「日本全国もっと津々うりゃうりゃ」が文庫になってタイトルが変わったそうな。表紙のイラストもタマキングではない(でもかわいい)。
実はWEB連載も単行本も読んでいるのだが、読むそばからあっさり中身を忘れていくので(笑)文庫になったらなったでやっぱり読んでしまうのが、私にとってのタマキング本である。で、読み始めると「そうそうここが面白かったんだよね」と思い出してもう一度面白がるのである。今作で言うと奄美大島男3人シュノーケル紀行。こんな仕事してるのに誰もまともに飛行機(国内線)に乗れないって面白すぎるだろう。でシュノーケル面白いからって何も紛争地域でやらんくてもいいだろう高野さん、っていうやっぱり同じ感想(笑)。ていうか高野さんは結局、本当にそれ、やったのかなぁ。そこだけは知りたいが。
あと、タマキングの石好きが高じてついに本まで出しちゃったあとで読んでみると、岩の話なんか別の味が出てくるような気はしたな。それと巻末のグレゴリ青山氏の評(解説)も、「そうそう! まさにそれが言いたいんだよタマキングのイラストって!」と常日頃思うところと全く同じ話で、大いに楽しめた。やっぱりそう思うよね! 熊谷守一ってほんと秀逸な譬えだ。前にも言ったと思うけど、イラスト&漫画でも本出してほしいよ……「ソラdeブラーン」の漫画も。
実は1点、面白話とは別に教訓があったのだが。「有名な観光スポットに行くと、(中略)現地ではその事前知識を確認しにいくだけの旅になってしまうジレンマがある。(中略)見るべきポイントを押さえようと思って見物するから面白くない」というのがそれである。私自身、まさにこれをやりがちなのであった。なんつーか、言ってしまえば攻略本をなぞってRPGやるみたいなもんかもしれない。
だからあんまりガイドブックばっかり見ててもダメだなあと思わされたのだが、とはいえ情報なしで旅行に行くのも正直、なかなか度胸がいる(私にとってはだけど)。これぞジレンマだな(笑)。とりあえずは、もうちょっと何もない街歩きをしてみるところから始めてみようかな。
実はWEB連載も単行本も読んでいるのだが、読むそばからあっさり中身を忘れていくので(笑)文庫になったらなったでやっぱり読んでしまうのが、私にとってのタマキング本である。で、読み始めると「そうそうここが面白かったんだよね」と思い出してもう一度面白がるのである。今作で言うと奄美大島男3人シュノーケル紀行。こんな仕事してるのに誰もまともに飛行機(国内線)に乗れないって面白すぎるだろう。でシュノーケル面白いからって何も紛争地域でやらんくてもいいだろう高野さん、っていうやっぱり同じ感想(笑)。ていうか高野さんは結局、本当にそれ、やったのかなぁ。そこだけは知りたいが。
あと、タマキングの石好きが高じてついに本まで出しちゃったあとで読んでみると、岩の話なんか別の味が出てくるような気はしたな。それと巻末のグレゴリ青山氏の評(解説)も、「そうそう! まさにそれが言いたいんだよタマキングのイラストって!」と常日頃思うところと全く同じ話で、大いに楽しめた。やっぱりそう思うよね! 熊谷守一ってほんと秀逸な譬えだ。前にも言ったと思うけど、イラスト&漫画でも本出してほしいよ……「ソラdeブラーン」の漫画も。
実は1点、面白話とは別に教訓があったのだが。「有名な観光スポットに行くと、(中略)現地ではその事前知識を確認しにいくだけの旅になってしまうジレンマがある。(中略)見るべきポイントを押さえようと思って見物するから面白くない」というのがそれである。私自身、まさにこれをやりがちなのであった。なんつーか、言ってしまえば攻略本をなぞってRPGやるみたいなもんかもしれない。
だからあんまりガイドブックばっかり見ててもダメだなあと思わされたのだが、とはいえ情報なしで旅行に行くのも正直、なかなか度胸がいる(私にとってはだけど)。これぞジレンマだな(笑)。とりあえずは、もうちょっと何もない街歩きをしてみるところから始めてみようかな。