ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

エアコン取り付けで、いい加減な工事

2016-07-08 13:53:50 | リフォーム

10数年頼んでいたエアコンの取り付け、、、今年の作業員はいい加減だった。

いつもは年配の作業員だったが、今年は若い人が2人いらしたが、少し手抜き工事だった。

アパートの室外機はベランダの天井から吊り下げる公団型と言うものだった。

ベランダに据え置きするのに比べて、つりさげる手間がかかるので、いくばくかお値段が高い。手間がかかるならばそれは当然のこと。室内機の配置はどれもこれも同じだから、、、室外機のみ費用が違います。

それが、、、室外機は4本のボルトで金具に取り付けられて、金具が4本のボルトでハンガーに取り付けられるようになっている。ベランダの外側のボルトは全部止まっていた。外側を合わせたのだな。ところが壁側のボルト4本が止まっていなかった。1本は斜めに刺さっているだけでナットがなかった。あとの3つはボルトナットの影も形もなかった。

長年信頼して頼んでいたので残念です。

全体像

この写真で右列のボルトは金具とハンガーともに止まっている。

左側のボルトが止まっていない。

つまり片側だけ止めているのだ。

吊り下げには、金具を介して室外機を止めるようになっている。

大きさの違う室外機を止めるために、ボルト位置が前後に動かせて、どんなサイズにでも対応できるようになっている。

外側のボルトは止まっているが、内側(壁側)のボルトが止まっていない。

ハンガーと金具の固定ボルトが止まっているようだけど下から差し込んであるだけ。室外機本体と金具にはボルトさえ入れていない。

金具が止まっていないので、ひしゃげた位置で抑え込まれているだけ。

これを下から見上げると、、、。

ハンガーと金具が良い位置に来ていないのでボルトのナットを締め付けできない。

でも、ハンガーは左右に振れる遊びがあるのにだ、、、。

遊びを利用すると室外機本体と金具も止められるし、金具とハンガーも止められました(数日後に自分で直した)

先ほどと同じ一から向こうのボルト位置を見ました。やはり室外機本体は金具にもハンガーにも固定していない。

これが本来の取り付け工事でしょう。

左右プレートで止めるんだから、ボルトの位置は移動できるようにスリットが切って合って、大きさの違う室外機に対応している。

固定したフリですね。

フリにもならないかな。

表側だけ固定してあるので風速100mでも吹けば危ないだろうが、普通では落ちることはないと思う。

前後に揺さぶられて固定していない金具がずれたら後ろにひっくり返ります。

後ろの金具は室外機の重さで吊り金具に抑えられているだけ。

金具が動いたらどうなちゃうの?

これで5000円もらおうなんて、プロの技じゃないでしょ。(後から聞いたら1万円だったそうで、すっぱり減額)

私が見て、、、なおせそうだと思い、後日ボルトナットを探してきて簡単に固定できたんだもの。

発展途上国だってこんな仕事はやりません。

あんがい北米や南米の工員さんの仕事ぶりと同じかな。

浮いているでしょ。

これくらい止めてほしいよーーー。

ボルトナットは手持ちのものがあったので、簡単に合わせられました。

私は国際ラリーでカメラマン&ライター&メカニックで、南米のコロンビアから、エクアドル、ペルー、チリ、アルゼンチンと、13000kmの国際レースに出たんだもの、作業にはうるさいです。うるさいというか、きっちりやってくれればいいだけなんですがねーーー。これくらいのことは、それを生業にしているならばやれよ~~~と言いたい。

日本人の劣化がいろいろな所で(ジャンルで)気になります。

難しい工事じゃない、目で見える仕事です。

あるいは力仕事でしょ、ほんのちょっとの根気があれば良い。

残念だなーーー。

******************************

業者さんは、以前から頼りにしていたが、連絡してもなしのつぶて。一言あってもいいのじゃないか。むろん支払いはきちんとします。そりゃ工事のいい加減さはあるけど、商品そのものの使い勝手は良かったからです。たぶん、ユーザー窓口が寝ているんだろう。大会社じゃないと受付する人の資質で左右されることが多い。受付だけはやるけど商品のアフターフォローまでやる気がない人が窓口にいたら最悪。会社の仕事や商品に向けられた「声」がどこかで滞るのは考えられることです。

建築や内装工事など今忙しいからーーーオリンピックまでが書き入れ時なんだろう。やはり、普通は大きなヨドバシカメラや山田電機のようなところのほうが、体制がしっかりしている。でも、建築会社では中小でも良いところはありますけどねー。私は、良いところは長く付き合うようにしている。それが、今回のような「なしのつぶて」じゃガッカリでしたね。

後日、連絡があって室外機の吊取り付け費を引きますとのこと。それと言うのも、このブログには業者名を出していたのだ。後から値引きしますと言ってきたんで業者名は伏せました。サービス受付の姉さんの対応がいい加減だったんで、業者名を付けてアップして、もう一度サービスに苦情をメールで送った。電話対応の姉さんじゃラチがあかないと思ったからです。たぶん上司が読んでブログを見たんだと思う。私だって対応が素速かったら業者名など出しません。簡単なことだったのでボルトを6つぐらい持ってきて取り付けてくれたら、1万円も返却する必要はない。

企業サービスの受付は大事です。

日本の景気や電化製品に代表される衰退は、思い上がりと商品開発&フォローの劣化だと思いますよー。

何もなく、いい時だけのお付き合いは、まっぴらです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« きのこ御飯 | トップ | 古い炊飯器の中蓋のパッキン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

リフォーム」カテゴリの最新記事