羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

昨日の講演会

2011年10月18日 08時21分02秒 | Weblog
 10月17日(月)、午前中は御茶ノ水の大学で授業を一コマ終えて、その足で若松l河田町にある総務省統計局第二庁舎で、午後2時から講演会を行った。
 テーマは「体ほぐしは心ほぐし」で、参加者は80名強だった。局につとめる職員の方々が対象で年齢の幅は非常に厚かったことがよかった。
 そしてこちら側は最強助っ人が5名。大御所サジさん、野口先生を朝日カルチャーセンターに呼んだ二階さん、知人女性が初体験モデルとし、そして授業を履修している男子学生2名。

 大会議室だったこともあって、ゆったりとした椅子の配置を頼んであった。
「上体のぶらさげ」「椅子からの上体のぶらさげ」「呼吸法(片鼻呼吸、胸式呼吸、腹式呼吸)」等々、コトバにするとあっけないが、1時間半ほどかけて野口体操の真髄を一気に話し、体験していただくことができた。

 事前の予想に反して、ご参加の皆さんがよく動いてくださったし、嬉々として素晴らしい反応を返してくださった。
 Mac Book AirのKeyNoteでつくっていったプレゼン操作は学生が担当。私の何気ない合図でページ捲りをしてくれた。自分で言うのもなんですが、きっと格好よかった! 学生は初めてMacに触れることに嬉しさを隠さなかったし、始まる前には準備もしてくださったサジさん撮影のバリ島「棚田」につけた音楽をタイミングよく流して、雰囲気をつくり、すでにそこから流れが出来上がっていった。

 話を聴き、実演を見て、参加者も実体験ができるという、いままでにないステージを演出できたことが、たとえ参加者が椅子に腰をかけた条件でも、よい関係を生みつつ、結果として成功につながった。
 新・野口体操の道筋が見えたような気がしている。こうしたミッションは一人ではできない。
 伝える側と参加する側の共同作業で、一つの空間、一つの時間の共有という流れの中で、醸し出されつくりあげられるものだ、と思いました。

 皆様、おかげさまです。 
 ありがとうございました。
 
 
 
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2 コメント

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「椅子からの上体のぶらさげ」 (サジ)
2011-10-19 09:29:17
今日のブログに「椅子からの上体のぶらさげ」をアップしました。
http://spoonful.blog.so-net.ne.jp/2011-10-19
返信する
写真の件 (羽鳥)
2011-10-19 18:52:03
「椅子からの上体のぶらさげ」写真をアップしていただきありがとうございます。
総務省の二人の担当者の方々も、皆さんがやってくださったこと、喜んでおられました。
返信する

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