羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

近況

2015年09月13日 10時19分36秒 | Weblog
 気づけば9月も中旬。
 月並みな言い方だが、光陰矢の如し。

 今しがた、明治大学シェイクスピア・プロジェクト(MSP)の公演パンフレットに寄せるコメントを、制作担当の方に添付ファイルしたところ。
 8月から始まって、9月10日に終わった野口体操ワークショップでの印象を、キャストの面々へのメッセージとして書いてみた。いや、書きたかったのだ。
 およそ3ヶ月半、みっちりシェイクスピア漬けになる学生たちには、秋学期が始まってからが七転八倒の苦しみの時?とまでは言い難いが、何が大変といって、授業を受けながらの時間配分の難しさとの戦いであろう。
 11月には、そんなことを微塵も感じさせない素敵な舞台をつくってくれるもの、と信じている。

 さて、私はといえば、ワークショップの間も、終わってからも、あれこれ本を読むことに、大半の時間を費やしてきた。
 そんな矢先、5日土曜日のこと。朝日カルチャーから帰宅すると郵便受けに、一通の手紙が入っていた。
 なんと岩波書店から執筆依頼だった。
 しばらく考えて、木曜日に「執筆します」に丸をつけて投函した。
『私の「戦後民主主義」』という岩波編集部編、来年1月刊行とのこと。
 7月に既刊された『私の「戦後70年談話」』の姉妹編と言ったところだろうか。
 この執筆に際して、信頼している野口体操の将来を託したいひとりの知人から教えられ推薦された本が、さらに増えた状況であります。

 今週の木曜日には、『スクエアわいど@アサヒ・アートスクエア』で、40分ほどだが、野口体操をお伝えすることになった。隅田川のほとりに金色のオブジェ“フラムドール”というそうだが、印象的な風景をつくりだしているところだ。
 それが終われば大学の秋学期授業も始まる。

 来し方を振り返ってこれから先の身の振り方に思いを馳せようか、と心づもりしていた夏は、このことに関してはどれほども成果を見ずに終わってしまう……。
 これから締め切りまで、短い文章を練ることで、何かが見えて来るかも知れないとかすかな望みをかけているここ数日。
 
 末筆だが、常総市水海道に住んでいる音大の後輩から、「母屋は15センチほどの床上浸水でしたが、ピアノの小屋は何とか無事でした」との知らせに、大洪水のなかでそのくらいですんでよかった!と安堵した。それでも何の力にもなれず。これ以上の大雨、強風、そして台風がこないことを祈るばかりである。
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