life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

カットじゃなくてスラでした

2008-09-29 22:13:28 | 【野球】ペナント日誌 2008
 昨日の上原氏。荒木に打たれたのは、スポーツ紙によるとどうやらスライダーだったようです。しかも中に入ってきたと。複数紙でそう書かれてあったので、おそらくそれが正解なのではないかと。速報(つまりデータスタジアムのデータ)しか見てなかったんで……
 スライダーならまだわかるかしら? 勝負球としては。という気はしないでもないですが、最近カットが多いんじゃないの? と感じていたのはもしかしてこの速報だけって話なんですか? という気にもなってきました(笑)

 ベンチでグラブ投げるわ裏ではどーも目を腫らしていたようだわで、あの1球の重さはそりゃあ誰よりも認識してると思うのですが、失投は失投。
 さて次回、これを取り返すことができるかどうか。ただ、取り返せたとしてもそれがチーム的にはもう遅きに失しているという事態も、充分に考えられることではありますが。

 昨日の話はこのくらいで本日の本題、ブービー争い@仙台ですが、待ちの仕事の暇を縫って(笑)今日もネット中継で。
 が、しかし、今日は見事にバラバラでしたねぇ。隈。
 最初の松田の1発は仕方ないとしても、2回3回と続けてバント処理を誤るという、信じられないような隈自身のミス。どっちも先の塁で殺そうという判断は良かったんだけど(3回は微妙かな?)ああいうミスがらしくないし、それが続くともっとらしくない。バックが不安になるんじゃないかと……
 それでも後続はなんとか断ったし、ここで踏ん張れるなら大丈夫かな? と思ったんですが……最後は我慢しきれんかったようです。本間やだなー、柴原と同じぐらいやだなーと思ってたら本当に本間に打たれたしー(笑)

 そら長いシーズン投げてれば4敗ぐらいするで。と言いたいところですが、負けた日が良くなかったですね。前回は最高の状況で勝ちましたけど、今日は真逆。よもやエースで再び定位置に戻ろうとは、ってーのがチームとしての本音じゃないかと。っていうか本当になんで昨日じゃなかったんだろ。前回球数少なかったのも、当日の状況と次の中5日を踏まえてだと勝手に思っていたんですがどうやら違ったらしい。
 ただ、ぶっちゃけ、今までさんざん隈に助けられてきたんでしょー! 今度は野手が助けたらんかい! ってのが、見てる方の本音でもあったんですがね(笑)。でも正直、2回に来た最初のチャンスで高須のいい当たりを中西が捕っちゃったとこで、すでに「やばい。今日はツキがない」と思ってはいたのですよ。マジで。
 新垣はある意味新垣らしく、球がそれなりに暴れ、それなりにねじ伏せるだけの投球はしてたみたいです。結局11も三振獲られました。これが来そうで嫌なんだよなーというピッチングがそのまま来たって感じです。うう。もはや完封されなかっただけマシ。160球も放らしてんのにギリギリまで代えてくれない王さんの意地悪。←ひどい

 まあしかし何が悔しいって10連勝締めがフイになったのもそうですが、防御率がね~~~~。目指せ1点台フィニッシュ! だったのに、自責3(だと思うんだけど。多分。2点目が野手エラー扱いになるとしたら)で2点台に後退した挙句にやっぱりダルビッシュに抜かれるのね~~~~(苦)という。ここから1点台に戻すには、次の試合を完封して間に合うかどうか……? いやそれでもかなり厳しい気がする。計算はめんどくさいのでしたくないですけど(笑)
(翌日追記:どうやらギリギリ1点台に踏みとどまった模様。1.93だそうです。今までの貯金が生きたってことでしょうか。とりあえずそれは良かったけど、できれば防御率のタイトル取ってほしいんだよなー。)

 次は結局どうなるんだろう? 最終戦? だと中7日になっちゃうな。もう1回中6日か、初心に帰って中5にするか。どうなんだろう。今季の隈に限っては、同じ失敗が2度続くことはないとは思うんですが……ってバント処理は2回失敗したけど。←だめじゃん……

 でも、背番号だけ勝つチャンスは、まだあるんですよ。
 21勝に挑戦できるなんて機会、一生に一度あるだけでもすごいことなのに、再トライが許されてるんですよ。
 これを逃す手はないですよ!!


 というわけで、まさか今日のこんな状態で今季を締めようなどとは思っていないだろうと思いますので。泣いても笑っても最後の1週、悔いのないように作り直して最終登板に臨んでください。
 1年間ひたすら、チームのためにやってきた。それは当たり前のことかもしれないけど、それでも最後ぐらい、自分のためにも欲を出しても誰も文句は言わないだけのことを、今年の隈はやってきたと思うので。

今日も被弾で@名古屋

2008-09-28 22:05:40 | 【野球】ペナント日誌 2008
 見事完投負け(8回だけど)を喫しました上原氏です……orz
 あの広い名古屋で! しかも荒木に! おまけに2死から!! ってそれはどうなんでしょう……orz
 
 まあ、ある意味予想はできたことなんですが……詰めが甘いというか。本人はそんなつもりないと思うんですが、結果としてそう見えてしまうところがもったいないなぁと。荒木は好打者だけどホームランバッターでは決してないわけで、この展開でこの手の打者に1発食らって終わり、ってーのは、上原氏としてはありがちな落とし穴ではあるけど(泣)でも悔やまれるなぁというのがこっちの本音。
 とは言え、相手がチェンだったので、開始前から「きっとこれは厳しいだろうなー」と思ってはいました。でも試合がずっと0-0で来ちゃってたから、見てるこっちにも「勝てないまでも負けずに済むのかも?」という欲が出ちゃったんですな(笑)。今さら個人成績を気にすることもないんだけど、なるべくなら調子のいい時くらいは勝っておいてほしいし。←意味不明

 ……とか何とか言ってますが、実は中継は観れてません。地上波放送なかったから。CSはあったのかなぁ。どっちにしてもTV空いてなかったんだけど。

 でも、打たれた球がアウトハイのカットボール……カットボールかぁ……うううううむ。最近、カットの割合が以前よりだいぶ増えてる気がするけど(って、私の記憶自体がもしかしてかなり昔のイメージかもしれないけど)でも、カットボールでこういう痛恨の失点をするのって、なんか悔いが残りそうな……どうだろう。
 試合的にはしゃーないでは済まない失点ではありますが、あの打席ひとつを取って見た時に、「あれを打たれたらしゃーない」であれば、納得してさえいればとは思うのですが、カットボールなぁ……。いわゆるウィニングショットとまではいかない球種だけにね。まあ、このへんは本人の感想? 反省? を聞かないとわかりませんが。
 ただ、数字的には決して悪くはないんですけどね。四球は敬遠の1つだけ、球数も108。やっと安定してきた。今さらだけど、最後まで安定しないより全然いい。今年で選手生活が終わるわけじゃないのでね。多分。

 もう1回登板があるのかな。って、中6日ならまた竜戦ですよ。日程がバラついてるから向こうのローテがどうなるかわかりませんが、もうチェンは勘弁したって~(笑)
 あ、そういえば井端が帰ってきたそうですね。今日は出てなかったけど、とりあえず良かった♪

最後のお仕事が終わりました。ありがとう広島市民球場さん
 昨日のルイスも素晴らしかったみたいですが、今日の前田健太もしっかり試合を作りましたね。失点もエラー絡みで自責0。いい餞になったと思われます。最後の最後で2試合ばかりお世話になっただけでしたが、いい雰囲気の球場でした。お疲れさまでした。新しい球場が、カープに関わる皆さんによりよいものであることを祈って。
 それと、日本シリーズで戻ってこれることを願って! 是非!

5位以下確定だってさ@仙台
 隈だとばっかり思い込んでいたので予告先発も確認してなかったんです。したら速報でいきなり0-5とか出るので思いっきりのけぞりました。が、先発は一場でした……orz いや、隈が打たれるよりか全然いいんですけど(笑)
 しかし、どんなに確率が低かろうとも勝ち続けさえすればもう1つ順位を上げる可能性も全くのゼロではない状況だった……のに敢えて一場だったのは、隈に何かあったわけじゃないよね? 12連戦だし、こないだ雨でノーゲームになった試合で若干、一場がよさげだったらしいから立ててみただけだよね? と信じたい(笑)。
 結果として、今までとなんら変わりのない状況だったようなので打つ手なし。1回も2回も先頭にいきなり四球だからこの人本当に面白すぎる、いろんな意味で。今季これでまだ3敗なのが信じられない。今に始まったことじゃないけど。
 そしてホセのエラーも今に始まったことじゃないけど……orz いやホセだけじゃないみたいですけどね、今日は。守乱。まあ投手のリズムも影響しそうな気がしますが、ここまで来ると。
 明日の鷹は新垣だそうです。前回こけてるけどその前2試合ぐらいは悪くなかったんじゃなかったかとうろ覚えしているので(調べろって話?)、ちょっと身構える感じです。隈にはできれば10連勝締めしてほしいので(笑)あと2試合投げて、2試合とも勝ってくれたら良いな。夢は大きく。目標は高く。

 あ! 明日からAIGオープンだ!
 GAORAの放送枠がもう少し早いと良いんですけどねー。23:30~3:00って、どうがんばっても1:00には力尽きてしまう(笑)

豪快! 首投げ一本

2008-09-24 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2008
 帰りし、久保がここんとこ調子いいのでひょっとしたらひょっとするかもよ。涌井だって今絶好調でもないし。とか思いつつ、所沢の速報を追ってました。
 そしたら例の1イニング3死球。「これは乱闘になるな」と思ったらやっぱりなってましたね。ベニー、綺麗に首投げ決めちゃってました(笑)。細川には申し訳ないけどあまりに綺麗に決まりすぎて笑ってしまった……。
 まあ、投げ飛ばすことが必ずしもいいことだとは思いませんが、今回はこんな話も仕方ないだろうと。

 というわけで、レオはある意味予想通りの足踏み。本拠地でやり直すには帰って来るまでまた2つ負け続けなきゃいけないので、まぁさすがにそれはなかろうとも思うのですが。意外に完全アウェイの札幌の方が簡単に達成できちゃったりして。
 そういう意味では、レオにはせっかくのチャンスだったのにねーって話だけど、となるとレオが勝って決めるためには鷲の責任は大きいですね。オリ戦2つ取らなくちゃ。っていうか、それでなくてももうオリに負けるのお腹いっぱいなので(笑)←笑い事でもないですけどね

あとはマリさんよろしく(笑)

2008-09-23 23:50:20 | 【野球】ペナント日誌 2008
 一応追ってみた所沢の試合です。
 朝井はまあまあ相変わらずの、可もなく不可もなく。序盤はカーブばっかり打たれていたっぽいですが、そのわりには良くもった方かも。というか、打たれていたからなのか今日はカーブ少なかったですね。最近はこんな感じなのかな? 最近の投球内容までは詳しく浚ってないのでわかりませんが。

 2-3から果たしてどうやって逃げ切るのかというところで、喜ばしいことなのですが他所でマリさんが頑張っていて、こっちの試合途中でレオがM1になってしまいました。
 というわけで、目の前で胴上げ見たくなかったら、もはや勝つしかなくなってしまった!

 なのにこの終盤の双方のグダグダぶりったら……(笑)
 小野寺の危険球やグウィンの乱調はともかく、鷲としては川岸が打たれたらもう打つ手ねぇやと万事休すの思い。いやまあグウィンがアレだったのでこういう展開になっちゃったのですが。
 で、最後の攻撃を迎えて7-5なんで正直諦めました。が、「優勝決まっちゃったかなぁ」と速報リロードしたら7-10になってて目を剥きました(笑)。

 グラマンもグラマンだけど、でももっと言えば今日もエラーから、まさしく起死回生の1発が飛び出したわけで。このミス=千載一遇の大チャンスにつけこむ展開がまさかこの大一番でできようとは……
 とはいえ、あのエラー自体もこんな大一番だからこそ起きたものかもしれないけど。月並みな言葉ですが、あれが産みの苦しみなのかも。初めての経験になる選手もいるし。おかわり中村のエラーを見た後だったので、最後の直人のダイビングキャッチもちょっとひやりとしましたが、いいプレイでした。あれが抜けてたらまだどうなってたかわからなかったです。本当に。

 でも鷲、なんだかんだ言ってこんな土俵際、まさに徳俵からのうっちゃり的大逆転ができるとは思ってもみませんでした。決めたのはホセだけど、本当によく諦めずに繋いだなぁという感じ。なんだよ、みんなやればできるやん! と(笑)←偉そう
 こうなったら、勇退される王さんには申し訳ないけど(体調すぐれない中、本当にお疲れさまでした)、鷲には1つでも上を狙ってもらうしかありません。チームも今はその気になっちゃってるはずだと信じてますが、問題は来年のシーズンが始まるまで今の気持ちを忘れずにいられるか、でもあるかな。

 では明日のマリさんへバトンタッチ。よろしくね!(笑)←一応マリさんを応援してますけど

大台到達!

2008-09-22 23:56:00 | 【野球】ペナント日誌 2008
 鷲は所沢へ。
 優勝決定かもとかいう話より隈の20勝が先だよっ! てな日です。
 しかし、試合が始まる前にこんなに緊張したのは久しぶりです。ただネット中継見るだけなのに(笑)。

 と言っても、序盤は仕事しながらなのであんまりちゃんと見れてないですが、それでもちらちらと窺ってみたところでは、立ち上がりはあんまりよくなかったですね、隈。1回終わった時に首傾げてたし。球も高めに外れるのがけっこうあったりして、なーんか今日は変化球がいまいち決まらないの? と思いながら追ってました。
 そんな状態なのに、先制してもらった直後に自分の暴投でタイムリーを打たれて追いつかれて、ますます苦しげな展開に。

 なんせ相手の一久が案の定素晴らしい滑り出しで、鷲打線はもうどんなけ三振するねん君ら。という具合に、面白いように打ち取られていたのでした。なんとか得点圏に走者が進んだ4回も高須が面目躍如できず、中盤は膠着状態。
 ただ、2回を最少失点で凌いだ隈は、3回からガラッと変わりました。それまでは初球がほぼ悉くボールだったのが、早めに打たせて取れる投球に。1点取られて目が覚めたかなという感じでした。

 そして6回、後から知ったけどブラゼルのとんでもないエラーでもらった千載一遇のチャンス。ここで決めないと一久を打ち崩すチャンスはもうないのではないかと思ってました。そしたら4・5・6番一気呵成の3連打! 勝ち越しタイムリーは当然のように高須大先生! で、左キラー中島はいい当たりをなかじのファインプレイに阻まれたものの追加点。
 3点あれば隈なら絶対に勝てる! と信じてやまない今季(笑)ですので、申し訳ないけどこの時点ですでに勝った気になってました。←浮かれすぎです。

 しかし、得点直後のイニングに気をつけろとはよく言ったもので、それに関してはやはり隈も例外ではなかったのでした。
 気づいたら6回裏のレオの打順はトップの片岡から。踏ん張りどころだよー、とこっちが身構える間もなく片岡には初球を捉えられ、来るぞエンドラン! と身構えたら身構えたで見事に決められ(実際の作戦はランエンドヒットだった)あっという間に無死1、3塁。長打で同点、1発で逆転。本日最大のピンチ。
 正直ここは、経過を追ってるこっちは1失点は覚悟してました。が、バッテリーはそうではなかった。義人を渾身のストレートで、しかもど真ん中に決めて空振り三振を奪うが早いか、スタート切った栗山を藤井が見事2塁封殺! こーれーは、後から映像見ても痺れましたねー。バッテリー2人で1年間(だけではないけど)積み上げてきたものを見た感じです。ベースカバーに入った直人のタッチプレイもお見事。でも8回のバント失敗→併殺は、こんな試合じゃなかったら大ブーイングですよ。藤井さん。(笑)
 さてこれで2死3塁。で、最後は怖い怖いなかじをセンターフライに打ち取って、無失点でこのイニングを終えました。

 あとは7回、リックさんがここぞの代打で登場してさっきのお返しとばかりに1、3塁の状況を作ったところで一久をマウンドから降ろすことに成功。やはり6回のチャンスを潰さなかったことが大きかった。よくやってくれました打線。ていうか、何故これが他の試合でできないのだ! と(笑)
 最終的には、満塁にして久々に見た(私が、ですが)岡本真也から山崎がとどめの2点タイムリー。私もここでやっと気持ちが楽になりました(笑)

 4点のリードをもらった隈の7回、またまた得点直後に無死の走者を出したりしましたが、ここまで来るともう試合の支配権を隈が握っていると言っても過言ではない状態。最後はライナーゲッツーというツキまで呼び寄せたピッチングでした。

 この時点で球数は84球と、予想してたよりもかなり省エネ。普通に110くらいで完投できるんちゃうのーと続投を疑ってなかったのですが、意外にも8回からは継投でした。しかも2番手がいきなりグウィン。ま、9回に投げてもセーブつかんしね今日。
 隈は中5だったからなのかな、今日は体の危険信号が早めに出たようです。早めに降りたのはそのせいだったんでしょう、多分。確かに、ベンチでしきりに右肩というか二の腕? を自分で揉みほぐしてたりしたので。
 9回はワンポイントで有銘、締めが川岸と、点差の割にガチガチのリレーとなりましたが、隈からの流れをしっかり守って、本日のM減らしは無事阻止できたのでありました。

 というわけで。
 岩隈久志、5年ぶりの20勝投手に。おめでとう!!

 しかしだ、試合終了後、ヒーローインタビュー待ってたんですよ! なのに放送ないってどういうことですかー!!
 ……と泣きを入れてたのですが、スポーツニュースを見てるとどうも直後のグラウンドではインタビューがなかったのかもしれない。通用口みたいなとこでインタビューに答える隈の映像がありました。しかし、なんでだろう。スポーツニュースだとノーカットで見られないからと思って、中継でのインタビューを期待してたのになぁ。がっかり。
 そんなインタビューで隈は「数字を意識せず、チームのためにと思ってやってきたのが、結果的にこの数字になった」と言ってました。当たり前のように聞こえる言葉だけど、こう自然に言葉にできるようになったんだなーと感慨深くもなります。

 思えば2001年、8月の苦しい時期を鮮烈な先発デビューで救い、さらに優勝に向けた最後の関門の対レオ3連戦を乗り越える口火を、初完投初完封で切った隈でした。まだ2年目の20歳で、今よりもっと線が細かった。
 近鉄最後の2004年には最多勝。あれが球団最後のタイトルになったのかな。その最多勝を引っさげて、日米野球でも素晴らしいピッチングを披露していました。そして翌年、鷲元年には見事開幕を飾り、さあここからという時に相次ぐ故障。今でも「ガラスのジョニー」(なんでジョニー? っていうか何のジョニー? 監督……)とか言われちゃうくらい気を遣わなければならない状態なのは、若干の不安要素ではあるけど、その状況の中で徹底した自己管理をしてここまで来ました。それこそが成長ではないかと。

 ただこの1勝は、今季の隈にとっては通過点だと思いたい。まだ投げる機会も気力も残ってる。最後まで「チームのために」。それがどう結実するか、最後まで見届けたいというのが、見てる側としての今の心境。

 さてそんなわけで、今日のところは目の前で胴上げを拝まされる事態は阻止しました。しかし明日はわからない。
 それを見て何かを感じることも確かに、今の鷲には必要なことかもしれないとは思います。だけど逆に勝ちさえすれば、眼前にすることで嘗めさせられるであろう苦い思いをせずにすむ。その想像力をモチベーションに変えて目の前の1勝を獲りに行くのもありだろうと。
 それに、明日も阻止したら今度はマリさんに回るんで、優勝阻止が大得意なマリさんがここでまたまた本領発揮してくれて面白くなるかもしれないし(笑)

 明日の先発は朝井。まじめな話、隈と田中の間の世代でもある朝井には、ここでしっかり、本当の独り立ちをしてもらいたい。
 前回の登板は、自分は不甲斐なかったけどバックのおかげで勝ち星を挙げることができた。なら今度は自分の腕で獲りにいってください。そして星を2桁にのせちゃいましょう。数字はまだまだ及ばなくても、投げる姿を見てれば感じるものはあったでしょう。さー、隈に続け!

CLIMAX? BASEBALL

2008-09-21 22:54:28 | 【野球】ペナント日誌 2008
 首位攻防3連戦@水道橋の最終戦に、上原氏が先発するというのでおそるおそる経過を追いました。しかし、案の定金本アニキにやられまくっていたのでしたorz 被安打2が2本とも金本のホームランって……
 しかも、やっと中継を観られる状況になった途端に代打送られたし。まだ5回ですよー! もう少し投げさせてくださいよー! 観たいんだからー! と私情満載で心に叫んでいたわけですが、ブルペンでは越智(でも2番手は山口でした)が作っているし、投球練習をするそぶりもないし、おまけに1死でネクストに大道が準備万端だし、というので諦めざるを得ませんでした。悲しい。監督インタビューによると、坂本が出なかったら続投だったらしいです。

 とは言え、終わってみたら結果オーライの逆転劇&怒涛の波状攻撃と相成り、半ば棚ぼたのように5勝目が転がり込んできたわけですが。同じ人に2本も打たれているのはいただけないですが、1本目は打った方を褒めるべきかなぁというコースにも見えました。素人目ですが。でも、2本目はさすがに失投っぽい……やっぱり素人目ですが。

 実際、「メークレジェンド」とかいう不思議な言葉などは個人的にはどうでも良いし、首位攻防自体もどうでも良くて(笑)上原氏が大丈夫かどうか、ただそれだけで追ってるわけですが。逆にそれも上原氏には申し訳ないとは思うんですけどね、本人はチームに貢献するためにやってるんで。でもこれは私個人の感情なので(笑)
 結果としては、とりあえず負けなくて良かった。でも、もう一回り見てみないとやっぱり安心はできない気持ちもあります。とはいえ、個人競技じゃないのであまりこだわるのもナンセンスではあるんだけど。ただ、私自身がチーム自体に興味がないから仕方がない(笑)

 終盤、気づいたら健太(阿部)が投げてたんだけど、「しまった! 投げてる!」と思った途端にチェンジになっちゃったのであんまりちゃんと観られなかったのがもったいなかったです。うう。久しぶりにちゃんと見れるチャンスだったのになぁ。
 点差があって気分的にはプレッシャーの低い状況ではありましたが、一瞬見えた表情には、ちょっと楽しそうに投げてる(言葉は良くないかもしれないけど)雰囲気がありました。結果、クリーンナップを3者凡退。場面はともかく、さらにステップアップする自信になってくれたらいいなと思います。今日は違うけど、時々に経過で見る限りでは、最近は以前よりも若干いい場面で投げさせてもらえるようになってきてると思ったし。

 話は上原氏に戻りますが、5イニングという短い(本来の責任に比べて)投球ではあったけど、68球被安打2四死球0という数字からは、最低限の責任はそれなりに果たせる状態と思って良いかな、ってとこまではきたと思います。一応ここ3試合ぐらいはボーダーラインを超えてると思うし。前々回はギリギリいっぱいって感じだけど。
 防御率もアレだし、シーズン終了時点で規定投球回にも達しないであろう状況ですが、バラバラだった気持ちと身体がだんだん繋がってきてる。確実に前進している、と本人も感じているようで、それが何より喜ばしい。次は中5で甲子園なのか中6で名古屋なのかわかりませんが、いい形でシーズンを終えられるように(って、まだ2試合ぐらい登板できる可能性はあるけど)願ってます。
 ていうか、今日球数少なかったからいきなり中4とかだったりして。でも別にローテそんなに困ってないのか。よく知らないけど(笑)

 そしてパはいよいよレオが優勝M2まで来ました。
 で、明日は所沢で、鷲。
 で、先発は隈。
 と、よりにもよって石井一久!
 なんのかんの言って、この大一番であっさりと人を食ったような投球をやってのけるだけの経験を持っている一久なので、投げ合うのは決して楽ではないと思ってます。もう一久と言えば未だに2001年の日本シリーズを思い出して頭をかきむしりたくなるので(笑)。あれがいちばん強烈に記憶に残っているのでね。おまけに、頭を使った攻撃ができないらしい鷲打線。武田勝との対戦の時に監督からそんな話が出てたんで、その点はすご――く不安ではあります。

 でも、あとは隈の「気持ち」に賭けるだけ。20勝獲りに行くという個人的なモチベーションもそうだし、絶対に自分の試合では決めさせない(M対象相手があっての話ではあるけど)という気持ち。それ以上に、可能性が消えないうちは絶対にPO(CSか)を諦めないという気持ち。彼が言うところの、そういう気持ちを信じたいです。
 大体が、今の隈でダメなら誰も勝てるわけないんだから(笑)。焦らず力まず、勝負を急がず。隈が隈らしく投げてくれれば結果はついてくる。楽しみにしてますよ!

あと一歩のところまで

2008-09-16 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2008
 昨日の浜スタで、上原氏が登板してました。そして本当――――に久しぶりに、8回途中まで(!)投げて、勝ち投手にもなりました。
 それをせっかく見られるチャンスだったのに、TV空いてなくて見れなかった……orz

 でも今日「ハマスタWAVE」で映像だけ見ました。音声(解説)聞きたかったんだけどそれはまた後日。
 ざっと見たところ、だいぶ低めに来ていたように見えました。結果を先に知っているからかもしれないけど(笑)今までほど危ない感じもしなかったし、ストレートもコンスタントに140km/h出ていたようで。フォークの落ちもかなり良くなっていたんじゃないかと思います。
 個人的には7回で降りるかとも思ったんですが、球数も100未満だったし下位に向かっていたので、普通に続投もありな状況。で、実際続投だったわけですが、終わり方が良くなかった……(笑)。点差があったからまだいいですが、緊迫してたら危険な選択になってましたね。まあ、この辺は本人も良くわかっているようなので意識の面では心配してません(当たり前)。

 越えなきゃいけない壁をまずひとつ越えたという感じですが、次は今日躓いたところを修正する段階に。もう1回ぐらいかかりそうな気はしないでもないですが、手応えが結果として表れたことには胸を撫でおろしてます。7月には、後輩に「上原さん、笑いましょう」と指摘されたりもしたらしいです。残り試合少ないけど、悔いのない投球ができるように。少しずつ、レベルを上げられるように。がんばって。

 で、本題は本日の仙台です。隈です。19勝目がかかってました。
 序盤から、隈も調子はいいが武田勝も調子いい。みんな早打ち。全然打てそうになかったです(笑)。防御率もあるし、最悪勝てなくても負けだけはつけないでちょーだいとか思ってました。しかしどんだけ打てないのかと……
 ただ、本日なぜか藤井が4打席出塁&猛打賞と当たりまくっており、最後は高須で均衡を破りました。前回の働きも良かったですが今回も。いよいよ復活仕事人。
 とはいえ、すっかり内村に定位置取られてるのは気になるけども……おまけに守備範囲ではどうもすっかり負けてるらしいし。ううっ。若いころは守備固めで出ていたものでしたが……いや、別に今だって守備自体は悪いわけではないですけどね。
 このあたりは中継は見れてなかったのですが、2-0の時点で勝った気にはなりました(笑)。いや、もう8回だったしね。うん。

 これまで隈は球数の多い試合が続いていたのが、今日は途中までNO-NOの夢を見させてくれるような投球だったりして(笑)かなりすいすいといけていたらしく、その点は安心しました。おまけに130球完投だもんね! 相変わらずフォーク絶好調。ことごとくバットの下を通っていきました。昔はスライダーの印象の方が強かったんだけど、今は本当にフォークですね。変わったなぁ。
 これだけ投げて張りもなく(完全にないわけではないにしても)完投できる状況であったことは喜ばしいです。ま、最初のヒットと完封阻止のタイムリーを打ったのがやっぱり、いらんことしい(褒め言葉)の金子だったってところは、ちょっと笑えましたが。

 というわけで、いよいよもって大台へ視界良好!
 監督曰く「中5日でいくって言ってるよ。どうなってんの。4月から言ってくれよ(笑)」って話らしいですが、残り少ないこの状況で中5で行っても登板機会増えないのでは? とも思われます。ただ中5でも中6でも次はレオ戦@所沢……って優勝決定戦だったら嫌だなぁ。そういう試合で投げ勝つことには非常に価値はありますが、どっちにしてもその翌日あたりに鷲は目の前で優勝決定を拝まされる羽目にはなりそうなので(笑)
 しかしことここまで来ると欲が出てきて、最後の鷹戦@仙台で21勝も狙えるじゃん! とか取らぬ狸の何とやらをしてみたり……(笑)でも、こんな夢が見られるようになっただけ嬉しいというものです。何度も言いますがもはや隈にしか楽しみがないような状況なので……明日以降はまたぞろため息をつく羽目になると思うし。←おいおい

 何はともあれ、次の試合です。一気に決めたいね。自分で「リーチ」と口にしたし、ぜひその自信を具現化させてください。
 なので、打線も頑張ってくださいよ!!

王者復権……は言い過ぎかもですが

2008-09-09 20:01:03 | 【スポーツ】素人感覚
 今年最後のGSはいよいよ最終日、男子シングルス決勝です。

 目が覚めたころにはすでに第2セットも佳境に入っており、ゲームカウントは5-5でした。モバイル版だったんで細かい数字があまりわからなかったんだけど、フェデラーの1stサービスからのポイント率がマレーをかなり上回っていたので、第1セット6-2というのも数字的にはなんとなく納得できるといったところ。おまけに第2セットも結局フェデラーが7-5でものにしたので、全体的なペースはフェデラーのものなのだろうという感じでした。

 そして第3セット、わたわたと出勤支度しながらスコアをちらちら見ていると、いやちょっと目を離した隙に(笑)なんとフェデラーの5-0になっておりました。
 「げげっ、ファイナルの、しかも試合を決めるセットがベーグルかっ!? それはどうなんだ、マレー!」とちょっと余計な心配をしたものですが、続く2ゲームをマレーが連取。つまり1つブレイクバックしたってことなのね。(モバイル版だとどっちがサーバーだかわかんない。)
 もしやこれで流れがマレーに傾きかけたとしたら? とちょっと頭に過った第8ゲーム、スコアは気づいたらデュース。アドバンテージはフェデラーにありましたが、少なくとも1回は凌がれていました。けど、結局そのゲームもフェデラーがものにして、ついに史上初のGS2大会5連覇を成し遂げたのでありました。

 お互い1stサービスの入りが60%を切る状態で、しかも打った本数が同じで、エースの数も同じ。ただ、フェデラーはマレーの2倍以上のWinnerを量産し、7回のブレイクに成功。数字から言えばまさに貫禄勝ちだなぁという印象です。ランキングが変わるわけじゃないけど、ああきっとこれがフェデラーなのね、と。ただ、QFやSFよりもミスが多いようなのは引っかかったけど(笑)
 でも、公式のハイライト映像でちょこっと見ましたが、フェデラーのネットプレイを何度も押し返すマレーもすごかったです。あれをやられるとけっこう、打ち込んでいる側が逆に追い詰められてしまうものだし。それに、フェデラーのエースがたった3本であることも、マレーのリターンはきっとかなりレベルが高いんだろうなと感じさせます。

 若者のパワーに驚いたり最後は王者の王者ぶりに感嘆したりの今年の全米オープンも、これにて終了。
 でも、フェデラーにはまだ次の偉大な記録、サンプラスに並ぶ「GSタイトル14個」が待ってます。来年のうちにそこに到達し、さらに超えることができるのか、期待も含めてもちろん興味深々です。ウィンブルドンのセンターコートも取り返さないとだし。
 とはいえ、とてもハードな道のりであることは間違いないですが。ランキングの上では追う立場にもなってはいるけど、それでも誰もが自分を追いかけてきていて、しかもその追ってくる人々のレベルがどんどん上がっていることも当然、感じてはいるだろうから。タイトル取るためにはどーしてもナダルには勝たないといけないしね(笑)

 というわけでこの大会は終わりましたが、次はGAORAで放送があるらしいので錦織@AIGオープンを楽しみにしておきます♪

セリーナ戴冠。で、フェデラーvsマレー?

2008-09-08 22:44:30 | 【スポーツ】素人感覚
 全米オープン、いよいよもってクライマックス。
 13日目の男子SFの1試合目、フェデラーvsジョコビッチが11:00からと早い時間だったので、ひとまずライブスコアだけ見てみました。第1セットはフェデラーがすんなり取って、全豪では同カードはアレだったけど今回は「らしい」フェデラーなのかな、と思ったら第2セットは一転。先にジョコビッチがブレイクして、フェデラーがブレイクバックした……んだけど最後はもう1度ジョコビッチがブレイク。だったと思うのですが(うろ覚え)。
 で、ここで日本時間では1:20くらいになっていたので、諦めて寝ちゃいました(笑)。

 そして朝、おそるおそる結果を見たら、何のことはない、第3セットは7-5で今度はフェデラーが取り返し、第4セットはあっさり6-2。で、ファイナル進出の1人目はフェデラーになりました。
 Stats見たところ、QFでもそんな兆しはあったけどトーナメント序盤に比べたらかなりミスが減っているフェデラー、今回もその流れは続いたようです。QF、SFと精度の上がり方を見ると、いよいよギアがトップに入ってきたかなーという印象。
 あと、SF試合序盤はサービスエースがそんなに多くなかったけど、終わってみたら20本出てました。逆にQFではエースが(フェデラーにしては)異様に少なかった。が、対戦相手のミュラーはエースリーダーだったんですね。スピード自体はTOP10にも入ってないので、もしかしたらフェデラーに似たタイプのサービスをする人なのでしょうか。それで逆に他の対戦相手よりも読まれやすかったりするのでしょうか。勉強不足なもんで全然知らないんだけど……(汗)。
 とか言って、単に1stの精度の問題かもしれませんが(笑)。でも極端に率が低いわけじゃなかったけど(高くもないけど)。

 ちょっと話が逸れましたが。
 続いてナダルとマレーの試合が始まったらしいですが、降雨により第3セットの途中でサスペンデッド。それはいいけど、この時点で何とマレーの2 sets up!
 ただ第3セット、ナダルがリードした状態でのサスペンデッドではありました。そのまま試合が翌日(今日)に持ち越され、さてこのサスペンデッドがどんな結果を呼んだんかなぁ~と会社でこっそり公式を見てみたら……いきなり目に飛び込んできたのが「Murray Knocks Out Nadal」とか何とかいう文句(ちゃんと覚えてないんだけどなんかknock outとかいう語句があったのだけは覚えている)。

 「は?? ナダルが負けたんですか? 今のナダルが??」とばかりにライブスコアを開いたら、何故かこの時点では昨日の、サスペンドが決まった時のスコアで止まってました。で、「なんだ、まだ試合やってないのか。途中経過を記事にしているだけなのか」と思ったわけですが、Complete Matchesのページを見たらちゃんと終わってるわけですよ。3-1で。マレー勝利で。
 というわけで、なんだか良くわからないが昨日の続きはちゃんと終わっているらしいことだけは判明しました。いや、でも、本当にまさか今のナダルが負けると思わなかった……。クレイで勝ち、芝で勝ち、おまけにオリンピックタイトルまで引っさげてのこの大会だったので、普通に決勝に上がって、今回もやはりフェデラーに苦杯を嘗めさせるのではないかと当たり前のように思ってましたんで。私。
 でもフェデラーがそうでないように、ナダルも常勝ではあっても無敗ではありえないってことですね。当たり前だけれども。でもなんかナダルが負けたってこと自体が今は新鮮な気分。←何それ(笑)

 試合自体はもちろん見てないので、ナダルの状態がどんなものだったのかはわかりませんが、Stats見ると、ミスの数が今までと全然違いました。40もある。彼はとにかくミスをしない印象が(フェデラーよりも)あるので、それだけでもう「ナダルらしくないなぁ」って感じです。ミスの内訳が、中断(延期)前と後とでどう違うかというのも興味深いけど。だから詳しいスコアシートが見たい~~
 そして、マレーのエースが21本。フェデラー並み。実際、エース数ランキングではフェデラーの次がマレーになったわけですが。
 
 そんなわけでファイナルはフェデラーvsマレー。マレー、ウィンブルドンでガスケとかな――り濃ゆい試合をしてたのが印象に残ってるのですが、どうもナダルに負けず劣らず勢いがありそうですね。ナダルといいジョコビッチといいこのマレーといい、揃いも揃って21歳だの22歳だのって。もはや若手ではないフェデラーだってそれでもまだ20代(27歳)なんだけど、それにしてもこんだけ一気に若者が台頭してくると呆気に取られます。
 考えてみたらこの山、錦織がフェレールを破り、その錦織をデルポトロが破り、さらにそのデルポトロを下したマレーがナダルさえも下して勝ち上がってきたということで、誰かが勝ち上がるたびに雪だるま式に勢いを増しているような錯覚に陥りますなぁ。(そういえば、デルポトロとマレーの試合、ちゃんとStats見る暇なかった……)

 さてそんなマレーを迎え撃つフェデラーは、果たして今年最初で最後のGSタイトルを手中に収めることができるのか? ウィンブルドンに続く5連覇なるか? はたまたマレーが勢いのまんま押し切るのか? ドキドキしますねー。
 あと今大会のフェデラーはいつになく吼えることが多いのが、これまたちょっと新鮮。まあ、ウィンブルドンの決勝でもけっこう熱くなってる感じはしましたが、あれはフェデラーの、ウィンブルドンに懸ける特別な想いとあの試合展開が呼んだものかなという気もしてました。当時は。

 しかし、明日会社着くころには肝心の試合は終わっている(涙)。仕方がないのでモバイル版WEBを携帯電話のブックマークに入れました。出勤途中にライブスコア見るために(笑)。

 ……と、その前に今日の10:00(日本時間)から女子のファイナルが行われたのでした。セリーナvsヤンコビッチ。
 QFのセリーナvsヴィーナス姉妹対決は2-0だったけども2セットともタイブレイクで数字的にはまるっきり互角だったし、普通に考えたらセリーナだろうなぁと思ってはいましたが、スコアの推移を見る限りではこれもなかなかすばらしい試合だったのではないかなぁと感じました。2-0ではあるものの、一方的な雰囲気ではなかったし。
 第1セットを落としたヤンコビッチが、第2セットも先にブレイクされたのを土壇場でブレイクバックして5-5まで押し戻したので、「ファイナルセットまで行けばかなり面白いぞ!」とか思った……んだけど、ヤンコビッチは最後、キープできませんでした。んー。数字だけの話になっちゃいますが、エラーも多かったけどWinnerでそれをカバーできるだけのセリーナのパワーに、最終的には負けちゃったヤンコビッチなのでしょうか。

 でも、セリーナおめでとうです。女子はエナンの引退以降誰が勝つんだかわからない状況ばっかでしたが、これでランキングに変動が出ますかね。と思ったらやはりイバノビッチが女王陥落、代わってセリーナ。SFまで上がったデメンティエワが4位だそうです。

遅ランチ@ouchi

2008-09-05 21:08:24 | 【日常】些事雑感
 最近たま~に行ってる、狸7丁目の外れ「ouchi」。定食とかもやっているのに毎度スープカレーばっかり食べてしまい(笑)でまだ他のものを食べられてません。たまにランチプレートとかいただこうと思ったりもするのですが、気づいたらカレー食べてます。先月はドライカレーで毛色が違ったし、つい。
 今日もまたまた、今月のマンスリーカレー「フォー入りアジアンカレー」の名に惹かれてついまたカレーを……。っていうか、最初からそれを食べに行ったんですが。

 と決めて行ってはみたものの、値段が1,100円だったので「うっ。ランチに4桁かっ」と一瞬怯みましたが(笑)蒸し鶏、海老、舞茸などなど……と書いてあるとやっぱり試さずにはいられない。ので、やっぱり頼んでみました。

 若干とろみのあるスープに、具がてんこ盛り。あとフォー。フォーが入っているからか、ライスは少なめにしてあったような? 気のせい? 個人的には食べ過ぎない感じでありがたかったです。あれば際限なく食うので。(笑)
 スープは酸味がきいてました。トマトとレモン? ナンプラーも入っているそうなので、確かにアジアちっくなお味です。そしていい感じにコクがあって、飽きない。
 あと特筆すべきは蒸し鶏。個人的にこれがすごいツボに入りました。絶妙な下味がついていて、しかもそれがスープの味とちゃんと区別できる! おまけに、私の好みの味(下味が)。なんだろう、ハーブか何かを使っているのかなぁ。この蒸し鶏は、スープカレーの具としてじゃなくても、そのまんま食べても絶対おいしいと思う! 梅肉ソースなんかぴったりだと思う~~。

 ひとりランチで写真を撮るのもなんなので(笑)控えましたが、とにかくうまかったっ。先月の、野菜がたっぷり入ったタコライス風ドライカレーも良かったですが、これもヒット。これなら1,100円でも納得です。ありがとうございます。また食べに行こうっと。……って、だからいつまで経っても他のメニューが食べられない。(笑)

 マンスリーというか季節もので言えば、Afternoon Teaのティールームでちょっと前までやっていた夏野菜(トマトとオクラ)のパスタもお気に入りでした。微妙なアンチョビ風味が。アンチョビ好きなんで。
 あとは、Chowdersの新しいコールドスープを早く試したい今日この頃です。ポテトクリームチーズ。で、冷たい。どんなんなんだろう。ポテトはともかく、冷たいチーズスープがわりと未知の世界。味濃ゆいけど、好きなんだよなぁチャウダーズ。イル・ド・フランスのパンも好きです。特にプチ・パヴェのオリーブ。オリーブ好きなので。←そればっかり(笑)