電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

眼と画面解像度

2011年01月11日 06時05分02秒 | コンピュータ
その昔、コンピュータのディスプレイが14インチくらいあって、画面解像度が 320×200 とか 640×480 だとかだった頃には、文字が小さくて読めないという心配はまったくありませんでした。小型のコンピュータが登場して、ThinkPad 220 の 7 インチモノクロ液晶画面で 640×480 の解像度になったときにも、「うわー、文字が小さいな~」とは感じましたが、読めないということはありませんでした。



現在、PHS の PremiumBar の画面は、対角 6cm、四捨五入して 2.4インチ液晶で、320×240 の画面解像度を公称しています。ここで表示される文字サイズは、デフォルトの「小」ではとてもじゃないが読むのがつらい。文字サイズ「中」にして、ようやく安心できます。こういう小型の画面でフルブラウザというのは、すごいとは思いますが、私のような老眼世代には現実的ではありません。

「葦の髄から天を覗く」という言葉がありますが、小さな画面から従来型のインターネット利用をしようというのは、そんなイメージを持ってしまいます。制約の大きくなった視力で利用する将来のネット世界は、やっぱりネットブックとモバイル・ルータのような組み合わせのほうがありがたい。そもそも私の場合は、出張時のホテル泊を除き、外出時にネット利用するという局面がほとんどないというのが実態です。だから、それで間に合っているのかもしれませんが。
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