義姉は旦那さんと2人で大阪・京橋に住んでいる。
ヒロユキとソルちゃんはそこに滞在し、
梅田や難波へ行ったり、奈良へ行って、
鹿と遊んだりしていたという。
ソルちゃんは、鹿にまつわりつかれるのが、
嬉しくもあり、少し怖くもあったようだ。
2人は今回も約20日間の「ロングバケーション」だったが、
来週の連休明けには、アルゼンチンに帰ってしまう。
そして、昨日の昼、僕と妻とモミィが、
1年ぶりにヒロユキたちと、京橋で会った。
義姉の旦那さんは、所要で来ることができなかった。
総勢6人で、京橋コムズガーデンにあるサイゼリアに入った。
ソルちゃんは、和食がまったくダメで、
このサイゼリアのピザやドリアが大好きだそうだ。
モミィも、スパゲティやピザが好きだし、
ここのお店は大きくて、広い席を与えてくれるので、
毎年、ここで昼食をとり、そのあとカラオケに行くのが恒例だ。
ヒロユキは46歳で、ソルちゃんは31歳である。
まだまだ若いソルちゃんは、モミィと抱き合い、
お互いにお土産を交換し合って、はしゃいでいた。
サイゼリアでモミィはソルちゃんにくっつき放し。
去年、僕は、このサイゼリアで生ビールを飲んだ後、
ワインのデカンタを2本飲んで酔ってしまったので、
今年は生ビールだけに抑えて、カラオケに行った。
ところで、アルゼンチンにカラオケはあるのか…?
…と、ヒロユキに聞くと、そういうのはないそうだ。
ちょっとした舞台で歌う場所はあるそうだけど…。
でも、ソルちゃんはカラオケが大好きで、家で、
PCの YouTube で一人カラオケをしているという。
だから日本で、僕たちとカラオケを歌うのが楽しみだそうだ。
ヒロユキや義姉や妻はカラオケを歌わない人なので、
歌ったのはソルちゃんと僕と、モミィの3人である。
中でも主にソルちゃんが沢山歌った。
せっかく「カラオケ大国」の日本に来たのだから、
思う存分歌えばいいんだよね。
全部スペイン語と英語で、僕らの知らない歌でしたけど。
僕はソルちゃんが好きな英語の歌で、
ビートルズの「レット・イット・ビー」を歌うと、
モミィは「レット・イット・ゴー」をソルちゃんとデュエットした。
そのほか、ソルちゃんはノリのいい歌が好きなので、
僕は氷川きよしの「きよしのズンドコ節」やシャ乱Qの「いいわけ」
沢田研二の「勝手にしやがれ」や井上陽水の「リバーサイドホテル」
などを歌ったり、モミィと2人で「踊るポンポコリン」を歌ったり。
あそうそう、ソルちゃんと「ベサメムーチョ」もデュエットしました。
あっという間に時間が経ち、おひらきとなりました。
JR京橋駅の改札口で、お別れです。
「また、来年ね~」と、手を振ってお別れ。
僕はちょっと気取ってソルちゃんに、
「アスタ・ルエゴ」と、スペイン語で「またね~」
つまり英語の「シー・ユー」に当たる言葉をかけて、
エスカレーターを上がり、電車のホームへ向かった。
「楽しかったねぇ」と、電車の中で、
モミィは大喜びしていました。
来年も、みんな元気で顔を合わせられますように…。
妻が撮ってくれた写真です。左端が義姉。
モミィの右がヒロユキ、左がソルちゃん。
一番右が、ほろ酔い気分の僕で~す。