イタリアで350万部というベストセラーになった本です。
著者、ジョルジュ・ファレティさんはイタリアでは誰もが知っている著名なコメディアン。しかしコメディアンとしてだけじゃなく、シンガーソングライターでもあり、数々の歌詞を手がけている。
それだけでは、350万部の大ヒットを生むわけがなく、このミステリーが破格におもしろかったからです。
ストーリーは、治安のよさを誇るモンテカルロで起きた連続殺人事件。犠牲者はF1レーサー、大富豪など著名人。ラジオで殺人の予告をするという、異例な展開に。犯人を追うイタリア警部とFBI、アメリカ海軍の大佐らが争って犯人を追う。
大ヒットして世界22ヶ国で翻訳がすすんでいます。
実は、、、この本を日本語に翻訳したのがトリノに住む友人の女性。本格的な翻訳本はこれが初めてじゃないかな。それにしては良い原本に出会えたと思っています。描く世界が大きく、どんどんく引き込まれていきます。
ぜひ文春文庫の「僕は殺す、上下2巻」をお読みください。
ps:題名はちょっとべただなーと思うが。
JCBの機関誌「ゴールド8月号」に、この本の紹介が載っていました。
意外な結末をお読みください。