ブログの更新もご無沙汰でしたが、年末年始のテレビの録画も溜まりに溜まり。。。
やっと見られました、「下町ロケット」。
去年のドラマも楽しみにずーっと見ていたのですが、最終回が何か尻切れトンボで、気分悪かった。
それが、一気に吹っ飛ぶ、出来の良さ!
いや~、面白かったですね。
見てる方にしか分からない文章でごめん!です。
まず、殿村の爺ちゃんが、刈り取りを終えて去って行く無人コンバインに「ありがとう、ありがとう」と田んぼで土下座している姿。
カンドーしました。
農家さんにとって、手塩にかけて育てたコメは、補償金と引き換えにできるようなものではない。
うちも今年は、少~しだけ似たようなことがありました。
田んぼが2枚あるのですが、1枚目の刈り取りを終えて、2枚目の田んぼに行ってみると、なんと水が溜まって、とてもコンバインが入れるような状態ではない。
私が、入りかけると、ズブズブと泥の中にめり込んでしまう(重い軽いの問題でなく)。
一昨年、無理やり入れたコンバインのキャタピラが外れ、結局、農機具屋さんに大型コンバインを入れて刈ってもらったという悪夢がよぎりました(私は聞いただけ、息子の話)。
「これは、ダメだよ」と全員一致の、放棄。
手で刈り取るにも、多分無理だろうと、実った稲を見殺しにすることになりました。
そばを通る時も、切なくて、なんとかならんやろうかと思っていたとき、義兄の友人が天気が続いたら、刈り取ってくれると言ってくれました。
その友人も、毎年沢山作って、売っていたのですが、今年は体を壊して、ほとんど田んぼの世話ができなくて収量が激減。
お米を頼まれている人たちに売るコメがない。
もし、泥田の稲を刈れたら、分けてくれるやろかと義兄に頼んできたらしい。
「おー。全部持って帰ってくれ。金なんぞいらん。刈ってくれるだけで有難い。」
義兄も、自宅の裏の稲を毎日見るのが、苦しかったそうです。
ほとんど、お世話なぞしない我が家の稲でさえ、見殺しにするとなったとき、辛かった。
そのうちに立ち枯れて、それをトラクターで鋤込むのは、夫の仕事だったはずだから、気の弱い夫は、トラクターの上で倒れとったかもしれん。
30年ほど前、まだ若かった頃、台風で稲が倒れて、手刈りをしたことがあります。
倒れて水に浸かった籾から、すでに芽が出ていました。
それを手で引き上げて、刈り取ったことがあります。
若かったからでしょうか、今回のような感傷は何もありませんでした。
多分、しんど!って思ってた位でしょう。
だから、殿村の爺ちゃんが、台風の中、稲を刈り取ってくれた無人コンバインに、どんな思いで土下座をしていたか、有難かったか。
見ていて、本当にジーンときました。
台風の中、大型無人コンバインを積んだキャラバンがどんなに救いの神に思えたことでしょう。
あのアイデアは、すごいな~と思いました。
これからの農業のヒントやね。
クボタの無人トラクターがすでにテレビでコマーシャルされるようになったから、あの構想も近い未来やね。
それにしても、新潟の燕市の田んぼは素晴らしかった。
見渡す限りの田んぼ。
きれいに耕地整理されて、作業しやすいようになってる。
日本中にどれくらいあのような田んぼが確保できているのかな。
今回、我が家の田んぼが水浸しになった原因の一つに、周りがすべて田んぼでなくなった、ということがあるそうです。
西側は荒地。残り3方は、コンクリートの住宅地か用水路。
水の抜ける場所が無くなっている。
村の田んぼでも、周りが全部造成されて住宅が建ってしまい、水が溜まって稲作りができなくなったところがあります。
「あの田んぼ大好きなおっちゃんが、なんで田植えしてないんやろ?」って聞いたら、義兄がそう教えてくれました。
燕市のように、延々と田んぼだったら、入りすぎた水は隣の田んぼへと次々抜けていく。
畦は土だから、水を通す、コンクリートは通さない。
田んぼが無くなるということは、連鎖して色んなことに不都合が起きてくる。
大量の水を受け止めてくれていた田んぼがなくなった我が村では、大雨がふると村の中が洪水になるようになった。
洪水になって初めて、田んぼがあったメリットがわかったような次第。
水を溜めた田んぼを渡る風は天然のクーラーだったけど、今は、村全体が暑い。
燕市のような広大が農地がある村が、ずーっと生き続けていけるようにと思います。
それと、島ちゃんの技術力にもカンドーでしたね。誤差、200ミリで衝突回避。
誰のセリフだったか忘れましたが、
「空の上で、ヤタガラスが自分達を見ていてくれる」というのも。
TOYOTAが進める「モビリティ社会」にも、人工衛星は必須ですから。
さ~て、20年後、30年後、世界は全く変わっていますよね。
そんな先まで生きていられるかどうかなんて、消極的な人生じゃなくて、自分もいっちょかみしてみよか!って考えようかな~。
あっ、それでも消極的になりそうな御仁は、どうぞこれお読み。
やっと見られました、「下町ロケット」。
去年のドラマも楽しみにずーっと見ていたのですが、最終回が何か尻切れトンボで、気分悪かった。
それが、一気に吹っ飛ぶ、出来の良さ!
いや~、面白かったですね。
見てる方にしか分からない文章でごめん!です。
まず、殿村の爺ちゃんが、刈り取りを終えて去って行く無人コンバインに「ありがとう、ありがとう」と田んぼで土下座している姿。
カンドーしました。
農家さんにとって、手塩にかけて育てたコメは、補償金と引き換えにできるようなものではない。
うちも今年は、少~しだけ似たようなことがありました。
田んぼが2枚あるのですが、1枚目の刈り取りを終えて、2枚目の田んぼに行ってみると、なんと水が溜まって、とてもコンバインが入れるような状態ではない。
私が、入りかけると、ズブズブと泥の中にめり込んでしまう(重い軽いの問題でなく)。
一昨年、無理やり入れたコンバインのキャタピラが外れ、結局、農機具屋さんに大型コンバインを入れて刈ってもらったという悪夢がよぎりました(私は聞いただけ、息子の話)。
「これは、ダメだよ」と全員一致の、放棄。
手で刈り取るにも、多分無理だろうと、実った稲を見殺しにすることになりました。
そばを通る時も、切なくて、なんとかならんやろうかと思っていたとき、義兄の友人が天気が続いたら、刈り取ってくれると言ってくれました。
その友人も、毎年沢山作って、売っていたのですが、今年は体を壊して、ほとんど田んぼの世話ができなくて収量が激減。
お米を頼まれている人たちに売るコメがない。
もし、泥田の稲を刈れたら、分けてくれるやろかと義兄に頼んできたらしい。
「おー。全部持って帰ってくれ。金なんぞいらん。刈ってくれるだけで有難い。」
義兄も、自宅の裏の稲を毎日見るのが、苦しかったそうです。
ほとんど、お世話なぞしない我が家の稲でさえ、見殺しにするとなったとき、辛かった。
そのうちに立ち枯れて、それをトラクターで鋤込むのは、夫の仕事だったはずだから、気の弱い夫は、トラクターの上で倒れとったかもしれん。
30年ほど前、まだ若かった頃、台風で稲が倒れて、手刈りをしたことがあります。
倒れて水に浸かった籾から、すでに芽が出ていました。
それを手で引き上げて、刈り取ったことがあります。
若かったからでしょうか、今回のような感傷は何もありませんでした。
多分、しんど!って思ってた位でしょう。
だから、殿村の爺ちゃんが、台風の中、稲を刈り取ってくれた無人コンバインに、どんな思いで土下座をしていたか、有難かったか。
見ていて、本当にジーンときました。
台風の中、大型無人コンバインを積んだキャラバンがどんなに救いの神に思えたことでしょう。
あのアイデアは、すごいな~と思いました。
これからの農業のヒントやね。
クボタの無人トラクターがすでにテレビでコマーシャルされるようになったから、あの構想も近い未来やね。
それにしても、新潟の燕市の田んぼは素晴らしかった。
見渡す限りの田んぼ。
きれいに耕地整理されて、作業しやすいようになってる。
日本中にどれくらいあのような田んぼが確保できているのかな。
今回、我が家の田んぼが水浸しになった原因の一つに、周りがすべて田んぼでなくなった、ということがあるそうです。
西側は荒地。残り3方は、コンクリートの住宅地か用水路。
水の抜ける場所が無くなっている。
村の田んぼでも、周りが全部造成されて住宅が建ってしまい、水が溜まって稲作りができなくなったところがあります。
「あの田んぼ大好きなおっちゃんが、なんで田植えしてないんやろ?」って聞いたら、義兄がそう教えてくれました。
燕市のように、延々と田んぼだったら、入りすぎた水は隣の田んぼへと次々抜けていく。
畦は土だから、水を通す、コンクリートは通さない。
田んぼが無くなるということは、連鎖して色んなことに不都合が起きてくる。
大量の水を受け止めてくれていた田んぼがなくなった我が村では、大雨がふると村の中が洪水になるようになった。
洪水になって初めて、田んぼがあったメリットがわかったような次第。
水を溜めた田んぼを渡る風は天然のクーラーだったけど、今は、村全体が暑い。
燕市のような広大が農地がある村が、ずーっと生き続けていけるようにと思います。
それと、島ちゃんの技術力にもカンドーでしたね。誤差、200ミリで衝突回避。
誰のセリフだったか忘れましたが、
「空の上で、ヤタガラスが自分達を見ていてくれる」というのも。
TOYOTAが進める「モビリティ社会」にも、人工衛星は必須ですから。
さ~て、20年後、30年後、世界は全く変わっていますよね。
そんな先まで生きていられるかどうかなんて、消極的な人生じゃなくて、自分もいっちょかみしてみよか!って考えようかな~。
あっ、それでも消極的になりそうな御仁は、どうぞこれお読み。