プロバイオティクスという言葉を、耳にしたことはありますか。
世界保健機関(WHO)などが、定めたところでは、
「ほどよく食べて、体に役立つ生きた菌」のことです。
腸内環境の大切さが、再確認される中、注目されています。
腸内の善玉菌を増やす援軍なのです。
「病気の解明と健康を保つカギは、腸内環境にあり」と言われる。
プロバイオティクスは、体に感染した細菌をやっつける
抗生物質(アンチバイオティクス)に対比する意味で、できた言葉です。
腸内では、常にある善玉菌と悪玉菌がいすとりゲームをしている状態。
善玉菌がたくさんのいすを占領して、努力を増せるよう
送り込む援軍が、プロバイオティクスです。
ほどよい量を食べたり、飲んだりすれば、自前の善玉菌が活性化され、
免疫力が高まるなどして、体の調子を整えてくれる、という仕組みです。
プロバイオティクスを含む主な食品は、
ヨーグルトや乳酸飲料といった乳製品、キムチをはじめとした漬物など、
なじみの深い発酵食品が主流です。
ただ、プロバイオティクスは、あくまでも「援軍」。
腸内には自前の乳酸菌やビフィズス菌があり、外から来たものは、
どうもすみつきにくいらしい。役目を終えると便とともに排出される。
このため、プロバイオティクスの、持続的な効果を期待するなら、
無理のないよう、毎日続けてとることが大切です。
特に、年を重ねると、自前の善玉菌が減るため、
援軍の力を借りて、増やす努力をするといいという。
自前の善玉菌を増やす「援助食糧」になる、食品も分かってきた。
こちらは、「プレバイオティクス」と呼ばれる。
代表的なのはオリゴ糖。
アスパラガス、ゴボウ、バナナ、麦のほか、
中南米産の根菜ヤーコンなどに多い。
*** 朝日新聞・元気のひけつより抜粋にて ***
ヨーグルトは、毎日続けてとるのがよいと、聞いていましたが、
このような意味が、あったわけです。
体のためにも、毎日少しずつとることを、続ける大切さを・・・・・
忘れずに、続けたいものです。
庭のボケの花が、まだ小さな木ですが、咲いていました・・・・・