life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

いよいよCSが現実味を帯びてきた……のか?

2009-09-30 23:46:37 | 【野球】ペナント日誌 2009
 この時期の仙台のナイターはさすがにかなり寒そうですね。
 って、勝ったときばっかりこうやってつらつら書いてる気がしますが(笑)昨日は昨日で「THE CONVOY SHOW」とか観に行っちゃってました。軽妙な台詞回しとモダンダンスっぽい振り付け(勝手なイメージ)がなかなか面白かったです。

 ……で、昨日はなんというか……最近ちょっと良かったり悪かったりな隈なので半分、予想にあった展開だったんですけど。というか、スタメン多村が試合始まるや否やいきなり明石に代わってただけで嫌な予感炸裂しましたので(笑)。スタメン見た時は「お。明石外してくれたのか。よかった」とか思ったんですけど~。多村も怖いが、相性的に今の隈に明石は合いすぎているわけで……そんで結局今回も打たれまくったらしいので(泣)。
 和田は復帰直後こそ全然本調子じゃなかったですが、知らない間に中継ぎ調整とかしていて、それを経ての満を持しての先発復帰というこのタイミングというのもまた、嫌でしたね。それでも3点取ったんだからよしとするべきな気はしますが、最後はサヨナラの好機を逃した直後に案の定勝ち越されるというパターンで、「隈がちゃんと投げてさえいればー!!」という、最も嫌なたらればの試合になってました。

 昨日の今日で果たしてどうなるのやらという試合でしたが、ことここまで来ると永井、ついに計算の立つ先発になった! て感じです(←えらそうすぎ)。ここ1ヶ月ぐらいずっとそんな感じですけど、隈でこけたりまさおでこけたりしてもそれを引きずらずにすむ状況が作れていることは、3人目以降の先発陣の立派な功績だと思います。
 とは言え、実際の試合はどうもエラー絡みだったり鷹の先発・岩崎をなかなか崩しきれなかったりと妙な感じになっていたようですが。それだけに、永井の頑張りが大きかったと言えるかも。1人で投げ切って、昨日フル回転のブルペン(……1人投げ損ねた人もいますが)に一息つかせることもできたし。
 それにしても、山の調子はいつになったら戻ってくるのか……CSまでには何とかしてくださいよ。マジで。

 で、どうやら鷲は今日でシーズン勝ち越しが決まったらしい。

 そして10月の声が聞こえるこの時期、グラウンドを去る人々の話題も増えてきました。
 ピンキー井上に、今日は立浪。なーのーに、この負け方は何ですか! 竜ってば! スタメン立浪(ファーストだけど)が3安打猛打賞だと言うのにもう。まだCSもあるっちゅうのに。だからまだ「お疲れさま」は言いませんよ。

 それから燕……今日はユウキももう少し頑張りたかったところだけど、12安打で1点はさすがにあんまりだ(泣)。
 ここが正念場ですよ。頑張ってくださいよ。歯を食い縛って、もう一度巻き返すんですよ!! ここまで来て逃すなんてあまりにもったいない。まだまだ終わってませんよ!

「野中広務 差別と権力」(著:魚住 昭)

2009-09-17 22:04:50 | 【書物】1点集中型
 この国の歴史で被差別出身の事実を隠さずに政治活動を行い、権力の中枢にまでたどり着いた人間は野中しかいない。
(「エピローグ」より)

 野中広務氏が、政治家としての終焉を迎えるまでを辿るノンフィクションです。なんでこの本を読もうと思ったのかが思い出せないんですが。(笑)
 そんな調子ではありましたが、まず最初に差別は遠い昔のことではないのだと改めて知らされました。地方によっては、学校で「」の授業があったりするのも事実だし(ただ個人的には、身近に問題があったわけではないので、当時はあまり現実味を感じられなかったのも事実)。

 不当な差別はなくさねばなりません。不当に奪われてきた権利はちゃんと人々のもとに返さなければいけない。でも、被差別=貧困という簡単な図式に画一化される時代でもない。だからただなんでも保護をすればいいというものではない。「の労働者から自助努力の意志を奪い、差別を助長する」ことを野中氏は嫌いました。それがつまり「差別が新しい差別を呼び起こす」ことになり、さらに被差別出身者への世間の憎悪につながることになる。

 ただ単純に、差別のない世の中にしたかっただけ。誰もが、自分ではどうすることもできない「出自」に左右されずに、がんばった分だけ幸せになれる世の中にしたかった。基本的人権のいちばん最初とも言えるであろうたったそれだけのことが、野中氏が政界を去った今も成し遂げられていないのです。
 だからこそ、出自を明らかにしたままどんどん階段を上がって行った野中氏の想いたるや、すさまじいばかりだったと思うのです。誰にでも好かれるような政治家ではなかったかもしれませんが、目標は明確だった。

 政界引退を決めた2003年、最後の出席となった党総務会での、野中氏の最後の発言。

「総務大臣に予定されている麻生政調会長。あなたは大勇会の会合で『野中のような出身者を日本の総理にはできないわなあ』とおっしゃった。そのことを、私は大勇会の三人のメンバーに確認しました。君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!」
(「エピローグ」より)

 政治の中枢で今なお根強い差別。自分がどこでどう生まれたかにまで責任を持つことができる人間がいるはずはないのに、こんな発言ができる人が首相をやっていたという事実。選挙が終わってからで何なんですが、それこそ今さら暗澹としました。そして、もし野中氏が政治の頂点に上っていたら……と思いをいたさずにはおれないのでした。
 とはいえ、野中氏が本当に首相になれる日本の政界であったら、そもそもこのような麻生発言があるわけがないのですが。

 2週間の貸出期限内(笑)では熟読とまでは至らなかったのですが、いつかじっくり腰を据えて読み直してみたい本です。

「6連覇」には縁がないのかもしれないよ

2009-09-15 21:18:25 | 【スポーツ】素人感覚
 と言っても、GS6連覇に挑むような選手がこの先いつ出てくるかはわかりませんが……

 2週目もいろいろあった全米OPでした。スコアくらいは追っかけてはいたけど、なにせ時差が時差だし、メモするまでにはたどり着けませんでした……
 いやしかしマレーが予想外の敗退をし、ゴンザレスとの3日間にわたる試合を最後はあっさり制したナダルもデルポに完敗し、となっての男子シングルスファイナルでありましたが、デルポがついにロジャーから初勝利をもぎ取るとともに、初のGSタイトルを手にしました! おめでとうございます。

 もちろん試合は見れてないんですけど、第4セットまでのStats見たら競ってましたねー。ほとんど数字が変わらない。プレイスタイルはけっこう違うと思うんですけど、そのわりにこれだけ差が出ないというのは何なんだ。やはりデルポがいよいよ本格的に覚醒したんでしょうか。まさかマレーより先にデルポがGSを獲ろうとは。
 それでもQFくらいまでは普通に勝ってくるだろうと思っていたので、おやっと思ったのはやっぱりSFvsナダルですね。デルポの6-2・6-2・6-2って、そんな一方的に決まるとは思ってなかった。ナダルもなんのかの言ってたいして危なげなくSFまで行ってたし(試合もStatsもたいして見てはいないんですが)、あらーこれは普通にファイナル行くのかなと思ってたので。
 まあトップハーフはトップハーフで、ジョコビッチの調子もけっこうよさそうなスコアでSFまで上がってきていて、これはフェデラーも手こずるのか? と思ったら意外とそうでもなく……とはいえそんなに一方的ではなかったですけど。ただ、ハイライトで見た第4セットの最終ゲーム、ジョコビッチの15-30から出たフェデラーの、あの後ろ向き股抜きwinnerはまるで漫画でした(笑)。あれをやられたらもうお手上げですね。

 でも、その前のフェデラーのQFvsソダリングは少し見ましたが、後半になるほどソダリングの調子が上がってきてたみたいで、もはやタイブレイクじゃないと取れないなーという感じ。ただ、そのタイブレイクできっちり決めて試合をとれる雰囲気もあったので、タイブレイクはそれなりにちゃんと取れるだろうと思っていたロジャーですが……
 そのタイブレイクを、デルポに対しては2回とも落としてしまいました。この点だけでも今までのデルポ戦とは違っていたかもしれないなと思います。

 で、ファイナルセットですが……まるで全豪じゃないかと思いましたよ(笑)ロジャー。
 気づいたら最初のサービスゲームをさっさとブレイクされていて、なんだかミスも多くなってるし、良く見たらダブルフォルトも2桁のってるし……こりゃー無理だと思いました。うん。で結局最後のサービスゲームもブレイクされて終了しちゃいましたしね。
 ただ全豪と違うのは、ロジャーが試合後に全然泣いてなかったことです(笑)。なんかさっぱりしてましたね。トップにいることの余裕というか、勝てなかったのは残念だけれども、今は1つの敗戦で自信が揺らぐような不安定な状態ではないということかな。まあ、GS2つ獲って、2つ準優勝なら充分素晴らしい今年の戦績だと思います。ってまだ終わってないけど今年。

 しかしデルポはなんか、また一気に伸びた感じがしますね。ミスも少ないし、サービスもいいし。ロディックやマレーが意外なところで負けたりしてるから、余計今回のデルポの良さが際立つような。ロディックはウィンブルドンがそんな感じだったけど。
 それに、GSでナダルとフェデラーの2人をいっぺんに破るというのも、よくよく考えたらものすごい快挙じゃないですか。近年それをやった人っていたっけ……思い出せない(調べればわかる話だけど)。重ね重ねおめでとう!

 それと先に終わってたけど女子もいろいろすごかった。ウダンの快進撃ももちろんすごかったし、それと同等以上にキム・クライスターズ、素晴らしいカムバックになりましたね! セリーナとのSFは最後に判定でのトラブルがあったみたいですが、最後は文句のつけようのない見事な優勝でした。今後の活躍も楽しみです。娘さんも可愛かった♪

昨日の話@大阪ドーム

2009-09-09 23:47:30 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
 球場名が変わって久しいけど気にしない。言いにくいから。

 試合は相変わらず見てませんが、最近は速報を見るくらいは少しできるようになりました。多分。でもユニフォームはけったいすぎるのでこれも相変わらず見るに堪えないんですけど(笑)

 で、昨日どうにかこうにか隈が8回持ちこたえて取ってほっとしたところで今朝、省吾の記事が目につきました。
 「隈と投げ合うのを楽しみにしていたのに……」と、降板後に目を潤ませていたらしいです。2桁勝利もかかってたそうですが、「それよりも勝ちたかった」と。
 なんか、省吾も成長したんやなぁと、今さら感慨深くなりました。それと、なんとなくだけど、今もちゃんと「つながってる」ような気がする一言ではあったので。

 選手みんなに対しては、見ることはできなくてもずっと気持ちは変わらないからねー。

 それにしても、以前から私、福盛はオリ戦には非常に相性が悪いのでなるべく登板避けたがいいと思ってるんですが(笑)。そう思うのは私だけですか。だって塩崎とか見るたび打たれるしさー。←いないじゃん。
 昨日は本当に、ストライク入らんしガシガシ打たれるし、マヂで紅白戦じゃねえかと思いましたから。(嘘)
 ま、隈がもう少し球数少なかったら良かったんですけどね。よろよろしつつもギリギリ踏みとどまっていたので、いっぱいいっぱいな感はありましたが。

 今日は今日で、永井がいよいよ「3本目」に名乗りを挙げる140球完投勝利&2桁到達となりました。って、完投は隈への当てつけかっ。←大間違い
 一応、「2本半」という言葉で監督も一歩前進させてくれましたよ(笑)。しかし問題は明日だなぁ。

全米OP Day6まで進みました

2009-09-06 23:16:37 | 【スポーツ】素人感覚
 シングルスは3回戦が始まってます。サフィンはウィンブルドン同様1回戦でいなくなっちゃったけどー。結局見れなかった。(泣)
 本日(現地時間の)は、第1試合からいきなりフェデラーvsヒューイットでした。それが幸いにも見られる時刻だったので、これが放っておけますかって話で(笑)つい見始めてしまいましたが、しかし~……見てみたら長かった。
 結局、終わったのが3時前だったんで2時間半はかかったのかな。4セットやってるんで本当はそんなに長くはないんだけども(笑)できれば早く寝たかったので←本当に観る気があるのか?

 試合はと言えば、フェデラーのラブゲームサービスキープで始まり、先にブレイクしたのもフェデラーでしたが、そこからが問題。ヒューイットがブレイクバックして、さらにもう1つブレイク。第1セットはそのままヒューイット……ってロジャー、いきなりセットダウンですか。
 何をやってんのかなぁ~と思いつつ、半分眠りこけながらスコアを追い、まずはフェデラーがセットオールに戻したところで、そろそろギアが上がったかな? と思ったのですが意外とそうでもなかった(笑)。サイドアウトが多かったような印象があります。down the lineがなかなか決まらないなぁって感じ。

 第3セットはお互いつかず離れずで全然試合展開が読めず、ますます見切りで寝られなくなってしまいました。しかし最後の最後でようやっとフェデラーがブレイクしてセットカウント2-1に。もう睡魔がひどいです。本当にもたないっつーの。(笑)
 というわけで、第4セットはもはやほとんど細切れにしか見ておらず(笑)気がついたらフェデラーの2 break upでserving for the matchになってました。ああやっと精度が上がってきたかなと思ったのも束の間、このゲームを意地のブレイクでもぎ取り追いすがるヒューイット。まだまだ萎えてはいません。
 しかし2度目のserving for the matchとなった第10ゲームを今度こそフェデラーがキープし、ここでゲームセット。もうちょい真面目に見たかった、こんな夜中でなければ。

 全体を見ていて思ったのが、なんとしてもフェデラーのミスが多い。多すぎ(笑)。特に第1セットは落としたからというのもありますが、1stからのポイント率もフェデラーにしては低かったので、出だしが良かったのに乗り切れてない雰囲気がありました。あとはダブルフォルトかなぁ。
 けど、まぁすんなりとはいかないまでも試合が進むにつれて少ーしずつ? ミスは減りましたけど。それでも全体で60近くありましたかねぇ。さすがに多いでしょ、ロジャー……1、2回戦は多すぎるってほど多くなかったのに。
 ただそれでもやっぱり、ここぞの時には相変わらずエースが出ているので、あれがあるならまあ大丈夫なのかな、とは思いました。あれが出なかったら、見てる方は本当に慌てると思うけど(笑)

 ヒューイットももうすっかりブランクを忘れさせるプレイになっていて、球回しも速いし、やはり見ていて楽しい対戦ではありました。気持ちが前面に出るのでフェデラーとは対照的なんだけど、それがまた良い。
 GSはまだどうしてもドローが微妙になってしまいますが、今年は大物食いもやってるし、まだまだこの先が楽しみです。

 ……で、今朝結果を知ったその他の試合。
 シャラポワの敗退に始まり、ロディックが地元&同胞対決にフルセットの末敗退、さらには1回戦から苦戦しまくりのサフィナがこれもとうとう敗退。タイトル取れないどころの話ではないですよ(泣)。女子は今回もウィリアムズ姉妹(の、どっちか)かなー。
 個人的にはとにかくロディックの敗退がいちばんがっかりなんですけど。早すぎますよアンディ、そりゃないよー。ろくに見ちゃいないのにっ。女子は上位シード勢が続々upset食らってましたが、男子の先陣を切る(嫌な意味で)のがロディックとは(泣)。

 7日目はボトムハーフのトップシード2人(マレー&ナダル)も登場します。どちらも負ける相手ではないと思うけど、それこそ今日みたいなことがあるので、明日の朝起きたらどうなっていることやら……。あと、地味にシモンも心配。

所沢の貸しを仙台で返された(笑)

2009-09-03 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2009
 頭を隈で取ったのに連敗しましたよっ。
 実際、笑うところじゃないんだけど、なんか予想通りすぎて笑うしかないという……(笑)。結局、所沢でやったことをやり返されてしまいました。

 やはり2戦目の継投が結果的にはキーポイントになってしまったかもしれませんね。7回2死1塁、2点差あるとはいえ1発同点なのも事実で、永井の球数も110くらいいってたんだったかな? 迷いどころかなぁとは思ったのですが、ベンチの選択は継投でした。
 ホームだし、2死だし、ここは永井に任せてもいいんじゃないかなーと個人的には思いました。ただ、ベンチはベンチで万全を期すつもりの交代であったのはわかるので、結果が裏目に出たとしか言いようがない。有銘も0/3回が最近目立つし(マリンでは頑張ったけどね)、川岸があれだけ打ち込まれたらお手上げです。今の鷲の形はあれしかないので、これでダメなら仕方がないとは思います。
 まあ、100回投げて100回抑えるのは無理なので、あれで川岸の厄落としになってくれればいいなと思いますけど(笑)。前回も、打たれたの(最初の1人だけだったからなんともではあるが)レオ戦だったからなー。相性が悪いんですかねぇ……

 で、頼みの綱のまさお@3戦目であったはずなのですが、向こうの先発が帆足でした。今年対戦の記憶がないのですが……打てなさそう……とか思っちゃったのですが見事に打てなかったよー。(ちなみに、本当に対戦してないかどうかは調べてません。すみません。かなり、イメージだけでものを言ってます。)
 まさおは珍しく2本も1発食らうし、なんだかこの3連戦誰も彼も妙に後藤に打たれている気がするしで非常に消化不良でありました。全部は見てないんですけど。

 しかしさらに問題なのは、このあとがハム戦だっつーことですよ。この嫌な流れで、おまけに裏ローテでハム戦ってあんた。←あんたって
 数字の上では一応レオと2ゲーム差あるけど、もはやゲーム差なんてないに等しい。ちょっと、形勢逆転かなーという気がしています。果たして明日、この流れを藤原で変えられるかどうか。うーん。相手が相手だけになぁ。

今年最後のグランドスラム、開幕!

2009-09-01 22:48:46 | 【スポーツ】素人感覚
 全米OPがいよいよ始まりました。が、現地時間11:00からの第1試合ですら日本時間では0:00ですよ。時差-13時間。よって、リアルタイムではとてもじゃないが見れません(泣)。

 とりあえず結果を確認しましたが、6連覇を狙うパパ・ロジャーは(おそらく)順調に初戦を突破。ヒューイット、ロディックも危なげなく勝ってました。ヴィーナスが若干苦しんでいたようですが、それでも逆転勝利。
 ただ、いきなり15シードのストーサーと当たった杉山は初戦敗退になってしまいました……第1セット落としながらもフルセットに持ち込んだようなんですけどね。切り替えてダブルスでがんばってほしいです。

 ところで、ナダルとマレーのランキングが入れ替わって、果たしてドローはどうなるんだ? と思ってましたが、ナダルはボトムハーフに入りましたね。この2人には決して分が良くないフェデラーにはラッキーなのでは、とは思いました。
 ただ、前哨戦のモントリオールで3セットマッチながらマレーをストレートで破っているので、ロジャーは全仏以降本当にいい状態で来てるなぁという気はします。だいたい、マレーに勝ったのっていつぶりだよ(笑)。思い出せないよ。下手したら去年のこの場(全米OP)以来じゃないのか(笑)

 ……と、そのくらいマレーやナダルとの試合はフェデラーのバロメーターになると思うって話なんですけどね。ドローを見る限り、何かアクシデントとかよほどのことがない限りやっぱりSFまでは普通に勝ち上がるんだろうとは思います。が、順調に行くと3回戦がヒューイット戦なんだな……というか、ヒューイットもちゃんと勝ち上がってきてくださいよ!
 で、昨日(日本時間では今日)のロディックの試合みたいに、ナイトセッションの2試合目に組んでください。そしたら見れるかもしれないから。(笑)←勝手な

 あと、結局モントリオールのナダルの試合を見れてなかったので、どの程度の状態なのかちょっとわからないのですが。なるべくいい状態で大会を過ごせるといいんですけど。

 しかし、全然話が試合から逸れますが、公式の中ページの右のサイドバナーに、Wiiの広告が出てるのが……(笑)。GRAND SLAM TENNISとか、そういうソフトがあるんですねー。ポリゴンの選手キャラクターがなんかおかしいです(笑)。

所沢の借りを仙台で返したっ!

2009-09-01 22:20:27 | 【野球】ペナント日誌 2009
 いよいよPO出場権を争う天王山の様相を呈している鷲vsレオ3連戦の初戦です。
 先発は先週と同じく、隈と涌井。ということは3戦目まで同じローテになるわけですね。なんか昨今珍しい気がする、こういう巡り合わせ。多分気のせいだと思いますが。(笑)

 苦しくなるだろうことはわかっている試合ではありましたが、それにしても初回から判で押したように先週と変わらぬ絵に描いたような拙攻が続きました。制球の定まらない涌井、これは前回も感じたことではあるんだけど(投げ合っているのが隈だからなおさらとも言う)だったら定まらないうちに捉まえておきたいところなのにそのチャンスをことごとく、ご丁寧に潰しまくってました。
 初回の2死満塁からの草野は仕方がない、当たりは悪くないし……で済んだけど、以降もバント失敗のゲッツーやら盗塁読まれてウエストされて刺されたやら、なんとか同点に追いついてなおも走者を置いたところでまたまたゲッツーで勝ち越しできず、さらに6回でもう1度もらった満塁のチャンスをこれまた活かせず。
 挙句の果てには再度のリードを許した後の8回、ヒットと涌井自身のエラーでもらった無死1、2塁のチャンス、しかも中軸なのにどうしてもランナーを返せない。なんなんですか、みんなそんなに隈が嫌いなのか! 今日も勝つ気がないのかー! とか根も葉もない暴言を吐いてみたくなりましたよ(笑)。

 まぁ、そうは言ってもそんなに映像が見られたわけではないんですけども。ただ隈は、序盤はそこそこ低めにちゃんと来てたと思うんですが、だんだん浮いてきたのかな? という雰囲気はありました。
 良くないというほどではないとはいえ、展開が展開なので中盤はちょっと気にしていたのですが、問題の7回ですね。義人にいきなり初球を叩かれ、ボカチカに返される。ここまでわずか4球ですよ(笑)。それでなくても今日はどちらかというと下位打線に球数を使ってる感じがしたので、巡り合わせ的にも嫌なところだったんですよね。痛恨でした。

 それでもここを1点だけで済ませることができたのが、結果的にはいい方向に行ったんじゃないかと思います。とはいえ、8回が直人からの攻撃でチャンスを作りつつも尻すぼみだったので、正直9割方もうあかんやろと思ってたんですが(笑)。
 しかし9回はもう……なんでそれを最初からやらないのだ!! と(笑)。まあ、下位だからこそ代打・憲史のカードが切りやすかったんだと思うんですけど。でもねー憲史、本当に今はいい働きをしてますね! 「7番・DH」が定位置だったあのころを彷彿とさせます。今日はもう、この場面は憲史しかいないだろうという確信が持てるくらい存在感がある。今季、地味ながらこつこつ積み重ねてくることができた結果だと思います。
 高須はここのところ必殺仕事人ぶりは鳴りを潜めてますすが、敬遠承知で送り出しているはずなので、今回は名前で仕事をしたって感じでしょうか。

 で、それが最後、リンデンに繋がったわけで。
 とはいえ、最後の1打は球足は速くないものの非常に浅いセンター前でした。しかしやっぱり内村は足のスペシャリストですね(そういえば森谷はどこで何してんだろう……)。あの距離で、しかも栗山の返球も決して悪くはない位置とタイミングで、見事ホームを突きました。タイミング的には微妙だったけど、足が先に入って追いタッチ。こういう結果を見ると、采配しながら監督冥利に尽きるんだろうなーと思います。

 隈も結果的に完投勝利となり、涌井との2週にわたる投げ合いの決着をつけました。全部を見られたわけではないけど、2週とも「エース対決」の名に恥じない試合になりましたね。試合結果としては痛み分けではありますが(笑)
 今日の隈は(前回もか)常に先行される事態にはなっていましたが、それ以上の加点を許さないだけの投球はしていました。2点目はともかく、先制点はバットを折りながらのかなり詰まった打球だったので、あれは仕方ない部分もあるし。
 涌井も制球に苦しみながらも、自分で招いたピンチの芽はことごとく摘み取っていました。もちろん鷲側のミスも多かったですが、簡単に崩すことはやっぱりできない。それが最後の最後でああなったのは、やっぱりホームアドバンテージもあるのかなという気はします。隈もこないだからずっとそれを言い続けてたし(笑)。

 なんにせよ、鷲にとっては徳俵とまではいかなくても土俵際1歩手前から逆にうっちゃり……というよりは寄り切った感じ? 最高の形のひとつだったと思います。
 ただ、先週はレオ側がそうやって初戦を獲ったにも関わらず、あとの2戦を落とした形になっているので、これに浮かれてばかりはいられない。明日の永井、監督が「あと1回良い投球したら認めてやる」そうなので、ぜひ前回のような投球を期待します。
 あとは打線にもう少し元気があると嬉しいかな。連勝中ではあるものの、どっちかというと少ないチャンスを何とか拾う感じで、いかにも打線好調ってほどではないのでね。


微妙なセ・リーグ……
 巨人独走状態でちっとも面白くない首位はおいとくとしても、燕と竜がここに来て失速気味。しかも今日の竜は、チェンが……せっかく逆転してもらったのに即座に再逆転されるという。まるでチェンじゃない。広島が元気なのはいいことなんですけど。
 燕も、好調の虎につかまっています。まだゲーム差はあるけど、3タテなんぞ食らおうものなら様相が一気に変わってきてしまう気がするので、なんとか持ち堪えてもらいたいのですが。初戦を館山で落とした今、石川かつおがなんとかせねばなりません。頼むよー。