羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

レアな体験こそ命

2005年09月11日 11時49分56秒 | Weblog
 耳をそばだてて、商店街を歩きました。
 聞こえない? 
 翌日は、夕方。
 そのまた翌日は昼ごろ…と。
 
 あの有線放送が聞こえないのです。
「そういえば、最近は、鳴ってなかったかも」
  ウォークマンや 携帯電話の普及に伴って、音楽を流がすのは、とっくにやめてしまったのかもしれない
 
 行きつけの肉屋のおじさんに聞いてみました。
「そういえばそうね」
 なんとも心もない返事しかかえって来ませんでした。

 そこでハッとしました。
 何日か前に書き込んだ、音を自分で作りながら聴く話。
 生演奏を聴いたことがなかったら、自分で音はつくれないんだわ。
 実体験・まるごとのからだが受容する体験は、いかにも大事。

 それに関連して、こんなことがありました。
 先日、朝日カルチャーの野口体操講座に参加されたあるマスコミ人は
「本だけでは分からないから、DVDのアーカイブス野口体操を見て、ビックリしたのですが、今日、羽鳥先生の上体のぶら下げのときに、力がぬけた胴体を触らせていただいたら、またビックリです。
 触れた感触は、映像では無理です!!!!!」
 目をにして、全身は状態でした。

「レアな体験こそ命」。
 心に刻んでおきたい言葉を残して、教室をあとにされました。
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