私の中で、エッセイと言えばほむらさんとタマキング。最近タマキング作品を読んだのでそういえば久々にほむらさん! と手を出したのだった。いつものようにちょっと途方に暮れる雰囲気ながら、ものごとのそういうところを見ているのかー、という視点が楽しい。「痛いところ」とか「夢の水曜日」とかもうもろに共感できちゃうなあと思って、ということは自分もそういう人間なんだな、というか同じ人がいるんだな、とほっとするというか。ほっとしてちゃダメなんだろうけどさ(笑)。反対に、会社員時代のときの話はちょっと、いやかなり悲しい。