小さな菜園である。
そこに、年間30種を超える作物を作り続けて20年になるか?
忌地(いやち)が所々にで来て、ネギやナスやきぬさやなど、厳しくなってきた・・・
ネギは軟腐病っぽい・・・・ナスも半身萎ちょう病が入ってきたような・・・
連作障害は様々な原因があるらしいが、代表的なのは①同じ科のものばかり作ると、その植物の好む微小栄養素がやがて不足してくる。②特定病原菌やウイルスがたまる。③特定土壌害虫が集まりすぎる。などだ。
肥料として一般的に売られているのは、3大栄養素、窒素・燐酸・カリを供給するわけで、微小栄養素は補えない。
特定害虫避けに、「マリーゴールド」など、を、一緒に植える(コンパニオンプランツ)。などは毎年行って、にんじんや大根にはいい感じ。昨年からナスもやりはじめた。
微小栄養素対策に、少し高価だが、珪酸塩白土なども使っている。
もちろん同じ科を毎年植えないように、心がけている・・・しかし、ナス科(なす・ピーマン・唐辛子・トマト)アブラナ科(大根・きゃべつ・コナツナ・白菜)と、家庭菜園御用達の野菜たちは、同じ科だわさ・・・
色々調べ、病原菌・ウイルス対策に、太陽熱での殺菌を挑戦してみた。
黒マルチですべて覆って、殺菌!病原菌は退治できるかなと、期待度大!
そんなある日、専業百姓の後輩が販売用のきゅうりを持ってやってきた・・・
「これじゃ、皆死んじゃうじゃないですか・・・」
「コヌカ降って、湿気を保ちながら、透明マルチを張ったほうが良いですよ~」
「善玉菌が増えます。善玉菌の密度を増やせば、相対的に悪玉がへります・・・。」
「農協も推奨してます。」
と、のたもうた・・・・確かに一理ある。
ってわけで、両方を試すことにした。
広い畑・・・・欲しいなぁ・・・・
さて、我が連作障害・・・どうなることやら・・・楽しみだねぇ。