正月2日、イスラエルから電話をもらった。
今年8月に二週間の予定で、イスラエルの舞踏ダンサーで身体系のさまざまな学びをしている女性が、野口体操を学ぶために来日するという話が始まっていた。
今朝、概要が見えて、驚愕したところである。
なんと一日6時間、二週間継続してパーソナルレッスンを受けたいという話だった。
ある方に相談してみた。
「それはですね、舞踏のワークショップのやり方で、ある期間に人里離れた空間に缶詰状態にして、徹底的に集中レッスンを行うことを体験されていて、そのイメージで申し込まれているのではないでしょうか」
奨学金をもらって来るのだと言う。
そのためにどのくらいの費用が必要かを事前に知りたいという。
そういわれても、スタジオ代や助手代や、指導者への謝礼は拘束時間のみなのか、といった問題が浮上する。
どのように計算をするのだろう。
まともに考えたら、相当に高額になるのは必須であろう。それでいいのかな?
そもそも身体パフォーマンスを生業としている人は、はじめて野口体操を習ってもそこそこの動きができてしまう。
そこそこ動けてしまうと、常識的な意味での誤解と錯覚で「理解できたー!」と思われることも問題である。
野口体操には言葉の理解もあってこそ、本当の理解なのだから、そこをどのようにクリアするのか、ただし、そのことを真剣に問題にすると日本に数年以上に渡って住みながら学んでいただかないとならない。
難しい。
かといって最初から海外からのこのような申し出を排除してしまう、というのも世界を狭くすることになるわけ。
思案のしどころではあるけれど、発想を変えていかないと、たちどころにこの話は終わってしまうことになる。
理解とは何か。
学ぶとは何か。
からだでわかるとはどういうことなのか。
伝える立場から言うと、
理解してもらことは可能なのか。
学ぶためにこちらが出来ることは何か。
からだでわかってもらう手だてとはどうしたものか。
野口体操のスタンダードなど、つくることができるのか。
スパッと断りきれない何かがあるのは、なぜ?か。
世界制覇を狙っているわけではないけれど、閉じてしまうのも何かなー。
Oh my God!
正月早々、天を仰いでいる私である。
お力をお貸しください。
今年8月に二週間の予定で、イスラエルの舞踏ダンサーで身体系のさまざまな学びをしている女性が、野口体操を学ぶために来日するという話が始まっていた。
今朝、概要が見えて、驚愕したところである。
なんと一日6時間、二週間継続してパーソナルレッスンを受けたいという話だった。
ある方に相談してみた。
「それはですね、舞踏のワークショップのやり方で、ある期間に人里離れた空間に缶詰状態にして、徹底的に集中レッスンを行うことを体験されていて、そのイメージで申し込まれているのではないでしょうか」
奨学金をもらって来るのだと言う。
そのためにどのくらいの費用が必要かを事前に知りたいという。
そういわれても、スタジオ代や助手代や、指導者への謝礼は拘束時間のみなのか、といった問題が浮上する。
どのように計算をするのだろう。
まともに考えたら、相当に高額になるのは必須であろう。それでいいのかな?
そもそも身体パフォーマンスを生業としている人は、はじめて野口体操を習ってもそこそこの動きができてしまう。
そこそこ動けてしまうと、常識的な意味での誤解と錯覚で「理解できたー!」と思われることも問題である。
野口体操には言葉の理解もあってこそ、本当の理解なのだから、そこをどのようにクリアするのか、ただし、そのことを真剣に問題にすると日本に数年以上に渡って住みながら学んでいただかないとならない。
難しい。
かといって最初から海外からのこのような申し出を排除してしまう、というのも世界を狭くすることになるわけ。
思案のしどころではあるけれど、発想を変えていかないと、たちどころにこの話は終わってしまうことになる。
理解とは何か。
学ぶとは何か。
からだでわかるとはどういうことなのか。
伝える立場から言うと、
理解してもらことは可能なのか。
学ぶためにこちらが出来ることは何か。
からだでわかってもらう手だてとはどうしたものか。
野口体操のスタンダードなど、つくることができるのか。
スパッと断りきれない何かがあるのは、なぜ?か。
世界制覇を狙っているわけではないけれど、閉じてしまうのも何かなー。
Oh my God!
正月早々、天を仰いでいる私である。
お力をお貸しください。