中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

脳のお手伝いなの。

2024-08-31 21:47:01 | Weblog
数年前に資格を取られた50代の療術師さん。
まだ、現役で働いておられるので、足揉みは、ご家族のみ。

「実家のご両親の足揉みは、いかがですか?」とお尋ねすると、
「母は、血液サラサラの薬を飲んでいるので、足を揉むと血流が良くなりすぎるのではないでしょうか」と。

このような質問は、他にも色々あります。
例えば、癌細胞。
足を揉むと、細胞が元気になるということですが、それなら、癌細胞も活性化してしまうのではないでしょうか。

手術後、血流を良くする足揉みは、手術痕からの出血がひどくなるのではないですか。

手術をした後、脳はどんなお仕事をしているでしょう。
メスで切られた部分に血小板を集めて、大急ぎで止血していることでしょう。
足揉みは、その脳のお仕事の邪魔をするようなことは無いと思います。
むしろ、脳が止血しようとしているのなら、それを助けるように働くでしょう。
私たちが足を揉んだら、脳に反射します。
反射した脳は、活性化して、普段より何倍も働けるかもしれません。

脳梗塞の発作後、2年たった男性が、右足の感覚麻痺があります、と来られました。
半年ほどで、回復しましたが、脳は発作を起こした直後から、お仕事していたはずです。
2年間、ずーっと感覚をもとに戻そうと、頑張っていたと思います。
それを、足揉みで脳を元気づけ、お仕事しやすくした。
結果、仕事がはかどって、元に戻りましたと。

癌細胞も、コピーミスではなく、低体温でも生き残れる細胞に変化させようとしているのだ、という説もあります。
体中が癌だらけになっても、命だけは助かるようにできているのかもしれません。
最後まで、見極める前に、なんらかの不具合で、結果を見届けることはできませんが。
実家の母も、癌が身体中に転移していましたが、癌細胞が骨に入って激烈な痛みが出るまで、気づきませんでした。

骨に入った癌細胞が痛みを出し始めて、初めて病院へ行ったら、鎖骨の中の大きな塊はリンパ転移した癌で、両肺は腺がんが星のように散らばっていました。
両肺が癌化していても、呼吸困難になることもなく、ただ骨に転移して痛みがでるまで、普通に生活しておりました。
母は、若い頃から低血圧の低体温でしたから、脳が身体の細胞を少しずつ癌化させていったのかもしれません、生き残れるように。

痛みさえ出なければ、骨の癌にも気付かなかったでしょう。
結局、背骨の放射線照射で喉を焼かれて、水も通らなくなって衰弱し、激烈な痛みを止めるためのモルヒネで、元々心臓が弱かったので、そのまま衰弱死しました。
自宅で亡くなるまで、ずーっと足を揉んでいたので、眠っているのかと思ったら息をしていなかった、という穏やかな死でした。

冒頭の男性のお母さまの場合、血液サラサラの薬を飲んでいても、足を揉んでも大丈夫でしょう。
今の高齢の皆様は、ほとんどと言ってもいいくらい、血圧の薬と一緒に、この血液サラサラを飲んでおられます。
私が揉んでいる方の中にも、いらっしゃいます。

私たちがやっている足揉みは、その効果が直接、臓器や細胞などに届くわけではありません。
最初に脳に反射して、脳が今一番身体に良いことをやってくれるのだ、と思っています。
脳溢血で、脳の血管からドンドン血があふれているのに、血流を良くしてもっと血を流す。
そんなアホはことを、脳がするわけない!
むしろ、血流量を落としているかもしれない(これは、分かりませんが)。

前にも書いた、直江院長の言葉。
認定講習の最終日に。

「これから、色々な方の足を揉んで感謝されるだろうけど、決して勘違いしては駄目だよ。
改善させているのは、足を揉んでいる相手の脳なんだからね!」

は~い!
私のお仕事では、ありません。
あなたの脳のお仕事です~。

ということで、どんな場合でも、相手の脳を信じて、足を揉んでくださいませ~。





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