電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

私の好きな「第5番」

2009年10月10日 05時23分28秒 | クラシック音楽
クラシック音楽のオールジャンルから作曲家1人につき1曲ずつ、好きな曲を合計10曲を選ぶという試み、『私の好きな「第5番」』です。この番号以降は、シューマンとブラームスの曲が出にくいので、ちょいと寂しいのですが、それでもそうそうたる顔ぶれです。

J.S.バッハ ブランデンブルグ協奏曲第5番
モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
ドヴォルザーク 交響曲第5番
チャイコフスキー 交響曲第5番
ブルックナー 交響曲第5番
マーラー 交響曲第5番
プロコフィエフ 交響曲第5番
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番
マルティヌー 交響曲第5番

【次点】
シューベルト 交響曲第5番
シベリウス 交響曲第5番
オネゲル 交響曲第5番

バッハのブランデンブルグ協奏曲は、およそ40年前の高校生のころ、ジャック・ルーシェ・トリオとオーケストラの共演を収録した録音で、初めて知ったものでした。活力に富む演奏でこの曲が大好きになり、カール・シューリヒト指揮するコンサートホール盤で、全曲を聴くようになった、そのきっかけになった曲です。
モーツァルトは、もうこれ以外にないという選択でしたが、ベートーヴェンで迷いました。ピアノ協奏曲第5番「皇帝」やチェロソナタ第5番もあり、最終的には、一番聴く回数の多い「スプリング・ソナタ」に決定。別に季節が春でなくても、ほっとしたいときに、年中聴いております。もちろん、「運命」交響曲も名曲であることに異論はないものの、第1楽章を脳内演奏ですっとばし、もっぱら第2楽章から聴き始めるというていたらくですので、候補からは外しました(^o^;)>poripori
あとはずらりと交響曲が並びますが、ベートーヴェン以降、交響曲第5番というと、力の入った曲が並ぶようで、なんだか壮観です。ドヴォルザークとシューベルトとオネゲルの3曲から1曲を選ばなければと考えて、ずいぶん悩みました。ここは、エエイッと清水の舞台から飛び降りる気持ちで(^o^)/
チャイコフスキーの長大なホルン・ソロやブルックナーの推進力、あるいはマーラーの耽美的な魅力、マルティヌーの独特の響きと息の長いクレッシェンドなど、どれも素晴らしい音楽ばかりですが、この中で特に、といえば、私はやはりプロコフィエフの交響曲第5番がお気に入りです。
バルトークの弦楽四重奏曲やヴォーン・ウィリアムズの交響曲など、そのほかにもたくさんの名曲があるのでしょうが、残念ながらあまりじっくりと聴いたことがありません。今後の楽しみといたします。

(*):「私の好きな第○番」の過去記事 ~ 第1番第2番第3番第4番
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