほど寒いが、いざ寝ようとするとまるで温泉宿のように暑くなってしまい、夜中に目が覚めると布団をはいでいるという状態で、今日も目覚ましが鳴るまでに2、3回は目が覚めた。なので眠りが浅くて、目覚ましが鳴ってもとても眠かった……
 そんな半分死にかけている私をよそに外を確認した友人曰く、「ビニールシート剥がしてる」。昨日までの悪天候のため、内野全面にかけっぱなしだったのである。
 なんとか寝床を這い出て(笑)外を見てみると、昨日までよりはだいぶ空が明るい。本当はこの天気は昨日来ていてしかるべきだったのだが……やっぱり佐々木が(以下略)←そのうち、昨日までのネタの中で書きます

 まだ9時過ぎだというのに、室内練習場に向かう選手(または首脳陣・裏方さんたち)の多いこと多いこと。昨日までよりも明らかに入りが早いような状況である。グラウンドにも、スタッフが整備する横でちょこちょこと選手が動き出していたり。
ホテルから宜野湾球場:クリックで拡大 そんな様子を少々眺めた後、とりあえず9:30ごろにやっと飯を食いに行って、戻ってきたら全体でのアップも始まっていたようだ。左の写真はホテルのベランダから見たその時の宜野湾の球場の様子。ライト方向にぽつぽつと見えるいくつかの塊が、アップしている選手たち。3グループぐらいに分かれてたかな。ベランダに出ると声も結構聞こえた。

 チェックアウトを済ませてクロークに荷物を預け、球場に向かおうとしたところで隆兄さんと山田博士を見かけたので、もう10:30になるのに重役出勤すぎだよ! ってーか兄さんってば今日昇格したばっかりなのにそんなんでいいのかー! などと遠くからこそこそ野次っていたりした。
 そんな隆兄さんの後を追うでもなく(笑)練習メニューの確認をしてみようと一旦室内練習場に足を向けた。そしたら、練習場の入口でファンに囲まれてサインに応じている長身が見えた。隆兄さんがまたいつものように愛想をふりまいているよなどと褒めてるんだかなんなんだかわからない寸評を下してその横を通り抜けようとしてふと見てみると……アゴ倉だった(笑)。隆兄さんは既に練習場の中にいたようだ(笑)ご、ごめん兄さん。←何故謝る

練習メニュー看板:クリックで拡大 ちなみに練習メニューはこんな感じで貼ってありました(この大きさの写真だと読めないけどね)。昨日はこれが「本日のYB-SR戦は中止」とか書かれてたんだよなあ。
 午後からは紅白戦が入っていた。午前中は、野手は4グループに分かれて打撃やら守備やらのローテーション。投手はブルペン組やフリー打撃登板組、紅白戦登板組みたいな感じで分かれている。選手は番号で表記されているのでそれで追っかけていくと、紅白戦登板組は11:00から「アップ(強)」とか書かれていてそこに隆兄さんも入っており「ってーことは兄さんは11:00までにご出勤で良かったのか。しかし、それにしたって昇格したばかりなのに云々」とやっぱり釈然としない思いを抱く我々であった。
 ブルペンにもブルペンキャッチャーの人が入って準備をしていた。そこにひょっこり組長牛島監督が現れ、またまた人だかりに。ちゃんと一通りサインなどしてあげていた。とっても気さくな方らしい。
 ブルペンの手前にあるサブグラウンドみたいなところでは、投手陣が何人かキャッチボールをしていた。丈夫さんとかがいた。あとは村西とか……でも私の横浜の選手の把握状況が甘いので全部はわからなかった(笑)

 その後はとりあえず球場に向かってみた。その途中で球場から室内練習場の方に戻ってくるらしい佐々木とすれ違ったが、そのまままっすぐ球場スタンドに入り、ネット裏にひっそりと腰を下ろして練習を眺め始めた。
 面白かったのがフリー打撃に登板していた土居で、打者が多村だったんだけれども、フリー打撃なのにちっともストライクが入らなくて多村がバットを振れない(笑)。ダメだなこりゃ、と思っていたら土居はフリー打撃登板を終えた後、予定もなかったのにブルペンに直行して頼みこんで投げさせてもらったらしい(と、ブルペンを見に行っていた人が教えてくれた)。

 吉村の頭は相変わらずモンチッチみたいだなぁとか、村田は多少絞れたんじゃないかとか、わかるようなわからないようなネタを織り交ぜつつぼーっと練習を見ること約2時間。ティーバッティングをバックネット真下でやっていたので、ネットがいっぱいかかってて多少見づらくはあったけど、それでも普通に浜スタのスタンドで見るよりも全然近い感じ。
 12:30を過ぎるころには紅白戦の準備に入って、3塁側ブルペン(仮設)で吉見、1塁側ブルペン(やっぱり仮設)で土肥が肩を作り始める中、みんなまとめて守備練習というか連携あるいは中継プレイの練習。ノッカーは進藤コーチ。グラブから手へ、次のグラブへと流れていくボールの軌跡を見ているのはなかなか楽しいものである。

 15時前の飛行機に乗るので、本当は13時になったら球場を出ようと思っていたのだけれども、紅白戦といえどもせっかくの試合なので少しだけ見て行こうと思った。でも、13:00開始予定だったのが10分ぐらい押してしまい、ギリギリ粘ってみたけれども1回裏途中までがせいぜいだった。仕方ないけど物足りなかった……内川のホームラン見れたからまあ良しとしますか。でも野手の動きとかもっとちゃんと見たかったけどね。せめて昨日がこの天気だったら普通に見れたのになあ。
 試合途中なのにわざわざホテルでタクシー乗るところまで友人に送ってもらい、初めてのキャンプ観賞は終了。4日間お世話になりました。

 もう帰らなきゃいけないんだなぁと思うと日常に帰るのが嫌で嫌でしょうがない(笑)のだが、キャンプを観には来たけれども、名前と背番号が一致しない選手とか、特徴が思い出せない(というより知らない)選手がたくさんいたなあという点が少し残念な気がした。
 そう思うと何故か牛のこと(オリではない)が突然頭をよぎって、もっとちゃんと見ておけば良かったとか、キャンプにも一度ぐらい行っておけば良かったとか、藤井寺にもちゃんと行っておくんだったとか……。もう、今さら考えてもしょうがないんだけど、自分が応援したいチームはもう今はどこにもいないんだと、なんでか知らんが今さら思い出してしまった。
 イーグルスの情報に少しは気をつけるようにしているのも、逆に言えばオリの情報を見るに耐えないからで。ただ、それでも少しでも面影を感じていたいと思ってしまうから、オリがダメならイーグルスを、というふうになってしまうんだなと、改めて思った。やっぱりイーグルスファンではないんだよね。今後はどうなるかわからないにしても、今はまだ。