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新宿熊野神社の町内神輿

2019-09-23 10:56:37 | 日記・エッセイ・コラム

新宿の総鎮守、熊野神社のお祭りは、数年ごとに陽と陰(表裏)があって、今年は陰の年だそうです。

 

 

熊野神社の中央公園側の裏口です。

 

熊野神社には13の睦があり、大きく昔淀橋浄水所があったところで区分されて、十二社側と歌舞伎町・新宿側に2等分されいている。

 

陰の年なので歌舞伎町側はその町内だけで神輿渡行され、十二社側は十二社通りを元淀睦、欅橋睦、柳橋睦、宮本睦、十二社宮本睦、谷中睦、西新宿睦の連合渡行だった。

 

陽の年はそれが熊野神社全部の睦13が集まって渡行するので、、、それはそれは壮観で華やかになります。しかも陽の年には馬が出たりお囃子も行列が長いこと。スタート地点は陽の年によって違うそうです。新宿アルタ前に13の神輿が勢揃いしてスタートしたこともあったそうです。コマ劇場の跡地に東宝映画館ができた時には、そこまで熊野神社の宮神輿がお出ましになったそうです。そうそう宮神輿を勘定すれば15基のお神輿です。

 

 

スタートは5;30であたりが薄暗くなったころ。

 

各町内の提灯が先頭に立ちます。

 

神輿の順番は全くわからないが、2列で進んでいった。

 

 

古そうなお神輿です。

 

金ピカですね。

 

 

宮本睦は神社に一番近い町内睦。

 

大きな神輿の割に担ぎ手が少ない気がします。

 

案の定、、、面白いことに、町内神輿は夜になり連合渡行が終わると解散なんですが、睦に余力があると急坂を登って熊野神社にお参りできるらしい。

 

私は見たぞ!今年は3つの町内が急坂を登って、町内神輿の神社お参りをしたが、宮本睦は人数が少なくて「やめる勇気が必要だ」との町内のお偉いさんの一声で、神社前から引き返していった。

 

雨も降り出してきたし、どうみても人数がこの大きさのお神輿には少なすぎ!

 

勇気ある神社前からの撤退だったそうだ。

 

 

渡行の最初の頃は人が多いけど、終盤になるとなぜかしら人が少なくなる。

 

だから渡行の帰路は少ない人数でヘロヘロになって担いで行く。

 

ところが、その町内の神酒所近くまで戻ってくると、、、またどこから湧いたか担ぎ手が集まってきて賑やかになる。

 

どうも、間を抜いている輩が多いのだなーーー。

 

お祭りなんで、そんなことには文句を言う人がいないのがせめてものカナ。

 

 

これが熊野神社独特の千鳥担ぎ。

 

先棒に人は頭の後ろで担ぎます。

 

つまり首で担ぐのかな。

 

この写真のように手を回して先棒を持つこともあるが、かっこいいのは、両手はだらんと前にして手を打ったりリズムをつけるのがいい。

 

なんでも、先棒を担ぐ人がそっくりかえるのは、お神輿がよく見えるようにと考え出されたと言います。

 

前から見ると、確かにお神輿がよく見える。

 

もうひとつちどり担ぎは、足さばきが千鳥のように独特なんです。

 

何故ならば、熊野神社の御神体は八咫烏(ヤタガラス)だからです。

 

ヤタガラスは日本武尊が遠征した時に、道すがら行列を先導した由来から、神事に祭り上げられている。

 

ヤタガラスは足が3本あります。

 

 

十二社と熊野神社とヤタガラスはセットなんです。

 

 

広い通りを幅いっぱいに使って神輿渡行でした。

 

 

獅子舞が出ていて、千円札を差し出していると、獅子が来てお札をパクッとくわえます。そしてお礼に頭をカジカジしてお祓いしてもらいます。頭をカジカジしてもらうと無病息災だそうです。

 

 

連合渡行の最後に神社前でお祓いの儀式。

 

今年は神社神輿が出なかったので、これで終わりですが、町内睦が元気だったら神輿を担いで急坂を登って神社にお参りします。

 

7つの町内で神社まで行ったのは3つの町内だけ。

 

あとはヘトヘトになったのか、くるっと回って帰路に着いた。

 

屋台で混雑している参道を、しかも急坂を登るのは結構な体力が必要だろう。

 

各町内のお神輿が、神社にお参りしてもしなくてもいいとは、、、今年知りました。

 

見ていていたら、宮本睦の巨大な神輿には少ない担ぎ手だったので、心配になってじーと見ていたら「ここは、勇気ある撤退がいいだべー」と言ったか言わなかったか、、、町内のお偉いさんの判断でやめて引き返していった。

 

あの判断は正しかったと思うよーーー。

 

だって、参道は狭くて急坂なうえに雨まで降り出したから滑りやすい。

 

疲れ果てて担ぎ手が少なかったら、、、お神輿をつるっと落とすかもしれない。

 

そんなことになったら大恥ですよーーー。

 

お神輿は神様なんだからーーー。

 

 

神社の本殿前まで参拝した町内神輿。

 

神輿サイズの割に人数が多いもの!

 

 

境内は人いきれで混雑していて、これが楽しそうだった。

 

最近は女性の威勢のいいこと!

 

一眼デジで感度は6400ぐらい。

 

レンズは18ー105ズームで、オークションで手に入れましたが。不人気だったのか1万円だった。

 

便利で良く写るが、、、高価なレンズじゃないので、アラを探せば欠点はいっぱいあるのだろう。

 

そうだ、有名中古カメラ屋さんの◎◎カメラでは、同じレンズが3万円以上しました。

 

 

 

2018年9月 熊野神社大祭 八咫烏についても書いてあります

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/eac2a968769234ce6dfcf9d147462bbb


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