館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

2016梅雨明けの沖縄2日目・伊江島。

2016-06-30 05:11:39 | 旅は続く
いよいよ2日目だが・・・長いよ・・・この記事。




1日目で書いたが、このホテル、安くてサービスは良い。朝飯はバイキング・・しかも、無料!
だいたい、無料の朝飯バイキングは、まずいが、ここは、美味い。そして品揃えも実に良い。ゴーヤチャンプルを堪能。納豆もうれしい。



7時35分の65番線のバスで本部港・・・・今日はいよいよ「伊江島」なのだ。
昨年まで窓口で販売していた乗船券は自動販売になっていた。
およそ400人弱の定員のフェリーなので、身一つなら予約はいらないが、車で渡る場合は、事前の予約が大事!この日も、全ての便で車は予約で埋まっていた・・・




伊江島まで30分・・・乗船時には姿が見えない伊江島・・・中央にそびえる城山(タッチュー)が象徴的な島が近づいてくる。




米軍は中部沖縄・・読谷村に上陸、読谷と伊江島の飛行場を押さえ、南部に結集する日本軍を分断する作戦だった。
中部から北部には、守備隊程度のわずかな戦力しか配備せず、南部で「本土決戦」までの、捨て石・時間稼ぎが、大本営の魂胆だった。
だから、あっというまに中部から北部へ、ほとんど抵抗なく米軍は進行した。
その中にあって、伊江島の3500余の戦死は大きな人命であった。

戦後も米軍によって、生きてゆけないほどの「土地の強制収容」が行われ、立ち上がった村民の「島ぐるみ闘争」は、やがて、沖縄全土の「島ぐるみ闘争の大きなきっかけ」を作ることになったのだ。戦後すぐ、強制収容を辞めさせるべく、那覇に向かった島民の陳情の行列は「乞食の行列」と言われた。いまも、米軍基地返還の戦いは続いている。

中心人物・阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)さんからじゃないだろうか・・「命どう宝(ぬちどうたから)」という、尚王朝の王様が詠んだ琉歌の一節を、基地闘争で全国区にしたのはさ。



我が民宿に挨拶・荷物など置いて、貸バイクで島内を巡る旅だわさ。



この日は「慰霊の日」であった・・・島の慰霊の場所「芳魂の塔」を訪ねる。



手を合わす方々が、おられた・・・




晴れの沖縄は、空も海も、緑も化ける・特に離島の海は、ものすごく化ける!・・・輝くように美しい。伊江島は農業の島だ。広がるタバコの畑・電照菊・沖縄の島ラッキョウでは、伊江島産といえば、ブランド。そして、落花生はここが最高の産地だ。写真はタバコの畑。




整備された名勝にやってきた・・・



ひたすら、美しい・・・






広いガマは、信仰の場所だ。




な・・・ガマから、海、空を望む。




バイク飛ばしていたら、農家の庭先に「島ラッキョウ」が干してあった。そばにいたおじぃに「これ、干して出荷するの?」と聞く。
「これは種さ~」「8月から9月に植えるんさ~」と・・

「ちょっと写真とらして~」と言って写し始める。

おじぃは、らっきょうを選別し始め、良く太ったのを両手に抱えて・・「食べなさい!」と僕によこす。
食べ方のレクチャーつきでさ。うれしかったねぇ・・・ブランドらっきょう!(後日館林で食べたが、美味いのなんのってなぁ)

「ありがとう!美味いクースー買っていただきます」と言ったら、右手のひらをコップをつかむしぐさで「ビールが最高さ~~」とな。

今回最高の、出会いだったかな。もし、来年があったら、おじぃにビールを買って持って行くのだ!!



今回の「流星号」。




伊江ビーチ(こちらは有料)の手前に広がる、プライベートビーチを独り占め!30分ほどサンゴなど拾ってまったりする。




阿波根さんの「命どう宝の家」再訪。




すごい言葉だねぇ・・・



続いて無料の、こんなところにやってきた。







あまりに沢山の、色とりどりのハイビスカスがあるのにびっくり!
品種改良が今も続いているらしい・・・でもさ、やっぱり、昔ながらの赤いハイビスカスが好きだな・・・わし。



さて、帰路・・・何と!島に2軒もあるコンビニ・・・そこで、昼飯のおにぎり・ビール・泡盛・つまみなど購入し民宿。
屋上に特設の酒場を作り・・・一番の島の目的に突入!



海の見える日陰・・・島かぜが吹く抜けてゆく場所だ!!



氷は民宿の食堂にたっぷり!



本など読みながら、1本泡盛があくまで3時間の楽しい時間であった・・・
そういえば、この日も「現実に引き戻してあげる」と、みねさんから電話があったなぁ・・・



夕方、見事な日焼けに驚きつつ、酔い覚ましに散歩・・・コンビニで30万年ぶりくらいに、アイスを買った。



夕飯がここは美味しい。

とんかつ・魚1匹入った味噌汁・セイイカの刺身・ラッキョウ・ちょうせんさざえのつぼ焼き。


こうして、島の1日が終わったのだった・・・

眠かったが、日焼けした体が火照って、なかなか寝付けなかったぜ!!

コメント (4)
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