この2回、アルゼンチンから来たヒロユキたちのことを書きました。
先日のヒロユキとの会話の中で…
アルゼンチンは南半球ですから、日本の冬はあちらの夏ですよね。
だから、お正月も夏だしクリスマスも夏…ということになります。
「サンタクロースは雪の中を来るんではなかったの?」
と、僕はヒロユキに尋ねた。クリスマスはどう考えても冬だもんね。
サンタクロースは赤い外套を着てトナカイのソリに乗って来るのだ。
しかし、アルゼンチンは真夏なので、一体どんなサンタが来るのか?
「そうですね。普通の姿のサンタもいますけど…」…とヒロユキ。
「裸でサーフィンに乗ってやってくるサンタもいますね」
ふむ。やっぱり、真夏ですなぁ。
あんな厚着では、汗まみれになるのでは…と思います。
サンタがサーフィンでやって来るのも、南半球ならではですね(笑)
まあ、そんなこぼれ話でしたが、
やはり、ヒロユキやソルちゃんに会うたびに、
2009年9月のアルゼンチン旅行を懐かしく思い出します。
大阪から成田へ行き、米テキサス州ダラス行きに乗って…
(アルゼンチンへの直行便はありません)
成田からダラスまでの所要時間は約12時間。
そのダラス空港での待ち時間が約4時間。
そこからブエノスアイレスまで約10時間。
大阪を出発してから、ほぼ30時間かかりました。
なにせ地球の裏側ですから、それくらいは仕方ないかも。
このたび、パソコンでまた当時の写真を眺め直しました。
南米だから、のんびりした街並み…と思っていましたが、
車の数も多く、運転もみんな少々荒かったような…。
ホテルの窓から見た街の様子。おしゃれで近代的な建物が並んでいます。
(ブエノスアイレスは“南米のパリ”とも呼ばれているそうです)
ソルちゃんと。ブエノスアイレスの街角にて。
アルゼンチンの英雄、マラドーナのそっくりさんがいた。
アルゼンチンはお肉の国でもあります。料理は豪快そのもの。
(ヒロユキが案内してくれたお肉の店。右は義姉です。
典型的なアルゼンチン肉料理。
牛、豚その他の動物の肉のいろいろな部位が焼かれて出てくる。
一片、一片が、とても大きい。
ソーセージも特大で、中に「血のソーセージ」というのもあった。
入っている器が深いので、実際は見た以上に沢山入っている。
ヒロユキがシェフとして働くレストランを訪れると、
店の人たちが総出で大歓迎してくれた。
アルゼンチンタンゴのショーを見に行った時。
店の人が撮ってくれました。右が妻で奥が義姉です。
アルゼンチンタンゴ・ショー。
ちょっぴりセクシーで、見ていて気持ちがウキウキします。
ブエノスアイレスから飛行機に乗り、ブラジルとの国境にある、
イグアスの滝を見に行きました。この日、ヒロユキたちは仕事。
行ったのは僕と妻と義姉の3人で、少し不安もあった旅でしたが、
圧倒的な滝の迫力に魅了されました。
(ここは“悪魔の喉笛”と呼ばれるイグアスのメインスポットです)
なお、滝の向こうの左側の陸地は、ブラジルです。
多くの見物客で賑わう“悪魔の喉笛”
イグアスの滝は、ビクトリアの滝、ナイアガラの滝と並んで、
世界三大瀑布のひとつとされています。
そういうわけで、この旅行から帰ってきたのが9月末。
そしてそれから1週間も経たないうちに、
7年後の2016年の夏季オリンピック開催都市が、
ブラジルのリオジャネイロに決定したと報じられた。
南米で初のオリンピック開催というビッグニュースだ。
初めて南米へ旅行して、帰国後すぐこのニュースが入り、
「そ~か。7年後には南米でオリンピックがあるのか…」
と、何か感慨深いものがあった。
その「7年後」が、もうあと4ヵ月余りとなった。
月日の経つのって、本当に早いですね。
ちなみにこの時、近くに住んでいたモミィは3歳だった。
毎日のようにわが家に遊びに来ていたモミィだったけれど、
大好きだった妻がいなかったので、寂しがっていたそうだ。
僕たちが帰宅すると、モミィは待ちかねて家にやってきて、
妻に抱きつこうと猛ダッシュし、敷居につまづきドスンと転んだ。
そんな光景も、今では懐かしく思い出されます。