今年も訪ねた花の通り抜け、ちょっと時期を逸した感じでしたが…
花曇りを通り越して、少し厚い雲が空を覆う生憎のお天気でしたが、それでも…
少し緑がかった所がなんとも云えぬ雰囲気を醸すのだが…
花籠の様に見える一枝、花達にも結構“お・も・て・な・し”の心があります。
これは“御衣黄”と言い緑の花びらを持つ、最近とみに有名になってきた。
今年の花に選ばれた“紅普賢象(こうふけんしょう)”と言う品種。
さすがに周囲の花を圧倒するオーラを放っていた。
「花曇り 匂うが如き 通り抜け」 駄作・贋作・それ以前、詠み人しらず…
笠井文雄より