life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

「野良猫を尊敬した日」(著:穂村 弘)

2020-01-26 23:37:50 | 【書物】1点集中型
 私の中で、エッセイと言えばほむらさんとタマキング。最近タマキング作品を読んだのでそういえば久々にほむらさん!  と手を出したのだった。いつものようにちょっと途方に暮れる雰囲気ながら、ものごとのそういうところを見ているのかー、という視点が楽しい。「痛いところ」とか「夢の水曜日」とかもうもろに共感できちゃうなあと思って、ということは自分もそういう人間なんだな、というか同じ人がいるんだな、とほっとするというか。ほっとしてちゃダメなんだろうけどさ(笑)。反対に、会社員時代のときの話はちょっと、いやかなり悲しい。