羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

偶然 必然 魔物 

2023年09月09日 05時33分03秒 | Weblog
スタニスラフスキー関連の本のページをめくっている。
ノートをとりながらひたすら我慢の日々。

そこから見えてくるものは、って必死になっていた。

人は、産んでくれる親を選べない。
人は、生まれてくる時代も国も選べない。

産まれてしまったら、必然と偶然が入れ替わり・立ち替わる経糸と横糸に、“魔物”という得体の知れない糸を絡めて織り続ける。

どこまでいっても織り上がらない。
織り続けながらも一生を生き通せれば幸せ。
そう言える人もいれば言えない人もいる。

スタニスラフスキーにとっての魔物は芸術
野口三千三にとっての魔物は体操

スタニスラフスキーは50代で政変を経験
野口三千三は30代で敗戦を経験
その年齢を比べることはあまり意味はない、と思う。

変化の後をどう生き延びたのか。
前と後の絡み合いはもっと複雑になっていく。
そして魔物の化け方が面白くなる。

存在は個(ユニーク)でありながら、そこからある種の普遍が見えてくる? こない?
今はまだ、わからない。

うつらうつら 
 夢見ながら 
  目覚めた
コメント
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