試合に勝ったことは良かったんですが……ですが……
隈の勝ち星とMVPがかっさらわれた――!!(笑)
ま、勝ったから笑える話ですけどね。
この試合ばかりはちょっと仕事も勘弁しておくんなさい。って感じでネット中継(何故か韓国の)をちらちらと。とにかく隈の出だしが良かったことにほっと胸を撫で下ろしましたが、しかし点が取れない。なんとか先制はしたものの後が続かず、なんぼほど残塁しよんねん!! てくらい点が取れない。うう。
5回途中でせっかく天敵・奉重根を降ろすことに成功したのに、一向にギアが上がりませんでした。挙句、無死1、2塁から最後は三振ゲッツー……orz タイミングは微妙でしたが。
そんなこんなでやきもきするあまり、「もー、隈がいつまでも我慢していると思うなよ!」と意味不明に苛立ってる間に(笑)同点ソロが出ちゃったわけです。失投というほどでもなかったよなーとは言うものの、1死からレフト線を破られそうな1打が! しかしこのバウンドした打球を内川が逆シングルで捕るや、返す刀で絶好の送球! 見事バッターランナーを2塁封殺したのでした。これは素晴らしかったです。
あれが抜けてたらえらいことでしたが、こういうプレイが出る時は出るもんです。前回WBCのSFvs韓国でもあったのを思い出しましたよ、多村の好捕。あの時は上原氏が助けられ、今回は隈が助けられ。
おかげさまで隈は1失点こそあれペースを崩さず、6回で74球と理想的なペース配分の投球。6回はお返しの三振ゲッツーも出ましたしね。昨年の(藤井と組んでのだけど)盗塁阻止率の高さがものを言った感じでしょうか。
そしてそして7回に待望の勝ち越し点が! もうどんだけ待たされたことか。でも畳み掛けるまでにはならず緊迫した試合状況は続きますが、直後のイニングも3者凡退で斬って取る隈。若干、ボールとストライクがはっきりしすぎてるかなって感じのばらつきはありましたが、それでもあっさりとしたものでした。
後味もいいので、そろそろすっきりとお役御免かな? と思いつつ、「あとは球児。頼んだ」などと呟きながらこのあたりでちょっと昼飯なぞ食いに出ました。帰ってきて試合が終わってたら勝ってるっつーことだな、とか言いながら(笑)。
……して帰ってきたらまだ試合やってるじゃないですか。おまけに9回裏2死1、2塁? そしてダルビッシュ?? なんだ???
よくよく経過を見直したら、9回頭から球児でなくダルビッシュ。そして2人の走者はいずれも四球ということで……下手をすれば下手をするかもしれない……(汗)と思った矢先の同点タイムリー……orz 一瞬、もう試合どーでもいいかも。とかマジで思いかけました(笑)。
でも最後に出るもんですね。イチロー。こういうの。いちばんおいしいとこ持って行っちゃいましたよっ!(笑)
だけどあれもうっちーが出て稲葉が送って、そうやってみんなが繋いだからこそあった1打です。よかったね。うっちーも決勝点のホームを踏んだことに相当喜んでいましたしねー。
そして運命の10回裏は、9回がアレなんで今度こそ球児なのか? と思ったらまだまだダルビッシュ。さすがに2度はないだろうという感じでしたが、いきなり先頭にまた四球を出してくれた日にゃあもうどうしようかと(笑)。
試合終了の瞬間は、喜ぶよりも何よりもとにかく脱力しました。やっと終わった……みたいな。
今大会あんまりちゃんと追えてなかったので、球児の調子があまり良くないと思われていることも、SFでは完全に抑えを交代することになったことも知らなかったんですが、個人的にはそれでも9回は球児が打たれて同点になったんだったらまだ納得はできました。それは球児には抑えとして踏んできた場数があるから。前回大会、アメリカ戦でサヨナラ負けを喫してから見違えるように成長した球児を覚えているから。
でもひとつだけ可能性として考えるなら、もしかしたら北京での岩瀬の轍を踏むようなことがあるかもしれないという危惧がベンチにあったのかなぁと。憶測の域を出ませんけどね。
チームのために裏方的な役回りをこなしてブルペンを支え、最後は「誰も憎んではいない」けど、「納得はしていない」と言った球児。今年もペナントではますます怖い存在になりそうです。
防御率は1点以上違うのに、20イニングも投げたのに、最後は勝ち星で離された松坂大ちゃんにMVPをさらわれてしまった(笑)隈ですが、大ちゃんも「隈に悪いなと……」って言ってくれたので、それはまあよしとすることにして。
あとは杉内ですね。なれないポジションで本当によく結果を残してくれたと思います。もうちょっと俊介の出番があるかなと思ってたので、ある意味そこが残念になるくらい充分な働きをしていましたね。これまた手ごわいですよ、ペナントが。
そして勝利投手の座をさらっちまったダルビッシュ。1回で締められなかったのは残念でなりませんが(笑)規定の絡みがなければもしかしたらファイナルの先発はダルビッシュだったかもしれなかったわけで、今回は彼だからこそのフル回転ではあったと思います。
ただ、これで星ひとつ貸しということで、この貸しは開幕戦できっちり返していただきますよ。(笑)
そんなわけで、今回は隈を中心に横目で見ていた感のある大会でしたが、最後にやっと正面から見れたって感じでした。みんなおめでとう。
ただ、ファイナル以外はやっぱり観客少なかったですけどね……アメリカも、選手の意識が多少変わっても球団の意識が変わらない限り進歩はないんじゃないかなぁと思います。せっかくやる気になる選手がいても、球団がいい顔しないんじゃなぁ。興行としても成り立ちにくいような。まあ、アメリカ中心の運営も変わらないといけないとは思うんですが。
そしてここしばらくWBCの陰に隠れた感のあるMLB情報ですが、上原氏がひとまず復帰のOP戦登板を無事終えた模様。3回2/3を1失点、奪三振が7とのこと。この失点がまた、初回に甘い球を引っぱたかれたのをきっかけに「簡単に」やってしまった点のようで、相変わらずの立ち上がりっぽいです。(笑)
あとボークもあったとかで、これは珍しいですね。日本ではほとんど記憶にないですし。審判のジャッジに合わせていく貴重な機会になったかもしれません。
例の太腿は「ベースカバーがないといいと思っていた」という程度の状況で、まだまだ万全ではない様子。まさに「怖々」投げてるところらしいですが、さてあと2週間で「とりあえず大丈夫」くらいに戻すことができるでしょうか。もちろん、戻ってくれないと困るんですが。
ボールの方は「変化球がいい感じだった」そうで、肝心のフォークもようやっと精度が上がってきているのかな。あと、チェンジアップが使えそうな状態にあるみたいなので、そこはひと安心ですけどね。ただ直球のスピードが全然足りないらしいです(笑)。また140km/h出てないんだろうか……そこ大事なんですけどね、バロメーターとして。
隈の勝ち星とMVPがかっさらわれた――!!(笑)
ま、勝ったから笑える話ですけどね。
この試合ばかりはちょっと仕事も勘弁しておくんなさい。って感じでネット中継(何故か韓国の)をちらちらと。とにかく隈の出だしが良かったことにほっと胸を撫で下ろしましたが、しかし点が取れない。なんとか先制はしたものの後が続かず、なんぼほど残塁しよんねん!! てくらい点が取れない。うう。
5回途中でせっかく天敵・奉重根を降ろすことに成功したのに、一向にギアが上がりませんでした。挙句、無死1、2塁から最後は三振ゲッツー……orz タイミングは微妙でしたが。
そんなこんなでやきもきするあまり、「もー、隈がいつまでも我慢していると思うなよ!」と意味不明に苛立ってる間に(笑)同点ソロが出ちゃったわけです。失投というほどでもなかったよなーとは言うものの、1死からレフト線を破られそうな1打が! しかしこのバウンドした打球を内川が逆シングルで捕るや、返す刀で絶好の送球! 見事バッターランナーを2塁封殺したのでした。これは素晴らしかったです。
あれが抜けてたらえらいことでしたが、こういうプレイが出る時は出るもんです。前回WBCのSFvs韓国でもあったのを思い出しましたよ、多村の好捕。あの時は上原氏が助けられ、今回は隈が助けられ。
おかげさまで隈は1失点こそあれペースを崩さず、6回で74球と理想的なペース配分の投球。6回はお返しの三振ゲッツーも出ましたしね。昨年の(藤井と組んでのだけど)盗塁阻止率の高さがものを言った感じでしょうか。
そしてそして7回に待望の勝ち越し点が! もうどんだけ待たされたことか。でも畳み掛けるまでにはならず緊迫した試合状況は続きますが、直後のイニングも3者凡退で斬って取る隈。若干、ボールとストライクがはっきりしすぎてるかなって感じのばらつきはありましたが、それでもあっさりとしたものでした。
後味もいいので、そろそろすっきりとお役御免かな? と思いつつ、「あとは球児。頼んだ」などと呟きながらこのあたりでちょっと昼飯なぞ食いに出ました。帰ってきて試合が終わってたら勝ってるっつーことだな、とか言いながら(笑)。
……して帰ってきたらまだ試合やってるじゃないですか。おまけに9回裏2死1、2塁? そしてダルビッシュ?? なんだ???
よくよく経過を見直したら、9回頭から球児でなくダルビッシュ。そして2人の走者はいずれも四球ということで……下手をすれば下手をするかもしれない……(汗)と思った矢先の同点タイムリー……orz 一瞬、もう試合どーでもいいかも。とかマジで思いかけました(笑)。
でも最後に出るもんですね。イチロー。こういうの。いちばんおいしいとこ持って行っちゃいましたよっ!(笑)
だけどあれもうっちーが出て稲葉が送って、そうやってみんなが繋いだからこそあった1打です。よかったね。うっちーも決勝点のホームを踏んだことに相当喜んでいましたしねー。
そして運命の10回裏は、9回がアレなんで今度こそ球児なのか? と思ったらまだまだダルビッシュ。さすがに2度はないだろうという感じでしたが、いきなり先頭にまた四球を出してくれた日にゃあもうどうしようかと(笑)。
試合終了の瞬間は、喜ぶよりも何よりもとにかく脱力しました。やっと終わった……みたいな。
今大会あんまりちゃんと追えてなかったので、球児の調子があまり良くないと思われていることも、SFでは完全に抑えを交代することになったことも知らなかったんですが、個人的にはそれでも9回は球児が打たれて同点になったんだったらまだ納得はできました。それは球児には抑えとして踏んできた場数があるから。前回大会、アメリカ戦でサヨナラ負けを喫してから見違えるように成長した球児を覚えているから。
でもひとつだけ可能性として考えるなら、もしかしたら北京での岩瀬の轍を踏むようなことがあるかもしれないという危惧がベンチにあったのかなぁと。憶測の域を出ませんけどね。
チームのために裏方的な役回りをこなしてブルペンを支え、最後は「誰も憎んではいない」けど、「納得はしていない」と言った球児。今年もペナントではますます怖い存在になりそうです。
防御率は1点以上違うのに、20イニングも投げたのに、最後は勝ち星で離された松坂大ちゃんにMVPをさらわれてしまった(笑)隈ですが、大ちゃんも「隈に悪いなと……」って言ってくれたので、それはまあよしとすることにして。
あとは杉内ですね。なれないポジションで本当によく結果を残してくれたと思います。もうちょっと俊介の出番があるかなと思ってたので、ある意味そこが残念になるくらい充分な働きをしていましたね。これまた手ごわいですよ、ペナントが。
そして勝利投手の座をさらっちまったダルビッシュ。1回で締められなかったのは残念でなりませんが(笑)規定の絡みがなければもしかしたらファイナルの先発はダルビッシュだったかもしれなかったわけで、今回は彼だからこそのフル回転ではあったと思います。
ただ、これで星ひとつ貸しということで、この貸しは開幕戦できっちり返していただきますよ。(笑)
そんなわけで、今回は隈を中心に横目で見ていた感のある大会でしたが、最後にやっと正面から見れたって感じでした。みんなおめでとう。
ただ、ファイナル以外はやっぱり観客少なかったですけどね……アメリカも、選手の意識が多少変わっても球団の意識が変わらない限り進歩はないんじゃないかなぁと思います。せっかくやる気になる選手がいても、球団がいい顔しないんじゃなぁ。興行としても成り立ちにくいような。まあ、アメリカ中心の運営も変わらないといけないとは思うんですが。
そしてここしばらくWBCの陰に隠れた感のあるMLB情報ですが、上原氏がひとまず復帰のOP戦登板を無事終えた模様。3回2/3を1失点、奪三振が7とのこと。この失点がまた、初回に甘い球を引っぱたかれたのをきっかけに「簡単に」やってしまった点のようで、相変わらずの立ち上がりっぽいです。(笑)
あとボークもあったとかで、これは珍しいですね。日本ではほとんど記憶にないですし。審判のジャッジに合わせていく貴重な機会になったかもしれません。
例の太腿は「ベースカバーがないといいと思っていた」という程度の状況で、まだまだ万全ではない様子。まさに「怖々」投げてるところらしいですが、さてあと2週間で「とりあえず大丈夫」くらいに戻すことができるでしょうか。もちろん、戻ってくれないと困るんですが。
ボールの方は「変化球がいい感じだった」そうで、肝心のフォークもようやっと精度が上がってきているのかな。あと、チェンジアップが使えそうな状態にあるみたいなので、そこはひと安心ですけどね。ただ直球のスピードが全然足りないらしいです(笑)。また140km/h出てないんだろうか……そこ大事なんですけどね、バロメーターとして。