過日、きのこの魅力について書いてみましたが、
今日は、きのこの栄養、健康効果が期待できることを、
書き記してみたいと思います。
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▽ しいたけ=身近な健康食材
抗菌、抗ウイルス作用、免疫細胞の活性化作用などもあるとされ、
抗がん剤として、認可されているレンチナンという成分が、含まれています。
不足すると皮膚炎や貧血のなるといわれるビタミンB6も豊富です。
▽ きくらげ=コリコリの中に食物繊維
きのこ類の中でも特に食物繊維が豊富。また、コレステロールを下げると
される成分も含まれていて、鉄分やカルシウムも多く、漢方ではリウマチ性
の疼痛や産後の衰弱などの治療に、用いられています。
▽ まいたけ=抗癌作用に注目
まいたけに含まれるMDフランクションという成分に、がん細胞効果の
報告があり、また、血圧降下作用、血統抑制作用の研究報告もあります。
ビタミンB類とナイアシンの相乗効果で、肌荒れや口内炎の予防にも役立ちます。
▽ しめじ=うまみも、栄養素も豊富
お店に出回っているしめじの種類は、「ぶなしめじ」。
がん予防や動脈硬化予防、口内炎・疲れ目予防に役立つといわれる
栄養素、βグルカンやテルペン、ビタミンB2などが含まれています。
▽ なめこ=ぬめりが血管をきれいに
独特のぬめりは、ペクチンという、水溶性の食物繊維。
ペクチンには血糖値の上昇をおだやかにする、腸内のコレステロールを
吸収するなどの働きがあり、動脈硬化の予防に役立ちます。
▽ えのきたけ=食べ物とお酒の代謝をサポート
ビタミンB1やナイアシン、食物繊維が豊富。
ナイアシンは、脂質や糖質、たんぱく質、アルコールの代謝に必要な
栄養素、水に溶けやすいので、煮物や汁物で摂取するとよいでしょう。
▽ まつたけ=いい香りは体にも効果
秋の味覚の代表格ともいえるまつたけ。食欲をそそる香りには、
消化酵素の分泌を促す作用が、あるとされています。
ビタミンB1やナイアシンも多く含まれ、代謝を助けます。
▽ エリンギ=腸と肝臓に役立つ
食物繊維が腸内の脂肪をからめとり、肝臓での脂肪吸着を抑制すると
いわれています。肝障害の予防や、ダイエットに。加熱しても栄養素が
失われにくいという特徴もあります。
*** 薬局の情報誌より ***
きのこの種類によって、栄養素も効果もさまざまですが、きのこの美味しい
季節ですので、きのこの魅力を見直して、食生活に取り入れてみたいものです。
ガーデニング用シクラメン、鉢に植えてみました。
白内障の手術から一週間過ぎましたが、症状も落ち着いてきましたので、
今日から、また、お付き合いの程、よろしくお願いいたします。