館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

北海道・道東・常呂川の洪水・・・すごかったんだねぇ・・。

2016-10-30 05:37:23 | 時事言いたい放題


北海道・・道東を何度も台風が襲って、洪水のニュースが全国に流れた。

道東は、あの3.11以降、僕の貴重な場所になった。

桃源郷だった、宮城蔵王は、放射能で侵され、渓流の魚は、いまだにかなりの数値である。

宮城蔵王の源流が、僕の釣りのすべてだった。もう、何十年通っただろうか?第二の故郷のようだった・・・・

まあ、俺が1人で食うなら、自己責任だが、やはり待ってる人もいれば、僕の燻製を楽しみにしている人もいる。

東電と政府、そこの利権に群がる原子力村の人たち、そして、原発を容認してきた(積極的に立地を望んできた)住民たちに、「俺の故郷を返せ!」と言いたい・・・

放射能を気にせず、源流で釣りたい・・と、北海道道東にと、思い切って通い始めて3年か?第三の故郷になって、洪水は他人ごとではなかった・・・

道東を選んだには、わずかに知っている沢(たくさん釣れた)があったこと、そして放射能の心配がないこと、海坊主の故郷で彼が居住していることが理由だった。



山から集まる水は、急峻な風景はなく、源流部でも、流れは緩やかで、雄大なのがここの川。

やがて、大きな流れは、これまたどこまでも広く、なだらかな土地をゆったり流れ、オホーツクに注いでいる。

本州で見るような、かさ上げされた、堤防を持つ川は見かけず、驚きだったが・・・

「あそこがあふれた」とニュースで聞いて、これはすごいことになるなぁ・・と、思ったさ。

その川の周辺は、どこまでも続く玉ねぎ・ピート・小麦などであった。

玉ねぎがまさに収穫寸前だったろう・・・・

じわじわとその後、本州の玉ねぎの値段が上がって・・・あの道東の玉ねぎ畑の光景が浮かんだだよ。


写真は、その道東の知り合い(海坊主ではなく、その友人で、僕も友人になった)が撮ったものを借用。

測量をやっている彼ならではの写真か?

あふれた水が、玉ねぎを押し流し、林の木の枝にぶら下がる姿は、凄みを感じた次第。


来年、また、僕が行くころには、それでもあの広大な「玉ねぎ畑」を見ることができるだろう・・・・

放射能が降り注いだわけではないからね。
コメント (2)
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