life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

年を越す準備。

2004-12-31 23:59:59 | 【日常】些事雑感
 年を越す前に犬を風呂に入れなければという話が家で持ちあがっていて、家人は昨日やるつもりだったらしい。が、私は一昨日夜中3時まで牛の試合を見ていたから、昨日は結局4時就寝、正午起床というだらけぶりだったため延期になった(らしい)。でも結局昨日も同じく3時まで見てたから今日の起床も同じだったんだけどね(笑)

 で、正午にやっと起き出して居間におりようとしたら、階段から足が滑ってしまい文字通り滑り落ちました(笑)。別に寝ぼけてはいなかったんだが……。下から5段ぐらいのところだったし、転がり落ちたわけではないので打撲とかはほとんどないみたいで全然大したことはなかったんだけど、右肩が一瞬抜けてしまって、身悶えながら戻しました(笑)。あの痛みは久々だった。小学校以来ぐらい。←昔過ぎやしませんか?
 不思議だったのが、肩を戻して1分ぐらいしてから何故か脂汗が吹き出すわ耳にちょっと圧がかかるわ(飛行機乗ってる時の感じ。あと少々音の聞こえ方が変だった)というのが1、2分続いたこと。一瞬、これは何かやばいんでしょうか? 頭打ったわけでもないのに? と恐ろしくなりました(笑)
 それと、肩が抜けたのにその後痛み出したのは何故か肩ではなく二の腕だった。実は、学生時代の10年間スポーツを続けていて特に怪我らしい怪我をしたことがない。多分いい意味でも悪い意味でも適当だったからだと思うんだけど(笑)。なので、症状を自分で判断するのには慣れてないんだけど、特に腫れとか内出血とかも見えないし、今のところはただ痛みがあるだけ。病院勤めの家人の一応の見立てでは、筋が引っ張られて伸びたんと違うかなという状態。整形行った方がいいんじゃないの? とはもちろん言われたんだけど、病院慣れしてないのでそれもまた面倒だったり(笑)せっかく正月休みだし……

 最初はそうでもなかったんだけど、その後犬を風呂に入れるのや掃除を手伝っていたら微妙に痛みが増してきた感じがして、風呂とか洗面所とかトイレとかの磨き洗いをやってると、磨く手に力を入れづらいというかむしろ左手の方が今日はいいかなあという状態になっていた。なんか、四十肩とか五十肩ってこういう感じなの? みたいな(笑)いや、全く上がらないわけでは全然ないんだけどね。上げると痛むだけで。
 当初より時間が経ってからの方が痛くなってるのは多分事実なので、風呂上がりに、気休めではあるが二の腕を湿布で巻いて、肩も一部だけど念のために貼る。湿布するのも一体いつぶりなんだろうって感じ(笑)。でも、鍛えてるわけでもない体は間違いなく学生時代より数段衰えてるので、ちょっとしたことでも大きな怪我に繋がりそうで、そういう意味では怖いとは思う。たまに運動する時でも、ストレッチやってる段階で体の動きが違うなって思うので、昔よりずっと念入りにやるもんね。

 そんなわけで、掃除は手伝いだけで精一杯(か?)になり、自分の部屋はベッドのシーツと枕用タオルを換えただけで終わった。つーか元々やる気ないと言われるとそれまでなんだけど(笑)でも、見た目は実際そんなに散らかってないので……。←単純に、片づけるのが嫌なので散らかさない横着者タイプなだけです。しかし、せめて掃除機ぐらいは正月休み中にかけなければ。

 とりあえず、明日起きた時に肩が上がらなくなってないといいなぁと笑えない冗談を自分に飛ばしつつ(笑)いつもと変わらない新年を迎えよう。
 何かが変わるかどうかは、本当はきっと自分次第なんだろうけども。

アンコール放送のウエスタン優勝決定戦@藤井寺を見た。

2004-12-30 23:59:59 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
 実は今日はいつもの飲み会のノリなら間違いなく昨日より遅くなるなと思っていたのが全然早く済んだので、張り切って「スカイAのウエスタン優勝決定戦再放送を見よう!」と決めていた。したら家人が「冬ソナ」を見ていて(笑)夜半までTVが空かないので、とりあえず寝る準備だけ先にして4回ぐらいから見始めた。

 中盤まではシーソーゲームだったけど結果的には盛大な負け試合になっていたという脱力系な結果は知っていたのでそういう試合を見るのは悔しいと言えば悔しいんだが(笑)でも、ビデオの都合により未だに見てない試合だったし、試合後の様子とかも見たくて、やっぱり見た。
 見始めたのが中盤で、高木が登板するところぐらいから。ああここから高木が打たれるんだわ~とか思いつつ(笑)その前に実は省吾が打たれてるんだから困るよね~などとも思ってみたが、高木はやっぱり相変わらずイマイチ化け切れないところをこの大一番で露呈し(笑)村上兄ぃには苦言を呈され(笑)でも高木より宮本の方が心配っちゃ心配だしなとか、朝井もそろそろ出てきてくれないかな、てか朝井はなんで仙台だったのかしら、もしかして見切りをつけられ(略)とか、むしろ近藤を見て朝井を不安に思ってみたりなんてことを、同じくスカイA観戦中の友人とメールでやり取りしてみたり。
 宮本はやっぱりボロボロで、そこはやっぱり今後が不安になってみたりしてみたけど、山下が最後の最後でやっとヒットを打って、大西もやっと打てて……試合はあっさりと終わってしまったけど、竜2軍の佐藤道郎監督が、何か優勝よりも藤井寺に対して感慨深げだったり、惜別の念を滲み出させていたりというのがつらかった。

 山下も、聞いてはいたけどベンチ前にみんなが出てきてる段階でずっと泣いていて、山下泣くなよう(泣)な状態に、案の定こっちがなってしまった。おまけにあのインタビューだもん……
 山下ってば1軍で結果が出せない典型的な「2軍の主」だから、選手としてはシビアに見れば実際崖っぷちだと思うんだけど、心情的にはあんな姿見せられたら、あんな言葉聞かされたら、頑張って絶対開花しろよう(泣)って言うしかないやん(泣)。選手が「幸せだった」と言えるチームで本当に良かったと思うし、そういうチームを応援できた自分も幸せだったんだと改めて思った。仙台で、絶対這い上がって来いよ! 山下!
 アナウンスの大野さんの表情が今回もたくさん写っていたのも印象的だったし、ベンチ前で貴久コーチの奥さんが泣きながら一緒に記念撮影に入ってたのを見た時に、まだあんなにお若いのに、子どもさんもいないのに、寂しいだろうなとやっぱり悲しくなった。貴久コーチが育ててきた「子どもたち」は奥さんの周りにこうしてたくさんいるけど、その子どもたちもまた離れ離れになっていくし……

 実は、この時の大西の表情が、個人的にはすごく胸に迫るものがあった。最初の撮影では貴久コーチの遺影もユニフォームも別の選手や裏方さんが持っていたけど、この時は遺影を抱えた奥さんの隣で泣きながらユニフォームを持っていたのは大西だった。
 撮影が終わった後、大西はものすごく大事そうに、そっとそのユニフォームを抱えていた。胸のロゴと背番号のあたりにじっと目を落として、まるで貴久コーチと会話でもしているみたいに。その姿を見たら、貴久コーチと大西はやっぱり本当に、お互いがお互いにとって特別な存在であったんだろうと感じられた。そう思ったらやっぱり私は大西泣くなよう(泣)←お前が泣くなよ。って状態になってしまったけどね。
 大西にはやっぱり、大きく育ってほしい。自分に託されたものを、きっと誰よりも大切に思っているであろうから。

 やっぱり、牛じゃなきゃだめなんだなと、改めて思った2日間だった。
 忘れちゃいけないものなのだ。少なくとも私にとっては。

年末定例集会・その2

2004-12-30 23:59:59 | 【日常】些事雑感
 昨日は高校の集まりだったが、今日は大学の部活の集まり。来れると言っていた同期の面子が2人減り、私自身は幹事役(というか幹事じゃなくて多分言い出しっぺ)とは直接連絡をとっていなかったので、誰が来るのかさっぱり把握してなかったんだが、いつも年末年始には東京から帰ってくる同期からの提案だったのでいつものレベルを想像していた……ら、見事に裏切られた(笑)
 いつもだと2期上~1期下ぐらいの範囲でやっていて、帰省してくる面子も限られているので多くても大体10人いくかいかないかのこぢんまりした集まりになっている。が、今回は集合場所に行ってみてびっくり、2期下からがごっそりといて(笑)20人を超える大所帯になっていた。
 1期上~1期下までは私自身を含めて4人しかいなかったので、唯一いた先輩と「どうしましょう、顔がわかりません」とか言ってたぐらいにして(笑)。入れ違い入学以下の年齢の子も多かった。たまに見に行った試合とかOB戦で見たことあるかな~ぐらいの記憶しかない感じなので申し訳なかったが、結構気さくに自分から話してくれる子もいたので、助かったけど。そういう子を見て、こんなに年が違っててももうこの子も社会人なのか、そうなると自分は……とか思って愕然としてみたり(笑)

 しかし、現役の学生がいないとは言え、大所帯になるとやはりノリが学生時代に戻るというか(笑)そもそも入れ違い入学組あたりからは体育会系というよりはいわゆる「今時の若者」な雰囲気が漂っていて、実は彼らが入学してきた当時からその違和感というか、隔世の感は私たちにはあったんだけれども(笑)。私たちの時代はこのノリに比べたら普通の田舎のいかにもありがちな体育会系の「飲み会」やってたもんねえ、とか言いながら。
 とは言え、大学にいた時の彼らがどういう飲み会をやってたのかは見たわけじゃないのでわからないけど、「飲み会」というより「コンパ」と言った方がしっくりくるなあ、と思ったりした。若いっていいなあ、みたいな(笑)

 そういう状態だったので、滅多に会わない後輩たちと会って楽しいのは楽しかったけど、いつものようにまったりと会話を楽しむ状況ではなかったので今日は早々に1次会で切り上げてみた。若者連中の2次会は多分カラオケになっていたと思われる。これがいつもの面子だったらきっと「転がし」に行ってると思うんだよなー(笑)。人数的にもそれがちょうど良かったりもするし。

アンコール放送の今季最終試合@大阪を見た。

2004-12-29 23:59:59 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
 帰宅してとっとと風呂に入り、年賀状だけでもやっつけようと思いつつ、そういえば今日スカイAで特別再放送やってなかったっけ……と思い出した。でもなんか、見たら色々な意味でどうなるか予想がついたので(笑)本当は見ない方がいいかもなぁと思いつつも落ち着いてからテレビをつけてみた。小池が登板するところだった。
 結局、年賀状を持ち出してきて(笑)書きながら最後まで見てしまった。ベンチ前に並んだレオナインを見ると「ああ、これはただのサヨナラ勝ちじゃないんだ。普通の試合じゃないんだ」と改めて実感して、実感しちゃうともうダメだった。「近鉄バファローズの歌」を思わず一緒に口ずさみながら、ボロボロになってたりして(笑)。球場アナウンスの大野さんが写ったりとか、選手たちと握手しながら涙している裏方さんたちとか……岩本アナもちょっと泣き声になってたしさ……。ほんとはこの日、松原さんに実況やってほしかったけど、松原さんだったらもっと大変なことになっていたかもなあとも思う。

 好きな選手はいっぱいいる。でも、「オリックス・バファローズ」なる不可思議なチーム名を見ることについての違和感は、容易に消えるものではなさそうだ。あんなに将来を楽しみにしていた選手たち、これからもその妙技を見たいと思っていた選手たちなのに、申し訳ないけど。どうしたらいいのかなあ。その面だけは、未だに困りごとである。

年末定例集会・その1

2004-12-29 23:59:59 | 【日常】些事雑感
 高校時代の部活の仲間との同窓会があった。それなりの数で集まれるのは、上京しているメンバーが戻ってくる今時期ぐらいしかない。今回は珍しく同級生だけのこぢんまりした集まり。それも全員というわけでなく、5人という本当に小さな集まりになった(つっても多くても倍程度だけど)。
 子どもが既に2人いる人もいれば、先日結婚したばかりの人もいる。まだ独身のももちろんいる(笑)。新婚さんは実は仙台に行かれたので、来年春以降に遊びに行くね~とか言ってみた(笑)。いや、本当に行けるかどうかは謎だけどとりあえず行ってみたいのは行ってみたいし。とりあえず、おいしい店を調査しておいてくれってことで(笑)

 近況を報告しあったり、正月を沖縄で迎えるので不参加となった人に電話をかけてみたり(笑)馬鹿話に花が咲いて2時間があっという間に過ぎる。全然会ってないのに、話題が尽きないのは不思議だ。
 顧問だった先生が、家の用事を片づけてからなら行けるかもという話だったのが、ちょうど1次会が終わるぐらいに連絡がきたので2次会に場所を移した。ここで、教員になって現在市内で勤めているメンバーがいるのでまた変な盛り上がりが(笑)。2人とも道立高校の教員なので、その世界の内輪が聞けたり、他校に移った教員の話などをかなりちゃんと把握してることに妙に感心したりした。新聞で辞令を見られるというのもあるけど。
 もう少し早めにお開きになるかと思ったけど、意外と終電直前になった。次にこういう形で集まるのは来年以降のことだが、会うと次が楽しみになる集まりである。

仕事納めです。

2004-12-28 23:59:59 | 【日常】些事雑感
 今年(の10月)から会社が変わったというのもあって(でも、転職ではない)正月休みが長くなった。対外的には本日午前中で年内の業務を終了して、新年は5日から。小さい会社になって、そういうところはけっこうやりたいようにやるらしいのでいいことだ(笑)。ちなみに、前の会社(というのも本当は変なんだけど)はギリギリまであたふたしていて、昨日だかに29日で仕事納め、明けて4日から営業と正式に発表されていた。

 で、今日は午前中に、先日三浦半島ツアーに行った際に帰りの飛行機飛ばなくて延泊だったため同行者と途中で待ち合わせて行くのに難儀したお客のところに行く予定だった。同行者が朝早い時間のアポにしてくれたので、いつもより遅く家を出て今回も途中で拾ってもらうことにする。
 待ち合わせ場所には会社から車で多分30分もあれば着くだろうとお互い踏んでいたのだが、どうにもこうにもうまくいかなかったらしく(笑)自宅から徒歩で先に着いていた私は、開店前のスーパーの玄関フードってーか2重扉の中で30分待たされた(笑)。扉の中ではあったが店の中ではないから、暖房が入ってるわけじゃないので寒かった……
 同行者が到着したのがちょうどそのスーパーの開店時刻で、寒かったしせっかくだから飲み物を仕入れるそのついでに、お待たせしたお詫びということで朝食をご馳走になる。フレッシュネスバーガーでユチャチャ(柚子茶。柚子好き。ついでにシークワサーも。要するに柑橘類好きとも言う)と、オニオンとピクルスががっつりかかったホットドッグ。でも、車の中で食べてたら2回もこぼした(笑)。裏道、ガタガタだったしなー。

 そんなこんなでそこから30分。当初予定していた10時着が11時着になり、打ち合わせ自体はスムーズに流れたが、帰社もこりゃ1時間遅れるなと思ったら案の定。でも2人とも腹が減っていたので途中でモスバーガーに寄る。ライスバーガーの海鮮かきあげにオニポテセット。朝も昼もジャンクフードでアメリカ人な気分。(と、帰ってきて報告した時に人に言われた)
 社に戻ったら既に納会が始まっており、既に真っ赤な顔をしている人もいた(笑)。しかしその傍らでやっぱりまだ仕事をしている人もいて、私も実はこの後15時にまた客先に年末の挨拶を兼ねた打ち合わせに行くことになっていたので、自席で昼飯にしながら不在の間に入った仕事を片づける。そしたら出かける時間はすぐに来た(笑)

 気づいてなかったのだが、この客先に行く途中に別のお客さん(実は昨年度まで同じ会社にいた)から電話が入ってたらしい。帰ってきてからそれに気づいて(笑)伝言はなかったがとりあえずコールバックしてみたら、できれば対応してほしい作業があるんだけど……ということで、聞いてみたらたいしたものでもなかったのでとりあえず引き受けた。
 向こうはこちらが今日の午前中で終わるのを重々承知で、私が捕まればやってもらえばいいや、程度で言ってるので多分コールバックしなきゃしないで何も言われなかったような気はするんだけど、それがわかるので逆にやってあげようという気にもなった。

 その作業が終わってから確認をお願いし、OKの連絡が来たはいいが、「それはOKなんだけど、まだいる?」と、何かまた頼みたそうな口調で(笑)とりあえず話を聞いたら、さっきのよりは手間がかかるけどまあそれほどでもないし、原稿もすぐ上がるというので乗りかかった船というわけで作業することにした。
 諸々のやり取りが終わり、最終的に納品完了→OKをもらったのが19時過ぎ。そのあと、本当にやり残したことがないかどうか(笑)確認して、まあ問題ないだろうということで20時ごろ会社を出る。

 先日、指の爪の先が剥がれたり爪が割れたりしたので、一部が非常にみっともない形になっている。仕方がないので他の爪も変じゃない程度に短めにしてあまり違和感がないようにしてはいるのだが、みっともない状態の爪が思ったほど伸びてこなくてつんつるてんな感じ(笑)。
 年末は何かと集まりもあるし、少々塗ってもとの形の悪さを隠すぐらいのことはしたいんだがなあ、長さがないと爪の先の形を整える以前の話しだしなあと思ってて、じゃあいっそつけ爪とかどうよ? というわけで、ドラッグストアにつけ爪を探しに出てみる。

 それなりに色々見たんだけど、どうも自分の琴線に触れるのがない。というか、いかにもニセモノちっくな色合いとか安っぽい作り(ちゃんとしてるのもあるんだけど)がなんか、それを自分の爪につけるとなると笑っちゃうなあというか(笑)。あと、アートがちょっと派手すぎたり、よくよく眺めて「こんな長い爪嫌だな」とか思ってみたりね(笑)。
 そんな調子だったので、結局何も買わずじまい。自分の爪が伸びてきてからマニキュアでも探して遊ぶしかないなあ、と。まあ、つけ爪にしたって、綺麗につけられる自信がなかったので、無駄金使わずに済んだぐらいに思っておこう(笑)

 明日、明後日はそれぞれ高校と大学の集まりがあって、それ以外は今のところのんびりと正月休みを過ごす予定。しかし、大掃除はどうにもしなさそうな予感がするなー。(笑)

人様の日記につられて思い出してみる

2004-12-27 23:54:03 | 【日常】些事雑感
 22日の宴会(仕事の打ち上げ)の2次会がカラオケで、風邪で鼻声&素面なのをいいことに周りの弾けぶりに埋もれて過ごした。(嫌な奴だな、おい)
 そういやその時に、いたんだよねー。布袋の「バンビーナ」歌ってくれちゃった奴が。
 通信カラオケの陳腐なオケと煙草の煙にどっぷりつかりながら、ちゃちいドラマ仕立ての画面越しに見ていたのは、大阪ドームのインチキくさい水色のフェンスを背にバットを振り抜く礒部の姿。

 あー、後ろ向きな自分っ。(笑)

おかしいのは日本だけじゃなかった、と

 「負傷者」ではなく「死者」が万単位で出る地震と津波。5,000km以上離れた日本でも揺れが計測されたというが、想像もつかない。ホテルのプールやビーチを呑む津波や、家も車も押し流す濁流の映像を見て初めて実感する。今年、似たような映像を何度も見た、そのおぼろげな記憶が甦る。
 瓦礫や、流された家屋などの処理だけでなく、遺体の処置が間に合わないことなどからも2次災害が発生が危惧されているそうだ。

「津波死者2万人超す 国連が救援本格化、スマトラ沖地震」(朝日)

 震源地に近いインドネシアのバンダアチェの町では、遺体の列が数百メートルにわたって続く。家族や知人を捜す大勢の人々が、異臭のなかで、1体ずつシートをめくり確認していた。同国の他の地域では、救援活動にあたる兵士が、津波で流されてきた家屋の中や、木の枝などに遺体が残されていないか、くまなく捜している。津波の被害が広範なため、人海戦術でしか対応できないという。

 スリランカでは、家を失った何十万人もの人々が学校や寺院で避難生活を送っている。多くの遺体が山積みのままで、魚や犬など動物の死体とともに異臭を放ち始めている。国連スタッフは、水の中で腐り始めた遺体が、「生き残った被災者用の飲料水に悪影響を及ぼすだろう」と警告している。


 地上の楽園も、自然とともに地上にある限り、完璧な楽園では有り得ない。
 夜見ていたニュースで、難を逃れた日本人旅行者のコメントが出ていたが、現地では津波の経験があまりないという話もあるそうでホテルの従業員も怯えた様子だったとか。情報が足りない、起こり得る事態として想定されていなかった、という部分も被害の大きさの遠因となっているのかもしれない。それにしてもあまりに規模が大きすぎて……

圧巻の走り

2004-12-26 23:25:08 | 【競馬】窓越しのレース
 有馬記念当日。
 昨日と同じで、まず前日オッズを確かめる。ゼンノロブロイが単勝2.2倍と少しばらけている。バルクとデルタブルースの人気が入れ替わった。案の定、北海道ではバルクが1番人気とのこと。
 15:23の発売締め切りベルが鳴ると、仕事そっちのけで気持ちはレースへ。

 「ゼンノロブロイの半馬身後ろにつける」がバルクの、五十嵐の(バルク陣営全体の)今回のレース設計。しかし、序盤から上位好位置をキープし続けるロブロイの真後ろに、バルクの姿はない。画面を追うとほぼ中団。
 多分この「半馬身後ろ」という指示を知らなかったら、私もその後の展開に大きな期待を寄せていたかもしれない。でもそれを知っていたから、「本当にこの位置で伸びていけるのか? ロブロイのペースについていけてないからここにいるんじゃないのか?」という不安の方が大きかった。
 最後の直線に入って、追い上げを期待するというよりはむしろ祈るような気持ちだったが、バルクはあっという間に馬群に呑まれてしまう。ロブロイの入線が画面に捉えられた瞬間、バルクの姿は同じ画面に入ってすらいなかった。電光掲示板に早々と灯る確定の赤ランプ。5着までにも入っていない。結果は11着。これってバルクの過去GI最低の着順なのでは……。

 ロブロイは確かに強かったんだと思う。暇にあかせて出馬表で変な馬名を探したり(笑)片手間に中継画面を見ているだけの競馬素人でも、ここまで立て続けに勝たれると、ああやっぱりすごい馬なんやなあと思うもん。今日だって入線後、2分29秒! と実況が連呼するのでもしやと出馬表ひっくり返したら、あっさりコースレコードが出てしまってたもんね。
 つーか、ロブロイも強かったがペリエも強いわ。これまでのレコードが去年のシンボリクリスエス、しかもこれまたペリエ騎乗だったもんね。それもクリスエスでは有馬を2回勝ってるし。コースを知り尽くしている。ここんとこ本当に色々と重賞かっさらっている感のあるペリエですが、それこそもうなんぼほど日本のGI勝つねんって(笑)。国に帰りたくなくなるんちゃうかと(笑)

 結果的には荒れたというほどのこともなく、冷静に考えて、情に負けさえしなければ多分、買っても大負けはしないレースだった。ロブロイからめぼしいところ流しとけばいいんだから、馬単・馬連・ワイドまでは大体の人が取ってそう。
 要するに、バルクと心中しようとしなければ、買う方はそこそこで終われたレースなんだろう。結果論なのは重々承知だけどね。でも、これまでGIのバルクに期待をかけて、その都度裏切られてしまったお客さんにとっては、そういう選択ももちろんあったわけだ。なので、「やっぱり買わなくて正解だった」と払戻に並んだお客さんも、いるかもしれない。

 だけど五十嵐、負けたまま引き下がっていいのか? 胸を張って、自信を持ってもう一度バルクの背に乗れるまで、中央で修行してみたっていいんじゃないか? なんかこのまま終わるんじゃ悔しすぎるじゃないか。
 本音を言うと、バルクがもしGIを獲れるのなら、やっぱり五十嵐とのコンビで獲ってもらいたいよ。

 ま、金も賭けずにのほほんと見てるから、そんな感想になってしまうんだけどね。

最後のレース、最後のチャンス

2004-12-25 23:59:59 | 【競馬】窓越しのレース
 明日はいよいよ本年最後の開催日となり、中山では有馬記念。早速出馬表を開いてまず前々日オッズをチェックしてみる。

 ゼンノロブロイが単勝1.9倍、複勝にいたっては1.0~1.1倍のダントツの1番人気。デルタブルースが多分単勝4倍ぐらいでそれに続き、バルクは3番人気で単勝8倍ぐらいだった。(うろ覚えだけど)
 前回、ルメールに乗り換わって2着と好走し、それを外から見ることになった五十嵐はやはり悔しい思いをしていたらしい。それがもう一度この大舞台で手綱を戻されることになり、スポニチの有馬記念特集でも「今回、失敗すれば2度とバルクの背には乗れない」と決意を語っていた。

 個人的には「地方の星」であるバルクには、やっぱり一緒に戦ってきた「地方の」五十嵐が乗って勝ってほしいと思っている。まあある意味浪花節だけどね(笑)。なので、今度こそ! の思いもあるけど、1戦我慢した五十嵐の、気持ちの面で変わっているであろう手綱捌きも楽しみ。
 バルクの性格的な折り合いのつけ方から、できる限り内枠に入りたかったとのことだが、その枠順も希望通りの「絶好枠」を与えられた形になった。これでレースの進め方における障害がひとつ除かれたということで、これもまた期待を高めてくれる一因。

 ま、この期に及んで不安要素など述べるわけにもいかないので、いい要素だけ見て期待してると横から豊がさらっていく、というパターンもおおいにあり得るわけだが(笑)そんなことを言ってるとツルマルボーイとかもこういう時にいきなり出てくるような……。いや、バルク陣営があまりにも「ロブロイ徹底マーク!」を声高に言ってるので、ロブロイ以外は大丈夫なのか? と素人は少しドキドキというか、心配というか……大きなお世話だけど。(笑)
 そんなこんなでやっぱり読みようもありませんけど(笑)夢を追う感じで、こっそり応援してます。頑張れ。

 有馬記念の発走は26日、15:25。

想いの行方

2004-12-25 23:49:42 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
 風邪がやっぱり全然良くならない。薬は一応飲んでみてるのだが、22日の夜に一旦切れた時に症状が悪化したっぽいのがよくなかったのか、あんまり効いてる感じじゃない。熱が出ないだけましなんだけど昼間の鼻声ったらひどいもんで、おまけに鼻が詰まってると耳の聞こえもちょっと悪くなるので、窓越しの接客はちょっとしんどかったなあ。
 夜は、食事の後に居間を追い出されて(笑)家人の部屋でダラダラと「世界不思議発見」の特番を見ていたのだが(自室にTVがないから)案の定すっかり眠くなって転寝してしまった。番組半ばを過ぎて、所用を片づけて自室に引き揚げてきた家人にまたまた追い出され(笑)居間に戻って続きを見る。沖縄は北谷の海底遺跡の話なぞを見て、ああ潜りたいと久々に思ったりした。もう何年やってないんだろう。器材の扱い方もログの取り方もすっかり忘れてるよ(笑)。

 裏のNHKで「スポーツハイライト」をやっていた。取り上げられる話題に予想はついていたが、たまにチャンネルを替えてみたりしていた。

 嫌と言うほど突き付けられた現実を淡々と述べるナレーションなど聞きたくなかった。ただ、そこにあった、私が愛し、誇りに思った彼らのあるがままの姿をいつまでも追っていたかった。

 あの日の礒部の姿を見るだけで、また涙は溢れる。
 そして星野の最後の打球がファーストミットにおさまったあの瞬間を見るたびに、私の心は「終わり」を痛感するのだ。いつでも。何度でも。

 何も終わっていない。何も始まっていない。
 バファローズファンとしての自分が、本当はまだ出口を見つけていないことを改めて思い知らされる。