あかんべ山コンサートを行ってきた公民館の講堂は、あかんべ山が終わるのを待つように、老朽化で使用禁止になって、数年前取り壊された。
なんとなく見るのが嫌で、近くには行かない。
先週、あかんべ山の打ち上げは必ずここであった「茶館万里」のお世話になった店主が亡くなった。
あかんべ山の痕跡が消えてゆくなぁ・・・
そんなことを思っていた日・・
女房のいない夜ご飯・・・「そうだ!香月の弁当にしよう!」と買いに行った。
いくつも種類がある中、あかんべ山の当日のスタッフ・出演者の昼飯はこの「磯弁」だった。
値段も50円ほど高くなって、炒り卵の量は減った気がするが、ちくわの存在感はそのままだった。
思いでの味がした。
もう、出演グループ10組などの大掛かりなコンサートを企画・運営する力は僕には無い。
死ぬまで、音楽はやるけどさ。