このような映画の自主上映が行われたので、行ってきた。
実行委員長の挨拶など・・・・
辺野古の戦いを追い、今の現状に迫る、ドキュメントだ。
キャンプシュワブのメインゲート前の座り込み・それを戦い続ける何人か中心的なおじいやおばぁの姿を追うなど、緊迫の現地の姿をよく表していると思う。
3月5日土曜日の新聞には「福岡高裁那覇支部」の出した「和解案」に突如として、安倍が和解に応じるとの見出しが躍った。
これを、安倍政権が県や辺野古の粘り強い戦いに躊躇し立ち止まったと、沖縄県や辺野古の戦いの1つの成果と、評価するのは危険だ。
1年間、当面工事は中断するだろう・・・
和解後、政府と県の話し合いが持たれるだろう・・・
すぐにマスコミのいくつかが「選挙対策」か?と論評・・参院選が終わるまでの、死んだふりであることは、その通りだろう。
だが、これが「核心」ではないと、僕は思う。
「和解案」にある一文さ!!!!!
「司法判断が下された場合国も県もその判断に従う」
高裁以降は、いままでずっと国寄りの判決が言い渡されてきた歴史がある。
これから、国地方係争処理委員会の審議が移されるだろう・・・どうでても、どちらかが不服となって、「提訴」になる。
そして、司法判断だ。この国では上級審ほど、国べったりの判決を出し続けている司法だ。
工事の中止・・・・強権的でない姿の演出
1年の沈黙・・・・選挙があるから、ネガティブさを見せたくない
やがて司法判断・・・・これなら勝てる!
これが、安倍の狙いだろう。上手なやり口だわな・・・
知事以下、大丈夫か?
歴代の知事達が、やがて国に折れつづけた歴史がある・・・・・ここら、心配である。
1年の猶予の中、新たな戦いの戦術はどうなるのだろう・・・・
知事達政治家を孤立させないこと、背中を押し続けること、ゆるぎない多数の世論が取り巻くことが、ますます重要だ。