僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

 まだ、だらだら日記

2008年08月20日 | 日常のいろいろなこと


某月某日(火)
昨夜は飲み会から帰って午後10時から女子サッカーのアメリカ戦を見た。勝てば決勝進出で、初めてのメダル確定、という大事な試合だったが、日本は先制点を入れながらアメリカに逆転を許し、終わってみたら4対2で、完敗だった。今朝、「朝ズバ」でそのことが取り上げられていたが、女子サッカーアテネ五輪代表だった大竹奈美さんがゲストに出ていて、
「アメリカには負けましたが、準決勝まで行き、世界の4強に入ったこと自体が素晴らしいことですよ。なにしろ、世界の4本の指に入ったのですから」
と言っていた。「4本の指に入る」という言い方があるのか…? 

オリンピックといえば、朝日新聞のテレビ欄の「キュー」という好きなコラムがある。島崎今日子さんというライターが書いておられる文章が、いつも痛快である。
そのコラムで北京五輪の開会式のことが書かれていた。

これでもか、これでもかという開会式の式典は長すぎた。中国の威信とチャン・イーオウらクリエーターの矜持(きょうじ)が優先されて、選手や観客のことなど二の次。誰のためのオリンピックか。何のためのオリンピックか。

同感です。こういう文章を読むと、気分がスカッとします。

大相撲の若ノ鵬が大麻所持で逮捕され、またも大相撲界が批判にさらされている。
日本相撲協会は、朝青龍以来、外国人力士を甘やかしすぎているのだ。取組前に、支度部屋に仲間を呼んでワイワイ騒ぐことは禁じられているにもかかわらず、朝青龍は公然とそれをやっている。誰も注意しない。巡業拒否のうえ母国でサッカーをしていたことがバレて「謹慎処分」になったときも「病気」と称してまた母国へ帰り、温泉で休養し日本へ戻ってきたら、もう「謹慎期間」は過ぎたとのことで朝青龍は自由の身になった。ああいうことをしているから、外国人力士は日本をなめてかかるのである。

北の湖理事長はなぜか朝青龍をかばい続ける。弱みでも握られているのであろう。
そういう影響を、他の外国人力士が受けないはずがない。若ノ鵬も、大麻の入手場所とされる六本木でよく遊んでいたという。六本木は外国人だらけの場所だから、そんなところで遊んでいると日本文化など身に着くはずがない。日本文化など関係ない、強けりゃいいのだ、という考え方を広げた張本人は朝青龍である。その不祥事の元凶である朝青龍が、若ノ鵬の逮捕について、TVのインタビューに応じて、
「やってはならないことですね」と、とりすました顔で話していた。
おまえが他人のことをえらそうに言えた義理か、と言いたくなる。

夕方、衝撃的なニュースが入る。
僕の自宅からそんな遠くない道路に軽飛行機が墜落したというニュースであった。わが家から、大和川という川をはさんだ対岸に、八尾飛行場がある。そこへ着陸しようとしたセスナ機が、降下中にエンジンが止まってしまい、道路に落ちた。機体は大破し、右の翼が根元からちぎれたが、たまたま道路には誰もいなかったようで、通行人などにけがはなく、搭乗の2人もけがをしたにとどまった。ひとつ間違っていたら大惨事になるところであったし、近所でこんなことが起きると、本当にぞ~っとする。新聞夕刊にも、このニュースがデカデカと1面に載っていた。

話は北京五輪に戻る。
中国で最大の英雄であった男子110mハードルの劉翔が、アキレス腱を痛めてレースをやめたことで中国国民は罵倒の嵐を浴びせているそうだ。「英雄気取りでいい気になりやがって」とか、「さんざん稼いで贅沢三昧に暮らしているから、練習もしていないんだろう」とか、「高いチケットを買って見にきたのに、這ってでも走れ」という感じだそうである。ついこの間まで、国民の誇りだったはずの選手を、こうも手のひらを返したように罵れるのかと思うと、恐ろしい。勝てば英雄、負ければ非国民…まったくそんな感じである。女子バドミントンで、日本のスエマエに敗れた世界ランク1位の中国ペアも、あの後、「恥さらしだ」と、ネットなどで人格攻撃までされたという。まあ、それほどの勝利至上主義のお国柄だから、逆に言うと、そこで鍛えられてあれだけの金メダルも取れるわけで、日本人選手と日本国民との間の関係とはまったく違う空気がある。日本国民は、大きな期待をかけていた選手が負けても、マスコミともども「よくやった」とねぎらう国である。日本人選手はそれだけ幸せだと思わなければならない。

夜、野球は中国を10対0のコールド勝ちで破り、湿っていた打線もつながった。
これで決勝トーナメント(4強)への出場が確定した。
今日行われる予選最終のアメリカ戦に勝って予選3位になると、決勝トーナメントで当たる最初の相手はキューバで、敗れて予選4位になると、相手は韓国だ。キューバより韓国のほうがやりやすそうだから、きょうはわざと負けておいて、4位で予選を通過したらどうかと思うのだが…

しかしまあ、そんなセコい策略を考えている自分に、かすかな嫌悪感を覚える。
いいかげんに、オリンピックにカンカンになるのはやめよう。
でもなぁ、やっぱり、野球は気になるし…。
準決勝は22日、決勝は23日である。
また、カンカンになるのだろうなぁ。あぁ~ぁ。

 

 

 

 


 

コメント (6)
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