羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

お洒落なオマケ

2009年11月22日 09時10分34秒 | Weblog
 毎年、十一月末に、カレンダーをいただく。
 白川静さんがご存命中、そして亡くなったあとも二年くらいは、平凡社刊「漢字暦」だった。
 これは一年ごとにテーマが決められ、それに関連した甲骨文字群を配したシンプルかつ‘読ませる’カレンダーだ。
 来訪者の目に止まると、かならず「これは何ですか」と100%質問を受けていた。
 待ってました、とばかりに、いかにも自慢げに‘白川静さんのこと’‘甲骨文字のこと’その世界に導いてくださった‘野口三千三のこと’等々を、話すのが慣しとなっていた。

 白川さん没後は、それに換わって、日本でいちばんシンプルなカレンダーが贈られるようになっていた。
 今年も昨日の午前中に届けられた。
「いつものカレンダーです」
 連絡を受けていたので、そのつもりで梱包を解いた。
 
「カレンダーの上に、茶色の箱がある」
 その箱には、iPhoneの絵が描かれていた。
 そして絵のなかに《Smart Base for iPhone3G》という文字が記されている。
「何だろう」
 急く気持ちを抑えながら、蓋をあけ、中に入っている黒い製品を取り出した。
 iPhoneを卓上に置くためのベーススタンドだ。
 ぴったりと納まる形状だが、パソコン同様のカーブがついていて、片手で取り上げられるように指が入る空間がある。
 裏を返すと、ケーブルを接続したまま充電や同期が出来る上にぴったりと収まる溝が掘られているではありませんか!
「もしかして、計算機が使いやすいかも」
 そう気づいて、さっそく試してみた。
「ほー、優れものだ」
 実は、手にもったままだったり、机の上に平たくおいて使うのは、ちょっと不便さを感じていた。打ち損じが多くて、結局、使うことはなかった。
 ところがである。傾斜がついていて、材質がしっかりしているから、固定度が丁度よい。
 材質は‘エラストマーゴム’と表示されている。
 つまり、固定電話のように取り上げやすく、楽な打鍵が可能になるスタンドだった。

 シンプルビューティーなカレンダーに、洒落たオマケが嬉しかった。
 年が開けて確定申告の計算には、今まで使ってきて調子が悪い電卓に換えてiPhoneにしよう。

 ↓unite (製品に関する情報)
 www.unite-products.com
 
コメント
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