life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

日付が変わって約半時間

2009-12-31 11:25:45 | 【日常】些事雑感
 部屋で寝に入る態勢になってたら、階下で電話の音が。

 我が家では普段こんな時間に家の電話が鳴ることは皆無なので、何かあったなと思ったわけですが、電話が済んだ母に訊くとやはり母方の祖母が亡くなったとのことでした。97歳。

 しかし実は今朝、母と祖母は電話で話したばかりだったのでした。
 まあ話すと言ってもかなり耳も遠くなっていたので、叔母がかけてきた電話に代わって出てきて二言三言交わすくらいしかできなかったんだけども。
 今朝の叔母の話によると、祖母はこのところ食べものだけでなく飲みものも口にしなくなってきていたそうで。それで近々もしかして……ということで電話をくれたそうなんですが、まさかその夜のうちに、というのが正直な気持ちです。だって話してたんだもんね。

 遠く離れているので、数年に1回会うのがやっとではありましたが、4人の祖父母の中では最も長寿で、最も接する回数が多かった人です。身長150cmの母よりさらに10cmくらい小さい、野良着姿でニコニコしている姿を思い出します。
 今まで誰のお葬式にも行けてないので、おばあちゃんの時だけは絶対行こうと思っていたんだけどなぁ……如何せん、犬を置いて何日も家を空けられない上にそもそも葬儀日程に合う飛行機がキャンセル待ち。(泣)
 直接お別れができないのが残念でなりません。

 ああしかしこの12月、赤星の電撃引退や平山郁夫氏の逝去やら、触れたい出来事はいくつもあったけど、最後がこれかぁ。

 ごめんねおばあちゃん。
 ゆっくり、のんびり休んでね。

新しい山種美術館です。

2009-12-13 19:43:23 | 【旅】ぼちぼち放浪
 とか言って、実は千鳥ヶ淵時代には行ったことないんですけど。千住博展行きたかったんですけど……(図録見て、やっぱり来たかったな~と思った)。

 恵比寿という場所が初めてだったので、地図を見るだけなら簡単なんだけどやっぱり改札出たらどっちに行っていいかわかりませんでした(笑)。左に出て左に折れる。そして歩道橋。坂を登る。って感じですね。一応、次回のための覚え書き。

 全体の点数は50点ちょっとですが、「東山魁夷と昭和の日本画」ということで川合玉堂やら横山大観やら上村松篁やらいろいろと。個人的には、川春彦「霽(は)るる」が良かったなぁと。嵐が晴れていくちょっと前って感じの暗さと重さに射す光が。
 東山魁夷作品ではやはり今回は「満ち来る潮」に京の四季。「緑潤う」の爽やかにしみるような緑と、「しんしんと」という言葉が似合いすぎるほどに似合う「年暮る」でしょうか。これであの、「宵桜」とか「花明り」とかが見られたらさらに良かったのですが。「花明り」はやっぱり立ち止まって穴があくほど見つめ倒してしまうので(笑)。

 初めてだった山種美術館ですが、エントランス入って正面の壁に加山又造作品が鎮座しているのがまた、痺れました。加山又造作品もどっかでもう一度まとめて拝みたいです。

菅原健彦展に行ってきましたよ

2009-12-13 13:49:27 | 【旅】ぼちぼち放浪
 良かったっす。
 個人的には大好きです。この作風。経歴を拝見して、そうか、加山又造氏に師事した方なんだなぁと納得しました。似てるって言ったらおかしいんだけども、個人的に好みだと思うポイントに共通点があるような。

 今度こそ図録買って帰ろうかと思いましたが、やっぱり色が違う……いや、仕方ないんだけども(笑)。でも、見直した時に間違って思い出しそうなのでやっぱりやめました。割り切って、文字読むたもだけに買えばいいんだけど、どうしてもできない……(笑)

 でかい美術館じゃないので人も少なかったし、じっくり観られたのもまた良かったです。これで500円ですから、お得です。←そういう問題??

 って、これだけでは全く意味不明だと思われるので(笑)詳しくは改めて加筆しようと思います。の、予定。