沼田公園!真田信之と小松姫が鎮座!
とんと、野生で(ここも植栽だけど・・)見かけなくなった「オミナエシ」を見に来た。
オミナエシ(女郎花)は、合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物。秋の七草の一つとして、日本では古くから親しまれている。別名は、敗醤(はいしょう・花の終わるころ腐った醤油のようなにおいがするからね)ともいう。
秋の七草・・・春は食べるから、身に染みて覚えているが、秋は忘却すること多し!
山上憶良が詠んだ以下の2首の歌がその由来とされている。すでに憶良の時代に愛でられているとすれば、史前帰化植物であろう。
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)
「朝貌の花」が何を指すかについては、朝顔、木槿(むくげ)、桔梗、昼顔など諸説あるが、桔梗とする説が最も有力である。雄花はススキだ。
萩・ススキ・くず・なでしこ・オミナエシ・フジバカマ・桔梗だ。開発や乱獲で野生ではススキ以外はとんと見かけなくなった。昔は、お山に行くと、フジバカマやオミナエシ、など道端で見かけたが、今は植栽されたものしか見られなくなったなぁ・・・
今頃関東で話題になる世界で唯一の2000キロ以上も渡る「アサギマダラ」などは、フジバカマが重要な蜜の供給植物となる。
盛りのオミナエシは綺麗だった。
ここは、もう少し近ければ、いいのになぁ・・・・
そして、はたまた、こんなところへ再訪!下野の国分寺や薬師寺(今は破壊されて遺構だけ?)に瓦を作り供給した、瓦を焼いたところの復元跡だ。奈良時代の話だね。思川沿いに、考古的遺跡が多くあるが、いにしえの昔から河川交通は重要なファクターだったのがわかる。
実は、ここの曼殊沙華(彼岸花)が結構綺麗で、見に来たのであった。
園児たちが記念写真など撮っていたぞ。
埼玉県日高市にある、有名な彼岸花スポット、500万本の曼珠沙華群生地・巾着田は2年連続悲しいことになっている。
あまりに花見客が集まるので、コロナ対策に、開花前に花芽を刈り取り、花が咲かないようにしているらしいのだ。
北関東も、あちらこちらに、彼岸花の群生地や群生の公園など多い。今、見ごろである。
最後に、日高の群生画像(ホームからもらったやつ)など・・・・
早く、みんなで行ける日がきますように。
20日の2m圏内接触者。
濃厚接触・女房・・・・・・・・1名。
会社(共同作業)・永・中・吉・3名。
会社(立ち話)・山・青・・・・2名。