東京のお盆は7月。
明日の夜は送り火を焚く。
手順を考えてお棚をつくり、お供物を備え、位牌を置いたのが日曜日のことだった。
早朝、花の水を取り替え、前の晩に冷蔵庫にしまった供物をとりだし、今年は素麺を茹でてお茶といっしょにお供えしている。
身支度を終えた母と一緒に手を合わせ、供えた素麺を階下におろし、朝餉のためのみそ汁にいれていただくことにした。
あたたかいみそ汁に素麺は、ことのほか美味であった。
二日目の今朝は、夏の味覚であるナスとミョウガの具に素麺のつるつる感が、お盆を一層に感じさせてくれた。 きっと三日目の明日も、素麺入りみそ汁にしたいと思っている。
具は何にしようか。あれこれ味を思い浮かべるのも楽しみである。
父が亡くなって今年は十三回忌である。半年後、はたして師走の法要に母が出席できるだろうか。
神のみぞ知る。
お任せでーす。
明日の夜は送り火を焚く。
手順を考えてお棚をつくり、お供物を備え、位牌を置いたのが日曜日のことだった。
早朝、花の水を取り替え、前の晩に冷蔵庫にしまった供物をとりだし、今年は素麺を茹でてお茶といっしょにお供えしている。
身支度を終えた母と一緒に手を合わせ、供えた素麺を階下におろし、朝餉のためのみそ汁にいれていただくことにした。
あたたかいみそ汁に素麺は、ことのほか美味であった。
二日目の今朝は、夏の味覚であるナスとミョウガの具に素麺のつるつる感が、お盆を一層に感じさせてくれた。 きっと三日目の明日も、素麺入りみそ汁にしたいと思っている。
具は何にしようか。あれこれ味を思い浮かべるのも楽しみである。
父が亡くなって今年は十三回忌である。半年後、はたして師走の法要に母が出席できるだろうか。
神のみぞ知る。
お任せでーす。