電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

はじめての本を開くとき

2011年01月27日 06時03分45秒 | 読書
はじめての本を開くとき、少々ですが、緊張感があります。とくに、ハードカバーの本の場合は、装丁やページの開き具合などに、簡易な造本のものとは違った風格があります。

これが、古書店で見つけた箱入り上製本の場合、箱は少々日焼けしてビニルカバーは変質して引きつれていても、持ち主が手に取り開いた形跡がないこともあります。ページの間のしおりひもが真新しいままであったり、折込の新刊案内があったり、独特の風情があります。この新刊案内の女性は、もしかすると佐久間良子さん?芸能スポーツ情報はとんとうといもので(^o^;)>poripori



先日見つけた河出書房版世界文学全集II-5、ユゴー『レ・ミゼラブル』上巻は、四六判、上下2段組、664頁の立派なもので、奥付には昭和42年12月の刊行と書かれています。もちろん初版で、定価はなんと680円です!



現在の文庫本のいわゆる「新装版」と比較すると、文字のポイントはやや小さめで、眼に優しい大きさとは言えませんが、読めないサイズではありません。これで、しばらく楽しめそうです(^o^)/
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