羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

働く人のメンタルヘルス・ミュージック

2011年09月23日 15時59分30秒 | Weblog
 昨日、久しぶりに銀座ヤマハに立ち寄ってみた。以前に比べて店内は暗い照明で、落ち着いている雰囲気が一階から漂っていた。
 なんとはなしに狭くなった感じがするが、気のせいだろうか。
 二階はCD・DVDコーナーだった。そこで一区画に癒し系のコーナーが置かれているのに気づいた。
「働く人のメンタルヘルス・ミュージック」と「屋久島」の二枚を求めた。
「屋久島」のCDは自然音のみ。DVDは屋久島の映像と音楽と自然音からなるものだった。

 で、開いて驚いた。もう一枚のものには、専門医の解説と使用上の注意がついているのだ。
《万一、気分がすぐれない場合や、気分が落ち込んでしまう場合がございましたら、一旦ご使用をお止めください。再度日を改め、体調がよろしい時にお聴きください》
 そこまで書かかなければならないのだわね。

 たしかにそのCDをかけながらこのブログを書いているのだけれど、眠くなりそうな感じがしている。
《車の運転中などの使用は眠くなる場合がありますので、お控えください》
 確かにおっしゃる通り。
 今なっている曲は、「Lura」という題で、ボサノバのリズムで、ピアノは島健さんだ。島さんのピアノは好きだ。それでも眠くなる。でも、眠れない時に聴くときっと眠気が飛んでいくのだろう、とあまのじゃくな自分を感じている。

 ほんとに音楽療法はむずかしい、と思う。好みによってさまざまな心模様が引き出されに違いない。
 香り、照明、音楽、入浴、その他、きっとそれぞれが工夫を凝らしているのだろう。提供する方がね!
 こうしたCDやDVDが店頭に並んでいるということは、必要とする人がいるってことなのだろう。
 考えるところあって仕入れてきた物だが、ちょっと使えない感じがする。
 あ~あ、残念だ。

 でも、まぁ、昨日、ライオンの古いタイル絵画をのぞきながら小雨降る銀座の街を歩いたが、たとえ雨が降ってもこの街は私を元気にしてくれる。新しくなったヤマハを訪ねて、一時、青春を取り戻すことができたような気がしている。こんな時間をもつことこそ、私にとってメンタルヘルス薬かもしれない。よい気分転換になりました!
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