おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

くるりんバス

2023-10-07 07:31:14 | Weblog

日進市内巡回バス、いわゆる「くるりんバス」は、私の住む竹の山一丁目は走っていない。
高齢者になって、配布される無料パスは有り難い事であるが、岩崎線は、六百メートル先の「ブロンコビリー」の前にある「竹の山中」のバス停まで歩かなければならない。週一で、デイケアへ送り迎えの車で通う私が、杖をついてえっちらおっちら歩いて着くと、日中九便の内四便は黒い線が引いてあって、尚次のバス停まで行かないと乗れない。
 今迄何度も役所へ陳情したが「だから名鉄バス停を学院前に設置してあげたでしょう」と言われる。
こちらは二百メートル歩けば、「赤池、長久手」間に乗れるが有料であある。このバスは瀬戸大府街道を真ん中にして西方面を廻って岩崎で元に戻つて市役所方面を通る。乗車時間はどちらも三十分足らずである。
 西方面を廻って来たくるりんバスは折角乗ると高速道路の下まで進んで東のグリーンハイツへ廻って岩崎の辻迄出たかと思うと「御岳」や「小林」「岩崎橋」を,通り「藤島」へ廻ってその公会堂をすぎて、「本郷」からやっと始発の日進市役所へ着く。
 私は月に三回以上句会やエッセー教室へと、この近くの交流館やインド館まで出かける用事がある。
 タクシー会社にお金を供託してあるので、呼んだりもするが、五、六分で行ける距離なので、遠慮もする。昔のように走っているタクシーに手を上げて留めていた時が懐かしい。
 今のところ定年した娘が折戸藤塚から私の為に足をしてくれているが南と北の往復では、(スーパーへも)気の毒である。
 この間ホットカフエに顔を出した市の副議長の話では「来年は道の駅とシルバーカーの設置を考えています」との事であった。この集会場も今のような立派な福祉会館がなかった頃、古参者の我々が二万円ずつだし合って建てたところである。ここへも、二分間で着くが帰りは通らない。
 くるりんバスは反対車線を走らないので次のバスが来る迄、一時間以上待つことになる。
この先免許証を返納する人が増えると足に困る人が多くなるであろう。
 この4年間の時刻表には難儀をさせられた。
 
 
       俳句   ガラス戸の蛾に覗かれし隠し事




 
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