羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

雨のあと……雑感

2008年09月08日 13時33分21秒 | Weblog
 昨日は、朝日カルチャー・日曜日クラスのレッスンから帰宅した夕方に、雷と雨に打たれた。
 駅で時間をやり過ごせば濡れなかったかもしれないが、一気に家まで駆け抜けた。常に持ち歩いている折りたたみ傘が、小さいながらも全身ずぶぬれ状態から救ってくれたのは、せめても有難いこと。

 一夜あけて、今朝、5時を少しまわった町は、久しぶりに気持ちがよかった。
 次第に白み始め、お日様が昇ると、僅かな時間の経過のなかで一日の晴天を予感するのに十分な明るさになっていった。
 町のほこりは洗い流され、気温はほどほど、早起きで得られた快感は、久しぶりのような気がする。
 いい匂いが立ち込めている。

 朝食の後は、濡れたものを外に干す。
 まず、靴には昨晩のうちに新聞紙を入れてあったので、裏側を表にして玄関の横に立てかけて日陰干しにする。
 大きく広げて室内に干したズボンは、すでに乾いていたものの、裏返しにして日干しにする。
 びっしょり濡れたリュックはハンガーにかけて、すべてのファスナーを開けて、中まで直射日光をあてることにした。
 そうそう、傘も広げて、外気にあてる。

 干す仕事が終わってから、上から下まで窓という窓を開け放して、掃除にいそしんだ。
 きれいに片付いた部屋に座って、しばし瞑想。
 すがすがしい9月の風に身を晒す。
 
 そして、今は、気温がどんどん上がって残暑の最中。
 まだまだカビが出たり、食べ物が腐りやすい季節を感じさせる。
 しかし、暑い寒いも彼岸まで。
 体内に一年時計を秘めているとしか思えない‘彼岸花’を、今年も拝むことが出来るのだろう。
 形といい色といい、‘蓮の花’と同様に、仏様には相応しい花だ。
 特に鬼籍に入った方々への秋の供養にぴったりの風情だ。
 灯明が燃えさかるような花の象は、それぞれの思いを炎のなかに映し出してくれる。
 
 こうして季節は確実に巡ってくるの……。
 あぁ~あ~。。。。。。
コメント
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