おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

マイナス帳

2019-06-06 12:26:16 | Weblog

   毎日一つや二つは馬鹿なことをしでかすので、マイナス帳をつくって人間性を是正することにした。
 例えば又眼鏡をなくした。一年に三回も作る人ってある?って感じなので。
   一ヶ月に一度、美容と保養を兼ねて「ござらっせ」温泉へ行くことにしている。Nバスで二十分で着くと先ずは美容室へいく。髪を撫でられるとすぐ眠くなるくせのわたしが、一昨日はちっとも眠くならずに、二時間でそれは終わった。
 この街のNバスは四月から時刻表の変更があったから、よくよく気をつけていよう。先月は十分くらいのことで、行ってしまった跡で、喫茶店で週刊誌を読んで一時間も待ったのだった。
 今日は初めが早かったからと炭酸泉にゆくりつかって、電気風呂にも入りサウナはよして、露天で自然温泉につかった。立ちあがって出ようと大きな石に手放しで両足を乗せたとたんばしゃーと後ろへひっくりかえってしまった.今の今セットしたばかりの髪は濡れてぺしゃんこ。見かねた孫のような可愛い女性が手を携えてくれた。
 ドライヤーで乾かして服を着ながら時計を見ると、え!三時二十五分に乗るつもりが後五分しかない。慌てたわたしは急いで忘れ物がないか見回して番台に預けていたカートをそそくさともらうとバス停へ走ってセーフ。
 ところが行った後なのか待ち人が少ない。先日のように一時間も待つのは嫌だなーと改めて時計を見ると何んと一時間も早いではないか、あきれてしまった。近くに孫の家はあるけれど、こんな時間は留守だし腹を決めて待つことにした。ところが旅は路ずれ同年輩らしき人が私の横に腰掛けてきて、息子の悪口をしゃべりだした。聞き手になって笑っていると一時間はあっという間にすぎて助かった。
 今日はこの街にも陛下夫妻がこられたとあってカウンターで料金を払う時に小さい缶のビールをくばってくれていたので、出して飲んだ。やれやれこの程度の勘違いくらいなら良しとするか、マイナス度は何パーセントにしようか。
 七日は無限図の俳句の吟行で日本陶器(ノリタケチャイナ)へ現地集合十時である。家に帰って気分転換に熟れてきた枇杷を高枝バサミデ少し採った。

      俳句  令和の世上皇様と同い年 (季なし)

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 青 葉 若 葉 | トップ | 俳句の発表会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事