羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

「解放」と「力を抜く」

2023年07月23日 16時03分08秒 | Weblog
「野口体操」の動きから受ける印象をやさしい言葉にしすると
  ゆらゆら 
   にょろにょろ 
      くねくね

力が抜けて動いている状態をあらわしている。
これだけでは野口体操を言い表しているとはいえない。

野口三千三が亡くなったあと、引き継いだ私はこんな言い方をしたこともある。
「丁度よく力が抜けたとき 丁度よく力が入っている」
今ひとつしっくりこない感じは否めなかったこともあり、最近はほとんど使わなくなっていることに気づいた。

ほぼ一年ぶりに、「野口ノート」を読んで抜書きした自分のノートを読み返している。


次の記述がささってきた。
自分の言葉で答えられるだろうか。

『解放とは力を抜くことではない。力が正しく使われるような状態のことだ。なぜ、方法論として力を抜くことを強調するのか。からだをして語らしめよ』
              野口三千三  1968年11月11日・11月2日
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