3日前、日本の大阪で、なでしこジャパンが中国と戦っていた同じ時、
マレーシアで世界卓球選手権の準決勝、日本対北朝鮮が行われていた。
その結果、日本チームが激戦を制し、決勝進出を決めた。
日本のメンバーは福原愛と石川佳純と15歳の伊藤美誠だ。
同じ時間帯だったので、TVではサッカーを見ていたわけだけど、
なでしこがあんな負け方をするのなら、卓球の方を見ればよかった…
…と、まあ、結果だけを見て、自分勝手な思いをめぐらせた次第です。
そして世界卓球は、男女とも準決勝を制した日本チームが、
昨日、ともに世界ランクでダントツ1位の中国と決勝を戦った。
ここでは、女子の方に焦点を当てます。
昨日の午後3時半過ぎから、女子の決勝戦が始まった。
中国は、世界ランク1位から3位の選手が登場する。
(これじゃ、勝てるわけありませんか?)
しかし、勝負は何が起こるかわからない。
サッカーでは、勝てるはずの中国に負けたのだから、
卓球では、勝てないはずの中国に勝つかも知れないよね。
ところが、最初に出てきたエース福原がいいところなく敗退。
次に出てきた石川佳純は、わが藤井寺から至近距離にある、
四天王寺羽曳野中学の時代から、大活躍していた。その頃、
藤井寺の駅前にはいつも石川選手の横断幕が貼られていた。
つまり地元の子なわけですよね。
その石川が、世界ランキング1位の選手から2ゲームを連取。
わぉっ~ 奇跡が起きるかも!
と、メチャ盛り上がったが、それも残念ながらそこまで。
石川は2対0から3連取されて逆転負けを喫してしまった。
15歳の伊藤も、あの丁寧をいったんはリードしたものの、
やはり力の差はどうにもならず、終ってみれば完敗。
日本は3対0のストレートで負けてしまった。
中国を破って世界一になるのは、まだまだ先のことか?
しかし銀メダルは確保したので、よく健闘したと思う。
このへんは、格下の中国に負けたなでしことは全然違う。
ところで、もしこの決勝戦で中国に勝っていたら、
日本女子卓球は、45年ぶりの金メダルに輝いていたところだった。
そうです。45年ぶり…だったのです。
そこで自分の話になるわけですが、
45年ぶり…といえば、僕たちも結婚して45年になります。
そして今日は、その45回目の結婚記念日なのです。
まだ学生だった22歳になったばかりの春。
結婚して、新婚旅行へ行き、帰ってから卒業式に出た。
そこで、事情を知らないゼミ仲間に「オレ結婚してん」
と言ったら、「あ、そう、それはよかったな~」と
頭から冗談だと思い込んだ反応しか返ってこなかった。
もし、昨日の卓球で日本女子が45年ぶりに優勝してくれたら、
今日の日に、これ以上のプレゼントはなかったのになぁ…
な~んて、最後は関係のない話ですみません。