電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

備忘録ノートを書くときに気づいたこと

2011年01月18日 06時05分27秒 | 手帳文具書斎
いつも携帯している備忘録ノートに記入するとき、ときどき漢字でどう書くんだったか、わからないときがあります。一昔前の年配の方々ならば、ワープロを使ったために字を忘れて困る、と嘆いたことでしょう。でも、私の場合は、いささか事情は異なるようで、もともとその漢字を書けなかったというケースが多いように思います(^o^;)>poripori

ふだん、パソコン等でかな漢字変換を便利に使っているものですから、読める漢字は変換できて当たり前、という感覚がしみついています。言ってみれば、かな漢字変換という機能がもたらす、仮想的な有能感です。ところが現実には、小中学生の書き取りを思い出すまでもなく、実際に自信を持って書ける漢字はそれほど多くなかったはず。

あれ、この字は、どう書くんだったかな?

と辞書を引いて書いていたのが実態でした。それを忘れて、あたかも「昔は書けた字が書けなくなった」と錯覚することが少なくないのでは、と思います。手書きで備忘録を記入する作業中には、出来事を記録するだけでなく、ときどき、ふと考えさせられることがあります。

脳みその老化防止に、実は手書きと計算が有効なのだそうですが、こんなふうに手書きで備忘録を書き、給油の際に電卓を使わず燃料消費率を計算すること等の心がけが、実際に有効であることを願いたいものです(^o^)/
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