電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

自宅の有線LANに無線LANを増設する

2009年10月12日 06時16分54秒 | コンピュータ
せっかく導入した Linux ネットブックを生かしたいのと、子どもたちが帰省したときに、LAN 環境で自由にコンピュータを使えるように、自宅に無線LAN ルータを増設しました。これまでは有線LANオンリーで、「ヒモ付き」生活でしたが、今度はヒモなし生活だ、との目論見です。
量販店で、無線 LAN 用のルータを物色し、コレガの CG-WLR300N という親機を購入しました。6,576円也。外観を見ると、ひじょうにコンパクトです。
フレッツ光のルータを生かし、LAN ケーブルで無線 LAN ルータの WAN 側に接続します。ただし、両方のルータ機能を併用すると、同じネットワーク内で IP アドレスのバッティングが起こりますので、無線LAN のほうのルータ機能は、背面のディップスイッチで OFF にします。

ここで、Linux ネットブック Dell Inspiron Mini10v を起動、ネットワークマネージャでネットワーク名とPINコードを入力し、セキュリティ設定を WPA/WPA2 としましたが、無線LAN が検出されません。おかしいな、と思っていろいろ試しましたが、ダメ。先の日本語入力の不備(*)を思いだし、またかよ、おい!とおかんむりになりかけましたが、ふと思い出したのが、無線 LAN ルータ背面のディップスイッチが二つあったことです。虫眼鏡で(^o^) よく見ると、一つはルータを OFF にするので良いけれど、もう一つはマルチ AP という機能の On/Off のスイッチです。はて、これはオン・オフのどちらがよいのか。そこで、説明書きの「マルチ AP 機能」を読んでみました。フムフム、要するに、このディップスイッチを OFF にしてしまうと、WEP による簡易セキュリティとなり、受信側で高度な WPA/WPA2 でセキュリティ設定をしていると、無線ネットワークが認識できないのも当然というわけですな。な~るほど!



で、上段のディップスイッチを ON に戻したら、冗談のようにあっさりと無線 LAN が認識され、茶の間でネット接続が可能になりました。今のところ、たいへん具合がよろしいようです。



念のために、電波がどのくらい飛んでいるものか、Mini10v をかかえて受信状況を調べてみました。
ちなみに、受信状況は、◎:アンテナマーク4~3本、○:アンテナマーク2~1本 で表しています。

(1) 同一室内 ◎
(2) 二階室内 ○
(3) 一階室内 ○
(4) 隣接屋外 ◎
(5) 屋外道路 ○
(6) 窓越しに見える裏の畑 ○

なるほど、屋外道路だけでなく裏の畑でさえもネット接続できるということは、セキュリティ設定が甘ければ、情報が垂れ流しも同然になるわけですね。

(*):ネットブック用の外付けDVDドライブを発注後、問題は解決!
コメント (2)