電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

メーカー製に不備があり、オープンソースが円滑に動作するという現実

2009年10月03日 05時32分19秒 | コンピュータ
デスクトップPCでは、Ubuntu にしろ VineLinux にしろ、ほぼ満足できるレベルで、日常的に使えております。これは、製品の標準化が進み、よほど先進的なパーツでない限り、ドライバの問題は発生しにくくなっているためと思います。
これに対しノート型では、とくにコストダウンが厳しく要請されるネットブックの場合は、Linux の導入には様々なドライバの不備などが発生するようで、人柱となる広~い心は、いまひとつ持てませんでした。
そんなときに、デルが UbuntuLinux をプリインストールしたネットブックを発売するに及び、これならばドライバ等の問題は起こり得ないだろうと考え、注文したのでした。ところが、結果的には日本語入力が使えないため、自力で設定変更というはめになり、なんだかな~と複雑な心境です。

昔は、メーカー製のもののほうが信頼性が高く、手作りのものは今ひとつ信頼性が低い、という印象を持っておりました。ところが、現状はまるで逆です。メーカー製のほうに、日本向け商品としては本質的な不備があり、オープン版のほうが問題なく使えているというのです。偶然なのか、それとも、より多くの目で点検されるオープンソースの本質的な長所を表しているのか。たいへん興味深い事態です。

写真は、日本語再設定を済ませ、便利に使えるようになった(*)、Dell Inspiron Mini10v と Logitec のリードオンリー型の DVD ドライブ。同じ赤色で統一してみました。色合いはやや異なり、Dell のチェリーレッドのほうが、中年オジン向きの、落ち着いたいい色に感じられます。

(*):ネットブック用の外付けDVDドライブを発注後、問題は解決!
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