中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

下町ロケット、カンドー!

2019-01-24 03:22:07 | Weblog
ブログの更新もご無沙汰でしたが、年末年始のテレビの録画も溜まりに溜まり。。。

やっと見られました、「下町ロケット」。
去年のドラマも楽しみにずーっと見ていたのですが、最終回が何か尻切れトンボで、気分悪かった。
それが、一気に吹っ飛ぶ、出来の良さ!

いや~、面白かったですね。
見てる方にしか分からない文章でごめん!です。

まず、殿村の爺ちゃんが、刈り取りを終えて去って行く無人コンバインに「ありがとう、ありがとう」と田んぼで土下座している姿。
カンドーしました。

農家さんにとって、手塩にかけて育てたコメは、補償金と引き換えにできるようなものではない。
うちも今年は、少~しだけ似たようなことがありました。
田んぼが2枚あるのですが、1枚目の刈り取りを終えて、2枚目の田んぼに行ってみると、なんと水が溜まって、とてもコンバインが入れるような状態ではない。

私が、入りかけると、ズブズブと泥の中にめり込んでしまう(重い軽いの問題でなく)。
一昨年、無理やり入れたコンバインのキャタピラが外れ、結局、農機具屋さんに大型コンバインを入れて刈ってもらったという悪夢がよぎりました(私は聞いただけ、息子の話)。

「これは、ダメだよ」と全員一致の、放棄。
手で刈り取るにも、多分無理だろうと、実った稲を見殺しにすることになりました。
そばを通る時も、切なくて、なんとかならんやろうかと思っていたとき、義兄の友人が天気が続いたら、刈り取ってくれると言ってくれました。

その友人も、毎年沢山作って、売っていたのですが、今年は体を壊して、ほとんど田んぼの世話ができなくて収量が激減。
お米を頼まれている人たちに売るコメがない。
もし、泥田の稲を刈れたら、分けてくれるやろかと義兄に頼んできたらしい。

「おー。全部持って帰ってくれ。金なんぞいらん。刈ってくれるだけで有難い。」
義兄も、自宅の裏の稲を毎日見るのが、苦しかったそうです。

ほとんど、お世話なぞしない我が家の稲でさえ、見殺しにするとなったとき、辛かった。
そのうちに立ち枯れて、それをトラクターで鋤込むのは、夫の仕事だったはずだから、気の弱い夫は、トラクターの上で倒れとったかもしれん。

30年ほど前、まだ若かった頃、台風で稲が倒れて、手刈りをしたことがあります。
倒れて水に浸かった籾から、すでに芽が出ていました。
それを手で引き上げて、刈り取ったことがあります。
若かったからでしょうか、今回のような感傷は何もありませんでした。
多分、しんど!って思ってた位でしょう。

だから、殿村の爺ちゃんが、台風の中、稲を刈り取ってくれた無人コンバインに、どんな思いで土下座をしていたか、有難かったか。
見ていて、本当にジーンときました。

台風の中、大型無人コンバインを積んだキャラバンがどんなに救いの神に思えたことでしょう。
あのアイデアは、すごいな~と思いました。
これからの農業のヒントやね。

クボタの無人トラクターがすでにテレビでコマーシャルされるようになったから、あの構想も近い未来やね。
それにしても、新潟の燕市の田んぼは素晴らしかった。
見渡す限りの田んぼ。
きれいに耕地整理されて、作業しやすいようになってる。
日本中にどれくらいあのような田んぼが確保できているのかな。

今回、我が家の田んぼが水浸しになった原因の一つに、周りがすべて田んぼでなくなった、ということがあるそうです。
西側は荒地。残り3方は、コンクリートの住宅地か用水路。
水の抜ける場所が無くなっている。
村の田んぼでも、周りが全部造成されて住宅が建ってしまい、水が溜まって稲作りができなくなったところがあります。
「あの田んぼ大好きなおっちゃんが、なんで田植えしてないんやろ?」って聞いたら、義兄がそう教えてくれました。

燕市のように、延々と田んぼだったら、入りすぎた水は隣の田んぼへと次々抜けていく。
畦は土だから、水を通す、コンクリートは通さない。

田んぼが無くなるということは、連鎖して色んなことに不都合が起きてくる。
大量の水を受け止めてくれていた田んぼがなくなった我が村では、大雨がふると村の中が洪水になるようになった。
洪水になって初めて、田んぼがあったメリットがわかったような次第。
水を溜めた田んぼを渡る風は天然のクーラーだったけど、今は、村全体が暑い。

燕市のような広大が農地がある村が、ずーっと生き続けていけるようにと思います。

それと、島ちゃんの技術力にもカンドーでしたね。誤差、200ミリで衝突回避。

誰のセリフだったか忘れましたが、
「空の上で、ヤタガラスが自分達を見ていてくれる」というのも。
TOYOTAが進める「モビリティ社会」にも、人工衛星は必須ですから。

さ~て、20年後、30年後、世界は全く変わっていますよね。
そんな先まで生きていられるかどうかなんて、消極的な人生じゃなくて、自分もいっちょかみしてみよか!って考えようかな~。

あっ、それでも消極的になりそうな御仁は、どうぞこれお読み。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会ったことないけど。

2019-01-24 03:00:54 | Weblog
足揉みに来られた方々とは、よくお話をし、仲良くもなりますが、その方々の後ろにいらっしゃるご家族、友人、知人の方のことも興味深く思う時があります。

足揉み歴8年位の50代女性。
多分、40代の初め頃にお会いして、いつの間に50代になられたのですか~というくらいお若く見えます。

そのお父様(ご自分のお父様とご主人、子供達のご家族)が、とてもお元気で、気になっていました。
昭和3年生まれですから、2年前に亡くなった父と同い年。

旧制中学から大学まで進まれてるので、どうやら脳はかなりの好奇心持ち。
未だに、車に乗ってゴルフに行ってます、というお元気さ。

「本も沢山読んでます。」
やっぱり、好奇心旺盛な爺ちゃんだね。

そのお父さん、85歳の時。
ご家族がスマホを持ち始めて、人差し指をすー、すーっとスマホの上を滑らしている動作がすごく気になったらしい。
「それ、何?」と聞いてから、
「自分も買いに行ってこよ」と一人でスマホを買って来られたそうな。

「それまでは、ガラケーを持っていたのですが、すぐスマホを買ってきました。
私も少し教えたのですが、かかってきた電話を自分で登録していますよ」

90歳がスマホを持って、車でゴルフに出かける。
真似しようね~、みんなで。

あまりにカクシャクとされているので、会社でも経営されているのかと思ったら、ご住職でした。
大学はお坊さんの学校で、龍谷大学。
もっとお若い住職に「龍谷大学って古いんですか?」とお聞きしたら、400年位です、だと。

今でも、檀家さんへお参りに行くなど、ちゃんとお仕事をされているそうです。
見習おうね~、みんなで。

一度、お会いしたいもんです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

低血糖ですね。

2019-01-24 02:45:37 | Weblog
「私の友人、80歳なんですけど、しんどい、しんどい言うて1ヶ月入院してたんです。
でも、しんどいのが治らないので、私の主治医の糖尿病の専門医を紹介したら、低血糖ですって。」

80歳の女性、糖尿病は食事制限をせなアカンと洗脳されたまま、今に至る。
いくつで糖尿病になられたのか分かりませんが、食事制限は50代まででしょ。

それ以上は、食事の量が減りますから、ほっといても低カロリーになってますわな。
以前、80代の女性を揉んでいたとき、
「私、糖尿病ですから、毎食120グラムのご飯、計ってますねん」とおっしゃるので、
「もう、ええでしょ。昔の半分も食べてないでしょう?」とお答えした。

しんどいの80歳女性は、3食のうち、1食だけご飯を食べておられたそうな。
あとは、おかずだけだったのかな?

「とにかく、しっかり食べてください。ご飯を減らしたらアカン!」
と先生に言われ、元気になったそうです。

低血糖もそうですが、低血圧も同じでしょう。
何年も、同じ降圧剤を年がら年中飲み続け、夏に低血圧になって階段から転げそうになった80代女性もおられます。

高齢者の血圧は、140から160で良いって書いてありました。やっぱり~。

前にも載せた、船瀬俊介さんの本です。



別の先生の本にも、
「これからは、病院嫌いの人が長生きするようになるでしょう」と書かれていました。

良かったね、父ちゃん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賢い足ですね~。

2019-01-24 02:13:27 | Weblog
「最近、ずーっと右手が痺れてるんです」と60代女性。
足揉み歴、4年ほど。

多発性硬化症で、夜も仰向けには眠れませんと言うほど。
毎晩、夫が痛い所を揉んでくれるんです、という仲良し御夫婦(吠える夫とは違~う)。

20代の頃は、失明しかかってステロイド80ミリという時もあったそうです。
結婚も難しくて、ましてや子供なんてとんでもないと言われながら、それを承知のご主人と出会い、一人息子さんもおられます。

手のしびれは、皆さん、脳血管障害かと疑われるのですが、もしそうなら手だけじゃなく足や唇も片側だけに痺れが出てきます。

手だけの場合は、首と頚椎。
足は腰からきていることが多いです。

と、見当をつけて、右足の頸部(首)を揉んだ時、「痛い!」と叫ばれた。
揉むというより、撫でたというくらいだったのですが。。。

痛いです~。そうですよね。こんなところ、今まで痛くなかったですもんね。

続いて、頚椎の反射区に来たら、これはもうブチブチして痛みも酷い。
「これが原因です。ばっちり!ほぐしましょう」
と、レギュラーを揉んで、重点反射区としてもんで、最後に揉んで、止めに揉む。

何だか、痺れが無くなってきたみたいです。およよ。。。即効性がありますね~。

施術が終わった時には、右手の痺れはすっかり取れていました。偉い!あなたの足!
念のため、毎日、こことここ、自分で揉んでいただけますか?
と、反射区をお教えする。

マジックで印をつけておきましょう。矢印もお願いします。

「今日は、足揉みに行ってきたよって主人に言うと、どこが痛かった?っていつも聞くんです。
だから、今日は、ここを揉んでもらいましょう」と。
夜、お二人でマジックの所を確認しながら、揉んでおられる姿が目に浮かびますね~。

私も、今は、左手の指先が少し痺れています。
昔、ムチウチをやって、左手全体が麻痺したことがあります。
夜中に痛みで目が覚めてしまい、さするのですが、全く感覚がありませんでした。
昼間は、そこまでの痺れがなかったのは、動いているから血流が良いということだったのですね。

夜、じっと寝てたら、完全に痺れて痛みで目覚める。
はまのっち先生に毎週揉みをお願いして、6週間で戻りました。

今でも、肩こり、首コリが過ぎると、左の指先がジンジンとしびれます。
久しぶりのブログ更新で、コリ過ぎかしらん?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「こんなもんでええか?!」

2019-01-24 01:53:08 | Weblog
今年70歳になる夫。

最近、お風呂上がりやお酒を飲みすぎた時など、ゼーゼー言うてる。

60代の知り合いが、バタバタお亡くなりになってる中、病気もせずに風邪すら引かず、元気に生きています。
それが、今日は、夕方「アカン!」と言いながら、窓を開けてるので、嘔吐でもするのかと思っていたら、深呼吸してたみたい。。。

晩ご飯の時も、呼吸が乱れ気味なので、
「ほれ、最近父ちゃん、こんな感じやねん」と言うと、
「まだ、タバコ吸うてるんやろ?苦しかったらやめるやろ」と息子。

「もうええんちゃう?困るんか?」と息子。
何が良くて、どう困るのかわからんけど、
「まあ、こんなもんでええか!」と妻。

それを、モーローとした中で聞いていたらしい夫。

「何が、こんなもんでええか、じゃ!死んでたまるか!」と、吠える。

「何も、死なんでもよろしいがな。
病院も嫌い、タバコもやめない、お酒も減らさない。
少しは、体のこと考えたらどうや?と言うとるの」

「俺が死んだら、年金が無くなるんやど!」と追い吠え。

死ぬ、死ぬって。どうやって死ぬんじゃ!その元気で。

「なんで、あんなに元気なんやろ?」
「そりゃ、なんのストレスもないもん」
母と息子の会話でも、死ぬ話は出てこんな~。

足揉みで通ってる病院には、鼻に酸素の管を付けたおっちゃんもよく見かけるんで。
あんさん、あんなことできるか?

よーせんやろな~。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シニア向けです。

2019-01-24 01:42:42 | Weblog


文字盤が大きくて、とっても見やすいでしょ?

80歳のご主人が78歳の奥様に、「お前のためにこんなの買ってきてやった」と言われたそうです。

足揉み中にピーピー鳴るので文字盤を見たら、メガネをかけずに見えました。

これからは、こんな商品が増えてくるんだろうね。

助かる、助かる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念!

2019-01-24 00:48:24 | Weblog
例の「病院も行かず、薬も飲まず百歳まで働くには」の実験体になってもらおうと思っていた山ちゃん、70代女性、足揉み歴6年。

「お薬、飲んでいらっしゃらないですよね?」
「いえ、血圧の薬、飲んでますよ」
「いつからー?!」

山ちゃんは、最初、右肩の痛みで来られました。
ぶつけた後の痛みがいつまでも治らず、自転車通勤してるのに、痛みで時々下りて、肩をさすらないとアカンと言うて。
有名な整形外科へも行ってみたけど、はかばかしくない。

月に一度だけだったけど、毎月揉んでるうちに痛みは和らいで、自転車の運転には困らなくなりました。
それに加えて、今まで胃の痛みで通っていた内科にも行かなくなり、時々飲んでいた胃カメラも、すっかりご無沙汰していました。

なので、今では何の治療薬もないだろうと思っていたのですが。。。

「あの蕁麻疹の次の日、念の為に行った病院で、即血圧の薬が出て、ずーっと飲んでます」と山ちゃん。

「あの蕁麻疹」と言うのは、3年まえのこと。
夜、9時頃に夕御飯を食べて3時間ほどたった夜中に突然、体中が真っ赤になるほどの湿疹が出ました。
顔から手足すべてに蕁麻疹が出て、そのうち喉が詰まったようになり、呼吸がしにくくなってきたそうです。

苦しい息で、消防署に夜間にやってる病院でも教えてもらおうと電話をかけると、「救急車だしましょうか」と言われたのですが、次男さんが救急救命士で消防署勤務なので、迷惑がかかってはいけないと思い、「しばらく様子を見ます」と断ってしまったそうです。

その後、ウンチが3回出ました、と。
下痢じゃなくて、普通のウンチだったそうです。

「3回目のウンチの後、凄かったですよ。手の先から、すーっと湿疹が一気に引いてきたんです。」
全部の湿疹が引いたのが、夜中の3時。
12時頃から出始めた蕁麻疹が、3時間程で、きれいに消えてしまったそうです。

次の日も午後から仕事だったので、取り敢えず病院へは行っておこうと、午前中に近所の初めての医院へ行って血圧を測ってもらったら、高かった。
そりゃ、夜中にエライ目にあってろくろく寝てないもんね。当たり前じゃろ~。
と思ったのに、即、血圧の薬が出たんだそうです。

「夜、蕁麻疹でよく眠れてないっておっしゃったんですよね?」
「言いました。」
「初めて行った医院?なんで、それまでの先生の所へ行かなかったのですか?」
「それまでの先生は、バイクで20分程かかるので、元気になったし近くでも良いかと思いました」

「初めてかかった先生で、前の夜まともに眠れてないってことも分かってたのに、血圧の薬が出たということですか」
「はい。それまでの先生は、これくらいやったら、薬を飲むほどでもないやろって言われてた位の数値でしたけどね」
「それやのに、3年間、ずーっと飲んではるの?」
「脳梗塞になって、子供達に迷惑かけられへんからね~」

血圧の薬を飲み続けてたら、脳血管障害にはならんのかな?

その先生「そんなひどいことになった時は、すぐに救急車で病院行かんと危ないで」と言われたそうな。
でも、初診の患者さんに、ずーっと降圧剤出し続けるほうが、危なくないかい?

という事で、元気一杯の山ちゃんは、実験体にはなってもらえませんでした。残念!







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とんどは神事でございます。

2019-01-24 00:14:24 | Weblog
あれよ、あれよと言う間に1月も下旬。

自宅の向かいの田んぼで、14日にとんど焼きがありました。



夫と一緒に見ておりましたら、勢いよく燃え上がり、オー!



昔、子供達が小学生の頃は、村の元気な爺ちゃん達も沢山いて、立派なとんどを作ってくれました。
子供達は中に入って、作ってある棚に登ったりして毎日遊んでおりました。

今は、棚があるような頑丈なものは作れないようですが、燃やす当日には村人さんたちがお正月飾りなんぞを持って集まってきます。

私も、何年か分の年賀状を持って田んぼに行きますと、何やら立札が。。

「とんどは神事です。粗大ゴミを入れないでください。次のようなものは。。。。」
と書いてある中に、「ランドセル」とありました。

びっくり!ランドセルをここで燃やす人がおったんかい!
村は、JRの駅ができ、高速道路で東西南北どっちにでも行けるようになり、私がお嫁に来た40年前(古い話じゃ)の3倍の人口になっています。
とんどが粗大ゴミを焼く場所だと思う人も引っ越してきたのかしらん。

とんどが立てられている田んぼは、春になると田植えをし稲を作っているんです。
ほんとは、使って欲しくないかも。。だけど、提供してくださってるんだよね。
プラスティックや、金属の物は入れてもらったら絶対に困る。
わかるはずだけどね~。

暗がりの中で、ふと足元を見ると、今から火の中に投じるのか、ぬいぐるみが数個入った袋が置かれていました。
はよ、入れんと燃え残りますよん。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする