羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

野口体操・自主トレ楽し~胸滑り

2006年11月05日 07時33分21秒 | Weblog
野口体操動画シリーズ:サードステージ
レッスンの後に~教室点描-1-

いつのころからかレッスンが終わってから後練習をされる方が増えてきた。
この映像は、「胸スライド」の動き。
注目していただきたいのは、腰と胸の関係。胸は水平面内で、滑らかに左右方向スライドをしているが、腰はそこにそっといる状態で保たれている。
これは立っている丸ごとのからだが、余分に緊張せずに、楽に立つことができた状態の証。
左右に滑らせながらも、からだの中心軸(重さの方向)が、よく保たれている。
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6 コメント

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Unknown (アライヒデオ)
2006-11-05 12:08:08
画面で「胸スライド」しているアライです。パソコンで自分の動きを自宅で観られるなんてとても不思議な気分ですね!!トリオだとまた何ともいえない味わいが!

この「胸スライド」の動きに似たものが、エアロビやジャズダンスやストリートダンスにもあるようですが、野口体操の場合 「左右の足の裏への重さの乗せ替え、土台(この場合足の裏)から動きが始まり末端へ」という点、つまり外形より中身の感覚をまず大切にするのが特徴だと思います。野口体操をはじめたころ、力づくでもできるけれど、力づくでなく重さを滑らす感覚で楽にできた時、重さを主エネルギーにして動く感覚が育っていくきっかけになった、と記憶しています。

電車に乗ってつり革につかまっているとき、つい揺れに合わせてこの動きを練習している自分に気づくことが・・(笑)。周りのみなさんごめんなさい。
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Unknown (tomoko-msbc)
2006-11-05 20:39:32
動画撮影の際、ギャラリーの一人として見せていただきました。新たな動画シリーズ・サードステージでは教室の風景がちょっとだけ切抜きされたような、まさに自然体での面白いものに仕上がっていきそうですね。「胸滑り」は三人三様、それぞれにそれぞれのつながり、伝わりが心地よい映像ですね。一人をじっくり注目しながら繰り返しの映像を再生しました。教室とはまた違った見取り稽古ができますね。ますます楽しくなりそう・・・。
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Unknown (きたむら)
2006-11-06 16:37:26
アライさんのおっしゃる「重さの乗せ替え→スライド」へという感覚、最近わかるようになってきました。
きっかけは、ふと「足踏み」をしながらやってみたとき。すごく“はまった”感じだったのです。歩きながらやっても同様です。「首の左右スライド」も、足踏みをしながらするといい感じに思えます。
ときどき電車の中で練習していて、周りから奇異の目で見られていますが・・・(笑)

自分の動きを客観的に見るのは、面白いですね。
自分の中の感覚を頼りに動くのが本筋なのだろうとは思いますが、こうして姿を外側から見てみると、自分の感覚とのずれを感じます。
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アライさん、いい位置に立ってくださった (羽鳥操)
2006-11-10 08:16:01
三人そろって、素敵です。
現場で見ているよりも、こうしてブログ上の映像として見られるのも、いいですよね。
三人の立ち位置が、参考になります。
レッスンのときだと見逃してしまうことも、見えて来るよさもあることを知りました。
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tomo-mさん、おっしゃるとおり (羽鳥操)
2006-11-10 08:18:40
アライさんのコメントにもしましたが、ブログも見取り稽古になるという発見ですよね。
動画の画素が荒くても、イラストに近くていいということも言ってくださって、その気になっています。
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きたむらさん、その感覚大事ですね (羽鳥操)
2006-11-10 08:24:27
「感覚のズレ」感覚って、面白いですね。
野口三千三授業記録をビデオで撮って、いちばんよく見ておられたのが先生ご自身でした。
始めた当初から、亡くなる半年前まで、やく10年間に、動きに無駄がなくなっていらした。
たとえば「あんなにズボンをあげるしぐさをしていたなんて」と、おっしゃった最初の言葉が、今でも耳に残っています。それ以来、ビデオ撮りの時には、ズボンをあげるしぐさはぴたっとなくなって。
きたむらさんの話からはズレましたが、先生の動きがやはり動画によって変わっていらっしゃいました。
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