館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ヤマトンチュウ南へ・F本観光で行く沖縄・その2。

2007-11-23 07:19:23 | 旅は続く
あんな、長い「沖縄日記」を読んで、また、2日目に立ち向かう貴方は、忍耐強い!



7時半起床(ホントは7時に朝飯と、皆で打ち合わせていたが、インターリュードでマナーモードにしたままの僕の携帯は、目覚ましにも、F本氏のモーニングコールにも役立たずだった)。朝飯を食べて、9時発の「高速船」に急いだ。
座間味島に向かう、村営の「クイーンザマミⅢ」は僕を待っていた。

押し寄せる沖縄に、ヤマトンチュの僕は「深い反省」を此処でしたのだ。



高速船はものすごい速さで、外洋の出て行った。



約50分(フェリーなら2時間?)でワリワリは上陸を果たしたのだ。



昔ながらの家は、沖縄だ。でも、島のほとんどの家は、この面影など無い、普通の家に変わっているのだ。



お世話になる、民宿に着いた。



挨拶・着替え・そして洗濯物を洗濯機にぶち込んで、僕らは「ビーチ」に繰り出したのだ。(モデルはF本と僕である)



ビーチにはベーベーが1人、海を眺めていた。



美しい・透明で、青のグラデーションが輝く海だ。
曇りなので、その鮮やかな「光」が届けられないのが、残念である。



シーズンが過ぎ、広大な「プライベート ビーチ」を僕らは手に入れたのだ。



近眼のめがねを外すのが、億劫で20年近く泳いでいない。
長女がまだ就学前、プールに連れて行って以来である。
水着・ネオプレン製の足袋・撥水上着・度付きゴーグル、すべて揃えた。
力が入っているのだ!(でも、ほとんどF本氏がネットで買ってくれたのだ~)

見よ!水を得た魚!(自慢じゃないが泳ぎはうまいのよ~)
が、海に浮く「死体」に見えなくも無い・・・・



小一時間泳いで、島ならではの「おにぎり」とビール・また泳いでなのだ。
僕とZE**氏は、島で旨い「やきそば」を食べる約束だったので、おにぎり1つだが、F本・Oちゃん両氏は、泳ぎに専念なので、お弁当を食べていた。



力を抜けば自然に浮く海。海に漂い、ピースサインの僕はかわゆい。



約2時間泳いで、昼ご飯、「レストラン・まるみや」に繰り出した。
沖縄そばで作った「やきそば」が旨い。もち、ビールも旨い!



セイイカ(巨大な赤イカ)のカルパッチョそして、ラフテーである。
大きなイカなのに、濃厚・しっとりの味と食感で、旨いカルパッチョである。
そして、ラフテー
今まで沖縄で食べたラフテーの中で一番の、ラフテーだ。



観光依存がかなり高いと思われるが、島の平地では「野菜」が作られている。
おばあが、畑を耕していた。隣には「パパイヤ」の木がある。写真には写ってないのね。

僕「パパイヤの木・大きくなりましたね(昨年に比べ50センチ以上大きくなっていた)」
おばあ「台風でさ、おおきな実が、みんな落ちちゃってさ~」など、会話した。



多分発芽して20日位の「青首だいこん」だった。間引いて、おいしそうな姿だ。
一箇所に、10ほどの種を蒔いたらしい・・そうすると9は間引いて食べるのだな。

午後の1時は回っていた。
お目当ての「座間味」の学習の時間が来た。

座間味はアメリカ軍が、最初に上陸した「沖縄」である。
本島上陸が1945年4月1日、その前週の3月26日に「慶良間諸島上陸」が始まった。

ここ座間味では戦死者358名(他の戦線従軍中など含む)そして、その内177名が「集団自決」である。
大江健三郎氏の「沖縄ノート」で「軍の命令」が裁判で争われている最中、「座間味島」を、その観点で、感じてみたかったのだ。

実際、村民でもある「守備隊長」が命令したか?など、解けるはずもないが、軍が国の思考中枢と権力を握り、その皇民化教育の中で「死して辱めを受けず」と、洗脳し続けた罪は重い。国が「自決」に追いやった、のだと思う。



まず、当時砲弾の雨降る中、村民の集合場所だった「忠魂碑」に行った。結局皆集合できず、「亜熱帯の森」に散在する各壕で、惨状が繰り返されることになったと言う。
碑までは、道らしいものは無い。学校の用務員さんに場所を聞き、原野に人1人が通れる草を刈った「あぜ道」のような緩やかな坂を登ってたどり着いた。



この「小中学校」の裏手の「高月山」が主戦場だ。



山を登ると、島の戦争の犠牲者の慰霊の碑「平和の塔」にたどり着く。
山の展望台までの舗装道路を、垂直に逸れ、急峻な斜面を登った場所にある。



また、舗装道路を登って、程なく、最大の「集団自決」現場・「産業組合の壕」の跡地に出る。
村の三役を含む57名の犠牲の地である。



頂上まで登ると「高月展望台」に出る。「阿護の浦」の絶景だ。
沖縄ブルーの広がる、美しい眺めである。



自転車を漕ぎながらなど、不可能な坂を登り・降り、宿に戻った。
やはり、頭も・体も疲れる。午前中の「泳ぎ」の疲れもあるね。
宿は屋上があり、リクライニングできる、ベンチもある。

泡盛を飲み、反芻の時間が、ゆるやかに流れた。




まったりの2時間か過ぎ、夕食の時間が来た。
美味しい・そして、泡盛は旨い。
この時期、島では週末「波止場」で「お祭り」が行われている。
今週で3度目らしい・・来週もあるらしい・・

島のアマチュアの演奏・フラダンス・そして最後は「カチャーシー」を皆で踊る。

まあ、F本・Oちゃんの為に或るような、サプライズ企画だ。

皆(宿の人も)繰り出した。
僕は、どうも「左足の親指に付け根」を傷めてしまった。
原因は不明だが、痛い。
そこで、1人、部屋で泡盛と決め込んだ。

植物図鑑を眺め・そこかしこで集めた「パンフ」を眺め、少しTVを見て、果てしなく泡盛だった。

10時過ぎ、外に出て、コーヒーを飲んでいたら「二人(ZE**氏は1時間前に帰って来て、睡眠に入っていた)が帰ってきた。



闇夜に二人ご帰還の図。

F「良かったよ!」「最高!」「僕ね、昨日の不完全燃焼を完全に解消したね(彼は、民謡酒場で踊れなかったのだ・初日、インターリュードの後、5軒目の同意をOちゃんから得られなかったのだ)」「今日・完全燃焼!」

と叫んでいた。

この後、僕は睡眠、彼らは屋上に「泡盛」を持って登った。

1時間は過ぎて、やっとウトウト始めた頃、やつらは部屋に戻り、F本氏は、そこでも「カチャーシー」を踊ったのだ。

寝かせてくれよ~~~~~

どこまでも、カデンツァは続くのだった・・・・・・・



昨年は「朝飯」を食べて、そとで暇してたら「村内放送で高速船の欠航」のお知らせが流れ、散々の体で、深夜にT市に戻った。

今年・・「1便は運行・2便目からは欠航」と流れた。
僕らの1便は出る。予定どうり出る、安堵感に包まれる。
が、すんなりはねぇ・・・



雨も降り出し、民宿の車で波止場に向かった。
10時間近、「クイーンザマミⅢ」が港に入ってきた。
やはり、2便からは欠航の海。大荒れだった。

乗り込んだ船は、外洋でもまれ続け、本島について「トイレ」に駆け込んだ。



出発まで2時間半・体を休め、買い物などして、飛行機に乗った。
もう、定刻にはT市に着くに違いない。

沖縄と、しばしの、お別れである。また、来るからね~



僕より先に、お土産は届いていた。

女房に、かなり「ストライク」と確信した「ご飯茶碗」(値ははった・散財だったが)を買った。
機嫌は、良かった・・・・・

やはり、みやげ、だな・・・・・・・・・・


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15 コメント

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この人誰? (F本)
2007-11-23 07:38:14
 
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F本さま (オ サム)
2007-11-23 07:42:17
このしと(人)ね、僕を沖縄」に連れてってくれる、観光屋さん。

そういえば、貴方もF本で、同じブログネームだね?

良い男だよ?
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似た人がいた。 (F本)
2007-11-23 07:46:42
 酔っ払ってしまって何も覚えていない事をいい事にあることないことをブツブツ・・・・ツブ○・・・・。
  
 座間味のHPにも似た人がいた。http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=MzxcPpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyosK7NOlWQY3jkekA9SVG9lFQs&logoFlg=Y

 帰りの『クイーンざまみ3』は3がろに見えたほど酷い揺れでした。港に着くのが後10分遅かったら確実にゲ○ってました。
返信する
あれま (オ サム)
2007-11-23 07:50:47
似たのがいたね~

あることないこと?

まだ、写真・・・・沢山あるで~
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お茶碗で (LE)
2007-11-23 08:56:57
機嫌良く迎え入れてくれるあなたの妻はえらいっ!

わたしは、その昔、仕事といってハワイへいって真っ黒になってかえってきて、奥方の機嫌をおもきっきり損ねさせた男を知っています。ちゃんとお土産買ってかえってあげればよかったのにね!

座間味、渡嘉敷、いずれも惨事が繰り広げられたところですよね。海の色が綺麗であればあるほど、そこで起きた惨事の悲惨さが伝わってくるわ。
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2日続けて (mamaさん)
2007-11-23 10:16:33
来た奇特な人間でーす。大波の高速艇!以前台風の為次からは欠航ですといわれて乗ったことがあるけど怖かったー!空中を飛んでるみたいだった!!後で聞いたら島の人間は絶対乗らないって!!そういえば乗ってるの観光客ばっかりでした。
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追伸 (mamaさん)
2007-11-23 11:31:54
竹脇無我似を探したけど見当たらないや、チェッ。
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オ寒さん (ダッフィー)
2007-11-23 16:35:55
>が、海に浮く「死体」に見えなくも無い・・・・
上手い表現、一人大笑いしました

今度沖縄へ行くときは、ちゃんと下調べしてから行かなくては・・良いガイドさんいらっしゃいますね・・・羨ましいナー
返信する
LEさん (オ サム)
2007-11-23 17:11:25
>その昔、仕事といってハワイへいって真っ黒になってかえってきて、奥方の機嫌をおもきっきり損ねさせた男を知っています。

笑える~~
いや、笑っちゃいけない。

だめだよな、奥様は、上手にじゃなくて、心から大事にせんと。

渡嘉敷も行きたいところですね。

どうよ?F本さま~
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mamaさん (オ サム)
2007-11-23 17:13:37
も、あの、恐ろしい体験したの~

途中、転覆か?って、心配になりました。


無我?

あの感じが、好み?
まあ、俺より、数倍「いいおとこ」とは認めるね。
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